シェーファー アヴィ幸樹(シーホース三河)がここから新たに描く成長曲線 「自分がいなかった時よりいい成績を残して、優勝する」
「驚異の成長曲線」が止まった。
2023年3月26日の大阪エヴェッサ戦、第1クォーターの開始1分33 秒のことだった。シェーファー アヴィ幸樹はファストブレイクからダンクを狙った場面で着地時に右ひざを負傷。顔を歪めて担架でコートを去る姿を、その場にいたすべての人、いや、日本中のバスケファンが祈りながら見送った。
あれから約10カ月。所属するシーホース三河はヘッドコーチが変わり、日本代表はワールドカップで悲願の1勝どころか3勝を挙げて、パリオリンピックの出場権を獲得した。
その間、コートに立てなかったシェーファーの成長曲線は止まっていたかに見えたが、我々からは見えないところで静かにその線を伸ばしていた。
日本を代表するビッグマンは、人生初の大ケガという経験を糧に、この先どのような姿を見せてくれるのか。後編では、シーズン後半戦への意気込み、そしてその先にあるパリオリンピックへの思いを聞いた。
(インタビューは1月9日に収録)
【前編】「怪我をしてよかった」と繰り返したシェーファー アヴィ幸樹(シーホース三河)。コートにいない10カ月間で静かに描いた成長曲線
Contents
・12勝2敗も、まだピークには達していない。もっともっとよくなる
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