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科技高豊田-岡崎北 観戦記(2024年春季西三河地区1次予選)

3月28日に豊田球場で行われた第3試合、科技高豊田-岡崎北の観戦記です。
岡崎北は冬に取材をさせていただきながら、今のチームは見れていなかったので、ここを見たくてこの日は足を運びました。

科技高豊田
141000000|6 H13 E0
001000000|1 H4 E2
岡崎北

科技高豊田
才木(18)、柘植(1)-松井
岡崎北
加藤(11)、中山(1)-瀧波

投手成績

科技高豊田

才木稜太 7回 101球 被安打3 四球0 三振6 失点1

柘植藍人(2年) 2回 27球 被安打1 四球0 三振4 失点0

岡崎北

加藤大智(2年) 1回1/3 24球 被安打6 四球0 三振0 失点5(自責点3)

中山光 7回2/3 93球 被安打7 四球1 三振4 失点1

(出場選手)

科技高豊田

7石川 8寺本→8鈴村(20) 9榊原 5𠮷原(15) 3伊藤 2松井(5) 6山田 4徳味 1才木(18)→H戸高(16)→1柘植(1)

岡崎北

6平野 7上田→4 2瀧波 9人見 3中山(1)→1 5橋口 8柴田 1加藤→3松澤(3)→H小田(13)→3 4永谷→H川合(15)→7小嶋

(試合経過)

1回表、2死2塁から4番𠮷原がタイムリー。科技高豊田が先制。1-0
2回表、1死1,2塁から1番石川がタイムリー。1死1,3塁から2番寺本が2点タイムリー3ベース。ここでピッチャー交代、中山。3番榊原が犠牲フライ。この回4点追加。5-0
3回表、1死1,3塁から8番徳味がタイムリー。6-0
3回裏、2死2塁から3番瀧波がタイムリー2ベース。6-1
8回裏、ピッチャー交代、柘植。
科技高豊田が勝って2次トーナメント進出を決めました。

総評

科技高豊田は序盤の3回までに6点を奪って優位に。

岡崎北の先発の加藤投手を攻めて、1,2回で5点を奪いました。結果論ですが、岡崎北は中山投手は1点に抑えたので、頭から行っていれば・・・。これはタラレバですけどね。

科技高豊田としては4回以降に追加点を取ってもっと楽に勝ちたいところでした。打線は割と満遍なくヒットが出たのでこれをきっかけにしたいですね。

才木投手が7回まで1失点と好投。登板を見た試合ではコントロールに苦しんでいたのですが、この日は無四球。素晴らしい投球でした。秋は背番号1だった選手。これをきっかけに浮上してほしいですね。

岡崎北は3番の瀧波選手が孤軍奮闘の3安打猛打賞。セカンド送球も速く、かなり楽しみな捕手と感じました。

中山投手も力のある球を投げていましたし、夏に向けてさらに成長してほしいですね。

ピックアップ選手

科技高豊田 才木 稜太 投手(3年)

先発して7回を1失点の好投。左のサイドに近いスリークォーターから独特の軌道で投げてきます。4回以降はコントロールも落ち着いてノーヒットに。MAX121km。

科技高豊田 𠮷原 巧真 内野手(2年)

4番サードで出場。2安打のマルチ。初回に先制タイムリーを放ちチームに主導権をもたらせました。

科技高豊田 石川 龍之介 外野手(3年)

1番レフトで出場。2安打のマルチ。広角に打つ打撃で8回には3ベースも放ちました。

科技高豊田 寺本 陽尚 外野手(2年)

2番センターで出場。2回に貴重な2点タイムリー3ベースを放ち、かなり試合を優位に。

岡崎北 瀧波 和佳 捕手(2年)

3番捕手で出場。3安打の猛打賞で2ベース2本はお見事。バットコントロールが良く、追い込んでからも対応できる上手さがあります。捕手としても送球が速く能力高い。

岡崎北 中山 光 投手(3年)

2回途中からマウンドへ。直後に犠牲フライで1点を失うも、3回の1失点以降は0点に抑えて好リリーフ。120km中盤から後半のまっすぐで科技高豊田打線にも負けないボールの強さを見せていました。

岡崎北 柴田 晃希 外野手(2年)

7番センターで出場。2回にライトオーバーの2ベースを放ちました。

両監督の試合後の談話

(残り 573文字/全文: 2106文字)

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