佐古賢一SP(シーホース三河)に聞く“愛知ダービー”の見どころ
1月20日(土)、21日(日)に岡崎中央総合公園総合体育館で行われる、シーホース三河 vs 名古屋ダイヤモンドドルフィンズの“愛知ダービー”。三河の佐古賢一シニアプロデューサーに試合の見どころを聞きました。
Q :19勝9敗の中地区2位で前半戦を終えました。どのように総括されますか。
チームの体制が変わって最初のシーズンということもあり、序盤は1勝1敗の試合が多かったのですが、年末にかけて8連勝を達成し、ようやく安定してきたと感じています。
シーズンの初めはチームが苦しい時にパニックになって機能麻痺を起こしてしまう。無理にシュートを狙いにいって、そこから走られて、点差をつけられてしまうことがありました。12月以降はそういう「雑さ」が減ってきて、我慢強く自分たちのバスケットをやりきれるようになってきた。ようやくチームになり始めていると思います。
Q :“愛知ダービー”のポイントを教えてください。
愛知県の4チーム全てがチャンピオンシップを狙える位置にいますし、その中でもドルフィンズさんはここ数年チャンピオンシップに出続けている、優勝を狙えるチームの一つだと思います。我々としては胸を借りるつもりで挑みたいと考えています。三河が久しぶりにチャンピオンシップに出場するためには乗り越えなければいけない壁なので、しっかりと戦えるように準備をしています。
スケジュールを見ると、3月末から4月にかけて、チャンピオンシップの常連チームとの対戦が続きます。ですから、そこまでに自分たちのバスケットをしっかりと確立したい。今はまだ完成したチームではないので、自信を持って後半戦を戦っていくためにも、今週の”愛知ダービー”は非常に重要ですし、落としたくないゲームです。
Q :今シーズンの名古屋Dの印象をお聞かせください。
ドルフィンズさんは前からのプレッシャーが相当きつい。ディフェンスからの速いバスケットに加えて、3Pシュートも高確率です。須田侑太郎選手や齋藤拓実選手の3Pシュートがゲームの中で効果的に入ってきてしまうと、防戦一方になる可能性もあります。まずはドルフィンズさんの前からのプレッシャーに負けないこと。そこで雑になればなるほど相手のペースになり、劣勢の状況で3Pシュートを決められるとダメージが大きい。この2つは警戒したいポイントです。
Q :キーマンを一人挙げていただけますか。
(残り 900文字/全文: 1889文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ