肩・ひじの怪我をしている方必見!武長徹也先生のご紹介
突然ですが、怪我をした選手はどうやって治療先を選びますか?
多くの場合はチーム、もしくは監督や関係者が普段お世話になっている整形外科か接骨院に行くのでは?と思います。
ではその後は?
その先生の治療で治ればOK。しかしそこで面倒をみきれない場合は、大きな病院に紹介をしてもらって、そこに行って詳しく調べてもらって治療をする、そういう流れになっていくかと思います。
この度、様々な縁があって、名古屋市立大学病院の武長徹也先生と知り合う機会に恵まれました。

武長徹也先生
先ほどの話で言う所の“その先”の先生となられます。
そこで色々お話を伺ったのですが、今後の選手の怪我対応に役立つかも、と感じたので関係者、親御さんにご紹介させていただきます。
武長先生は野球での怪我、特に肩・ひじの治療を得意としていらっしゃる医師。長年様々な病院(プロフィールを参照)で治療・勉強をされて、多くの患者さんの治療に携わられてきました。
名古屋スポーツクリニックの杉本勝正先生に師事。アメリカに留学して最先端の医療技術も積極的に学び、メジャーリーガーの治療で有名な先生方のもとにも勉強に行かれています。
野球肘を治す「神の手」と呼ばれる先生がいらっしゃる群馬県の慶友整形外科病院にも国内留学をされ、東海地区でも数少ない野球選手の血行障害の手術対応もできる先生です。2023年シーズンより中日ドラゴンズのチームドクターに就任。小学生からプロ野球選手まで、野球選手の肩・ひじの怪我を幅広く治療されています。
どういった怪我の対応をされているかはこちらのYouTubeが分かりやすいかな、と思います。
好きな野球を長く続けるために 名古屋市立大学 整形外科 武長徹也先生
“YouTubeに出てくる怪我の内容”
〇内側上顆裂離骨折
3分50秒ごろ
〇ひじ内側側副靭帯再建手術(トミージョン手術)
5分35秒ごろ
〇離断性骨軟骨炎(OCD)
6分40秒ごろ
〇病院に来ていただきたい状態(ひじ)
10分15秒ごろ
〇リトルリーグショルダー
10分40秒ごろ
〇病院にきていただきたい状態(肩)
11分40秒ごろ
〇腰椎分離症
12分15秒ごろ
〇病院にきていただきたい状態(腰)
13分30秒ごろ
文章での資料はこちら「ひじ関節の外側・内側に痛みを訴える疾患 ─野球ひじを中心に─」
◇武長徹也先生の思い
そんな武長先生にお話を伺いました。先生の一番強い思い。それは「肩・ひじの怪我で困っている選手を一人でも多く助けたい」ということ。
日々多くの患者さんと向き合っていらっしゃいますし、名市大病院の他に、豊川、大垣、四日市にも出張診療を実施中。それでもまだ怪我で苦しんでいる選手は多くいると感じていますし、もっと多くの人を救うにはどうするか、日々悩まれています。
「接骨院、整形外科に通っていてもなかなか改善がみられない方のセカンドオピニオンも積極的に行いたい」とおっしゃります。
「これまでも地元の先生方の紹介で多くの方がいらっしゃっています。選手の通院の負担も考えて、出来るだけ地元の病院や接骨院と連携して治療したいと考えています」と武長先生。
「一番は痛みの原因が分からない選手に治療の道しるべを示したい。肩ひじの怪我は1ヵ月ノースローにして痛みがおさまり投げられるかどうかが一つの目安。それで治らない子は相談してほしい」とのこと。
「治療方針を決める際には、選手の学年や目標とする大会なども考慮して提案するようにしています。各治療にどのくらい時間がかかるかをしっかりと見極めて、本当に手術が必要な場合は先延ばしにせずに選択肢として説明するようにしています。その際には選択肢として手術が必要なら受け入れられるのか、手術はどうしても避けたいのかも確認するようにしています」。
小・中学生のひじの故障(離断性骨軟骨炎や内側の剥離骨折)は、きちんと治さないと痛みがとれなくなり、残念ながら野球をやめてしまうこともあるそうです。そういう事にならないために、正しい治療が受けられるように、武長先生の存在を知ってもらってご利用いただければと思います。
それぞれの整形外科の先生には得意分野というのがあるそうで、同じスポーツクリニックという名称でも、得意なスポーツや身体の部位というのはあるそうです。武長先生は肩・ひじと野球のスペシャリスト。困っている選手、関係者の方がいらっしゃれば、是非ご相談くださいとのことでした。
武長先生は様々な病院で患者さんの治療をされており、そのスケ
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武長先生のプロフィール
–専門分野–
スポーツ 肩・ひじ関節,野球医学
–資格–
・整形外科専門医
・日本整形外科学会認定スポーツ医
・日本スポーツ協会公認スポーツドクター
–経歴–
2005年4月
名鉄病院(研修医→整形外科医)
2009年7月
小牧市民病院 整形外科
2011年4月
名古屋市立大学大学院
2015年3月
博士(医学)取得
2015年4月
大垣市民病院 整形外科 医長
2016年4月
米国ピッツバーグ大学整形外科 博士研究員
2017年10月
臨床留学として
慶友整形外科病院(群馬県館林市)
2019年4月
名古屋市立大学 整形外科 助教
2023年4月
名古屋市立大学 整形外科 講師
現在に至る
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