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神田壮一郎選手&内尾聡理選手(ファイティングイーグルス名古屋)【ガチャガチャインタビュー 第4回(前半戦)】

ファン・ブースターの皆さんから募集した質問に選手がガチャガチャと答えていく「ガチャガチャインタビュー」。第4回のゲストは「神田壮一郎選手&内尾聡理選手(ファイティングイーグルス名古屋)」です。

皆さま、たくさんのご質問をありがとうございました!

今回も多くの質問に答えていただきましたので、2回に分けてお届けします。(前半戦/後半戦

Question

 

─こちらのガチャガチャの中にファンの皆さまより事前にいただいた質問を入れてあります。一つずつ引いていただいて、中に入っている質問に答えていただきたいと思います。小さい通常のカプセルにはお二人への質問、大きいサイズの赤いものが内尾選手宛、青いものが神田選手宛の質問になります。

内尾聡理(以下、内尾):神田宛の質問を僕が引くのもありですか?

―全く想定していなかったですけど、それはそれで面白いかもしれないですね(苦笑)。

内尾:普通に僕宛のを引きます。

 

「試合前の一発芸は続けますか?」

 

―昨シーズン所属していた千葉ジェッツで試合前に披露していた一発芸を続けますか? という質問です。今回いただいた質問やメッセージのうち3分の1がこの一発芸に関するものでした。

内尾:続けますかって……(笑)。やるべきだったら続けますけど、一人でやるものではないので、誰かが見てくれればやろうと思います。

―審査員に関する質問もありました。千葉ジェッツの時は?

内尾:(富樫)勇樹さん、(西村)文男さん、(荒尾)岳さんがやってくれていました。

―ということは、ベテランの選手がいいんですかね?

神田壮一郎(以下、神田):並里さん?? 福岡第一高校の先輩なんで、お願いしましょう。

内尾:本当に、僕はあの時すごく集中してるからね。気も使うし、一番緊張してるし。それでも、ジェッツの時は入場の直前に笑顔を届けたいと思ってやっていました。

神田:結局、質問の答えとしては、「やります」ってこと?

内尾:続ける方向で、審査員は要検討。

神田:審査員はじっくり考えないと危ないからね。

内尾:オマラにお願いしようかな?

神田:分かんないでしょ!

内尾:でも、オマラ、僕の一発芸のXは見てたからね。

―「一発ギャクはどのように考えていますか」という質問もいただいています。

内尾:ネットから探したりとか、誰かに送ってもらうこともありますし、いろいろです。でも、「これいけるな」って思っても、ちゃんと自分で審査してます。惰性でやっているものはひとつもなくて、全部本気。「お前、これで笑えるの?」って自問自答しています。

―すごい!

神田:自分は笑ったけど、みんなは笑わない

内尾:ってことはあります。

―これからは神田選手に事前審査をしてもらうというのはどうですか?

内尾:神田はダメっす。全部笑っちゃうので。

 

「お互いの好きなところは?」

内尾:高校からずっと一緒にいたので、居心地がいい。好きなところとは違うかもしれないですけど、一緒にいて楽なところがいいですね。

神田:いま聡理が言ったのと同じで、高校3年間はプライベートでも一緒だったので話が合うっていうところと、聡理は普通の会話でもよくボケたりしてめっちゃ面白いんですよ。僕がそのボケに突っ込んだりして、会話していてもすごく楽しい。何か特別なことをしなくても一緒に過ごして話をしているだけで楽しいので、そこは好きですね。

 ―一発ギャグにも通じるところを感じるのですが、内尾選手は昔からムードメーカー的なキャラクターなのですか?

神田:入学当初は物静かな印象があったんですけど、1年生が自己紹介する時に一発芸をして、「こういうやつなんだ」と。

内尾:一発芸は中学校の時からやっていました。

―お二人は福岡第一の「黄金世代」と言われた学年ですが、特に仲が良かった選手はいますか? 

内尾:第一はめちゃくちゃ部員数が多いので、Aチーム、Bチームとかに分かれていて。もちろん他の選手とも仲は良かったですけど、練習を一緒にやっているスタートのメンバーは、宿泊する時のホテルの部屋とかもずっと一緒だったので、一番仲良かったと思っています。

神田:自分も同じです。

 

「同じチームに移籍することが分かって、最初に交わした会話の内容はどのようなものでしたか」

内尾:「激アツじゃん」

 神田:「まじー!?」みたいな感じでしたね。確か、決まって何日かしてから電話で話したよね?

内尾:僕から電話したんですけど、なかなか出てくれなくて。僕はずっと電話で話したいなと思ってたのに……。

神田:僕も話したかったですよ。聡理の方が先にB1に行っていたので、いろいろと話を聞きたいと思っていたから。

内尾:そのわりに、(かかってきたの)1週間後とかですよ。

神田:いやいやいやいや、すぐ電話したよ。

 

「同じチームになるにあたり、楽しみなことと心配なことは?」

内尾:プロの世界で同期が一緒のチームにいることはあまりないことなので、楽しみというか、ありがたいですね。だからジェッツも(小川)麻斗 がいてよかったです。

神田:そう考えると、奇跡だよね。最初は分からないことばかりで不安があるのですが、聡理は麻斗と一緒にやっていて多少の慣れはあるので、一緒のチームと知った時は嬉しかったです。いまもプライベートでもほぼ一緒にいるので楽ですし。

内尾:心配なことは……、自分のことじゃなくてもいいですか? ちゃんと税金とかできるかなということですね。ちゃんと領収書もらってるかなって。

神田:(笑)。最初、領収書取るのを忘れてたんですよ。教えてもらって、助かりました。

聡理の心配なことは……、さっきの一発芸にバスケ以上に力を入れることですかね。本職はバスケだよ!と。そこは、僕がそばにいて、しっかりと伝えていこうと思います。バスケ辞めて、吉本興業に入んないように。

内尾:辻(直人)さんに先越されちゃったんだよねー(笑)。

 

「この世で一番苦手なものは?」

 

神田:難しいなあ…。何かある?

神田・内尾:(20秒ほど沈黙)

神田:パッと出てきたのは、自分は虫が無理ですね。全般的に苦手です。

内尾:僕は鳥です。

神田:(河村)勇輝も苦手だよ、確か。だから高校の時、ずっと勇輝に鳩の写真を送ってたもん。鳥が苦手な人、結構いますよね?

内尾:ちょっと、動きがね。

―でも、「ファイティングイーグルス」なので、そこはぜひ克服していただいて(笑)。

 

「山口県から福岡第一に進学を決めた理由は?」

神田:自分はバスケットボールを始めたのが小学校6年生の2学期とかなり遅かったのですが、ありがたいことに、中学校のジュニアオールスターに選ばれて。そこで勇輝と一緒にプレーしたんですけど、その試合を井手口(孝)先生が見に来ていて、福岡第一を含めていくつかの高校からオファーをいただきました。

福岡第一の練習に勇輝と一緒に参加したのですが、福岡第一はその年に日本一なっていたので、こういう高い強度、レベルでやりたかったのと、勇輝とまた一緒にやりたいなと思ったことの2つが決め手です。

―それまでは別のスポーツをしていたのですか?

神田:サッカーを1、2年くらいやっていたのですが、怪我をして辞めてしまって。バスケは、身長が高かったので友達から誘われて、体験入学に行きました。

―河村選手のことはかなり前から知っていたのですか?

神田:小学校6年生の時に、県大会で当たったんですよ。ちっちゃかったんですけど、めちゃくちゃ上手くて。勇輝はミニバスで優勝してるんで、その頃から知っていました。

―内尾選手は福岡県のご出身ですが、中学校は熊本県の学校に進学されました。

神田:中学から県外はなかなかいないよね。

内尾:強豪ぞろいの福岡じゃもう勝てないなあと思ったんじゃないですかね。決めたのが小学生の時だったんでよく覚えてないですけど、思い切って、直感で行きました。

神田:一回、福岡を裏切ってるんです(笑)。

内尾:3年生の時に熊本地震があって被災したのですが、その状況でも福岡の強い中学に勝つことができて、全国大会に出ることができたので、熊本に行ってよかったです。

高校はレベルの高いところでやりたいと思っていたので、誘っていただいた中で一番レベルの高かった福岡第一に行くことにしました。中学の時は「高校でも全然やれるっしょ」と思っていたんですけど、全然やれなくて、しっかりと鼻をへし折られました。

―高校に入ってから、かなり苦労したと。

神田:めちゃくちゃ苦労しました。僕の場合は身長が高かったので、中学の試合には出ていたんですけど、バスケットのルールも用語も全然知らなかったので、まずそこで苦労しましたし、きつい練習に耐えるのも大変でした。あの3年間ずっと苦労していました。

内尾:僕も一緒です。練習はきついし、試合には出れないし、我慢の連続でした。

 

「福岡でおすすめの場所は?」

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