【AICHI CENTRAL CUP 2024】9月7日GAME2 三遠ネオフェニックス vs. ファイティングイーグルス名古屋 試合後コメント
【試合結果】
9月7日(土)@ドルフィンズアリーナ
三遠ネオフェニックス 94-60 ファイティングイーグルス名古屋
【試合後コメント】
大野 篤史HC(三遠ネオフェニックス)
今日はディフェンスをアグレッシブにできていましたし、脚と身体を使ってフィジカルにディフェンスするという部分が上手く機能していました。もう少しハンズワークができれば、もっとよいディフェンスになると思います。
今日はよいゲームができましたが、このままレギュラーシーズンに入っても勝てないと思います。もっとオフェンスもディフェンスも、ディティールを詰めていく必要があります。コミュニケーションやハンズワークはまだまだ伸びしろがあると思いますし、もっともっとよくなるようにシーズンを通して取り組んでいきたいと思います。
―新加入の吉井選手に期待していることは?
どうしても欲しかった選手で、それこそ僕がこのチームに来る前から彼を欲しいと思っていました。彼には「4年越しだね」という話をしましたが、持っているものをまだ全部出しきれていない。
彼のディフェンスにはとても満足しています。オフェンスでももっとできることがあると思っていますので、オフェンスで自分が輝ける場所がどこなのかを整理してあげたい。
今日スタートで出たデイビット(ヌワバ)と吉井のディフェンスの強度は僕たちの武器だと考えていますし、彼らに感化されて、チームのディフェンスのアグレッシブさがもっともっと出てくればいいなと思っています。
吉井 裕鷹選手(三遠ネオフェニックス)
今シーズン初めての試合を勝利で飾れて嬉しいです。
フィジカルにできた部分もありますが、オフェンスで停滞する部分もあり、もう少し改善が必要です。ディフェンスでももっとハードにできるところを見つけていかなければいけないという課題が出た試合でした。
個人としては、もっとスポットアップで3Pシュートを打つところや気を利かせてカッティングしたり、中継を挟んでアシストしたりとかそういう部分で貢献していきたいです。チームとしては、もっと速いバスケットの中に規律もあるというよいバスケットしていきたいと思います。
川辺泰三HC(ファイティングイーグルス名古屋)
これが今の僕たちの実力なのかなというのが正直なところです。ここから学んで、これだけ成長していけるかが全てだと思います。
愛知カップは今年からですが、ちょうど昨季の今頃に三遠さんと非公開の練習試合をした時も同じような結果で、昨季はそこから成長することができました。ですから、強いチームと対戦できるこのような機会に、高いインテンシティを知って、練習から自分たちがその高い強度を表現していくことが大事になってくると思います。
自分たちのチームは7人選手が変わって、ほぼ新チームなので、ここからどう作っていくのかというところに直面しています。
前半は、ピックのディフェンスからプルアップで9本、ダジンスキーのポップの1本、計10本の3Pシュートから30失点。我々はディフェンスのチームなので、そこは絶対にやられたくないところです。ハーフタイムタイムにもう一度ディフェンスのルールを確認したところ、後半は修正して守ることができ、3Pシュートを5本に抑えることができましたし、3Qだけ見れば、18-16で勝つことができました。
まずは自分たちのチームのカルチャー、チームルールの徹底をすること、その上でどう成長していけるのかがキーだと思います。今日はとてもよい経験になりました。
―先発した並里選手に期待することは?
今日の試合でもオフェンスを一人でクリエイトできるところが見えました。ただそれをチームとしてどう遂行していくのかが大事になってくるので、FE名古屋のカルチャーやルールを理解しながら一緒に戦っていけたらと思います。
オフコートでは、特に福岡第一高校の後輩2人に対しては相当先輩をしていますし、他の選手のサポートもしてくれているので、素晴らしいベテランの選手が加入してくれたとチームとして喜んでいます。
並里 成選手(ファイティングイーグルス名古屋)
まずは皆さんの前でプレーできたこと、愛知カップという愛知県のバスケットを盛り上げようという意味ではじまった大会でプレーできたことをチーム一同嬉しく思っています。
移籍してきて時間が経っていないので、まだまだ選手やコーチのこと、チームルールを知っていっている段階。そういう意味で、今日の試合は本当によい機会でした。
先ほどミーティングでコーチも話していたのですが、愛知の4チームの中でCSに出ていないのは僕らだけ。今日の試合でCSのインテンシティを体感できたので、それを僕らもできるようにしていくことが必要だと思います。
今日の試合も強度が低くなってしまったところがあり、そこで負けてしまっていました。その部分は課題として取り組んでいきたいです。一方で、なかなか流れが来ない中でみんなが集中を切らさず、声がけをしながらコミュニケーションをとれたところは良かった点だと思います。