ドジャース-東海中央ジュニア 観戦記(2024年学童野球大会 立浪和義杯)
1月27日にナゴヤ球場で行われた立浪和義杯の決勝戦、ドジャース-東海中央ジュニアの観戦記です。
東海中央ジュニアはこの日は9人での戦い。その影響も大きかった試合となりました。
ドジャース
43006|13 H14 E1
40011|6 H7 E2
東海中央ジュニア
(5回コールド)
ドジャース
角田、村川-鈴木
東海中央Jr
御小柴、山嵜-西野
投手成績
ドジャース
角田 1回 被安打4 四球1 三振0 失点4
村川 4回 被安打3 四球1 三振0 失点2
東海中央Jr
御小柴 2回 被安打7 四球1 三振0 失点7(自責点6)
山嵜 3回 被安打7 四球2 三振1 失点6
(出場選手)
ドジャース
7長谷川(17) 4花沢(20) 1角田→6 2鈴木(8) 8篠田(9) 6伊藤(20)→3 3川村(13)→1村川(2) 5牛山(3) 9小澤(6)
東海中央Jr
2西野(7) 4清水→8 5山嵜(10)→1 6村山 1御小柴→5 7下山 8伊藤→3 3田中→4 9荒井
(試合経過)
1回表、1死3塁から3番角田がタイムリー2ベース。4番鈴木がタイムリー3ベース。5番篠田の内野ゴロの間に1点。6番伊藤がランニングホームラン。ドジャースが4点先制。4-0
1回裏、2死1,2塁から5番御小柴が3点ランニングホームラン。更に2死3塁から7番伊藤がタイムリー。4-4の同点に追いつく。
2回表、1死3塁からワイルドピッチで1点。更に1死3塁から2番花沢がタイムリー。更に1死3塁から3番角田が犠牲フライ。ドジャースが3点勝ち越し。7-4
4回裏、無死3塁から7番伊藤の内野ゴロの間に1点。7-5
5回表、1死から5番篠田がランニングホームラン。更に1死2,3塁から8番牛山が2点タイムリー2ベース。2死3塁からワイルドピッチで1点。更に2死2,3塁から3番角田が2点タイムリー。13-5
5回裏、1死3塁から3番山嵜の内野ゴロの間に1点。13-6
ドジャースが5回コールドで勝ち、立浪和義杯の優勝を決めました。
短評
初回から点の取り合いに。ただ、東海中央Jrは投手陣が苦しく、先発の御小柴投手が2回で7失点。3回から前の試合で100球近く投げた山嵜投手を登板させるしかなくなります。
それでも3回、4回はなんとかしのいたのはさすが。ただ、5回は2点差に詰まったところでランニングホームラン、2点タイムリーで突き放されてがっくりときてしまい、疲れも相まって6失点。力尽きてしまいました。本来は12人のところが9人。そんな中良く戦ったと思います。
1回には4点取られた御小柴選手が3点ランニングホームランを打ち返すなど、意地も見せてくれました。準優勝、おめでとうございます。
ドジャースは1回2回に長打を活かして7点。3回以降も疲れがあったとはいえ好投手の山嵜投手の速球についていって粘り、5回に打ち崩した攻撃はお見事でした。
2回からリリーフした村川投手のコントロール良く打たせて取る投球もお見事でした。
見事な優勝です。おめでとうございます。

立浪監督から賞状を受け取る花沢主将(ドジャース)
これで6年生は卒団となるかと思います。それぞれ新しい環境で、これからも野球を頑張ってほしいですね。
ピックアップ選手
ドジャース 村川 投手
2回からマウンドに上がり、コントロール良く投げて東海中央ジュニア打線を上手く打たせて取りました。
ドジャース 長谷川 外野手
1番レフトで出場。いきなり3ベースを打って先制点につなげ、3度ホームに返ってきて優勝に貢献。優秀選手賞にも選ばれていました。
ドジャース 角田 投手・内野手
3番投手でスタメン。2回からショートへ。2安打1犠飛で4打点の活躍はお見事でした。
東海中央ジュニア 下山 外野手
6番レフトで出場。2本の3ベースで2得点の活躍を見せました。
東海中央ジュニア 御小柴 投手・内野手
5番投手で出場。3回からサードへ。初回に3ランとなるランニングホームランを放ち、一旦は追いつくことになる活躍でした。
東海中央ジュニア 山嵜 内野手・投手
1回裏に反撃の口火となる痛烈な打球を放つ。3回からマウンドへ上がり、疲れはかなり出ている中でも3回、4回は0に抑えました。
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表彰式の様子
中日の立浪和義監督が登場し、選手に記念品を渡し、メッセージを送っていました。

中日ドラゴンズ 立浪和義 監督

敢闘賞 山嵜 選手(東海中央ジュニア)

優秀選手賞 長谷川 選手(ドジャース)
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