愛知野球通信+

愛知東邦大-中部大 2回戦 観戦記(2024年春季愛知大学リーグ)

4月7日にパロマ瑞穂球場で行われた第3試合、愛知東邦大-中部大の観戦記です。
中部大先勝で迎えた2回戦。中部大ペースかと思われた序盤から愛知東邦大の反撃でもつれる展開となりました。

愛知東邦大
000310000|4 H11 E4
12103000X|7 H6 E1
中部大

愛知東邦大
福積(16)、川本(14)、中村(17)、小林(25)、毛呂(2)、松田(15)、今井(20)、井上(11)-市岡

中部大
肥田(15)、南(18)、久保庭(14)-清水

投手成績

愛知東邦大

福積颯太(松山商 2年) 1回2/3 34球 被安打1 四球2 三振0 失点3

川本大輔(市和歌山 1年) 1/3 9球 被安打0 四球0 三振0 失点0

中村海翔(市船橋 4年) 2回1/3 27球 被安打3 四球0 三振1 失点2

小林祐輝(横浜隼人 2年) 1/3 7球 被安打0 死球1 三振0 失点2

毛呂琢人(大府 3年) 0/3 5球 被安打1 四球0 三振0 失点0

松田寿翔来 3回 43球 被安打0 四死球2 三振3 失点0

今井飛雄馬(東邦 3年) 0/3 7球 被安打1 四球0 三振0 失点0

井上遥平(おかやま山陽 2年) 1/3 2球 被安打0 四球0 三振0 失点0

中部大

肥田雄策(聖隷クリストファー 3年) 4回2/3 86球 被安打8 四球1 三振2 失点4

南慶二朗 2回1/3 29球 被安打1 四球0 三振1 失点0

久保庭太聖(星翔 2年) 2回 31球 被安打2 四球0 三振3 失点0

(出場選手)

愛知東邦大
D寺田(3) 4尾間(4) 5河合(5) 7清水(51) 3毛利(10) 8福森(8) 6柳瀬(1) 2市岡(9)→H田中(26) 9野島(7)

中部大
7田澤(5)→8→7 5水野(7)→5佐野(39) D村木(10) 2清水(1) 3中森(25) 9木下(8) 8松本(2)→H井手(24)→7→8梅田(26) 4小南(4) 6宮下(28)→H河村(33)→R山下(36)→6

(試合経過)

1回裏、1死3塁から3番村木の2ゴロの井足1点。中部大が先制。1-0
2回裏、2死1,2塁でピッチャー交代、川本。2死2,3塁からタイムリーエラーで2者生還。3-0
3回裏、ピッチャー交代、木村。2死3塁から6番木下のタイムリー。4-0
4回表、2死1,3塁から6番福森のセンター前の鋭い打球にセンターが飛び込むも取れずに逸らし、ランニング3ランホームランに。4-3
5回表、2死1,2塁から4番清水がタイムリー。ここでピッチャー交代、南。4-4の同点に。
5回裏、1死3塁でピッチャー交代、小林。4番清水の3ゴロでホーム送球が逸れて1点。2死1,2塁でピッチャー交代、毛呂。代打井手が2点タイムリー3ベース。ここでピッチャー交代、松田。中部大が3点勝ち越し。7-4
8回表、ピッチャー交代、久保庭。
8回裏、2死でピッチャー交代、今井。2死3塁でピッチャー交代、井上
中部大が連勝で勝ち点を獲得しました。

総評

序盤から中部大が得点を重ねて、2日連続のコールドもあるかと思えた試合でしたが、4回表に1死1,2塁から6番福森選手のセンターへのライナーの当たりをセンターが勝負して飛び込むも目前で1バウンドして逸らし、一気にバッターランナーまで帰ってくる3ランランニングホームランに。これで愛知東邦大が勢いづき、5回表にも4番清水選手がタイムリーを放ち同点に。

ただ、その裏、愛知東邦大にミスが出て、何とかマシンガン継投でしのごうと愛知東邦大もしましたが、代打井手選手の2点タイムリー3ベースが出てこの回3点。

そこから南投手、久保庭投手が踏ん張り中部大が勝ち点を獲得しました。

愛知東邦大も最後まであきらめない姿勢は立派。今後も食らいついて勝ち点を取っていきたい。

中部大は来週の愛工大戦が一つ山場。打線の奮起に期待したいですね。

ピックアップ選手

愛知東邦大 毛利 水樹 内野手(日本航空石川 4年)

5番1塁で出場。3安打の猛打賞。しっかりと捉えた打球が多かった。

愛知東邦大 福森 夕騎 外野手(啓新 3年)

6番センターで出場。4回にランニングホームラン。相手が飛び込んで逸らしたとはいえ一気に全力疾走でホームを駆け抜けました。打球が速かった。

愛知東邦大 松田 寿翔来 投手(八幡商 3年)

5回裏に再度勝ち越しを許してからマウンドへ。そこから8回2死までノーヒットに抑えてチームに望みを残す投球を見せました。

中部大 南 慶二朗 投手(福井商 3年)

5回裏に同点に追いつかれて尚も2死1,3塁で登板。ここで打たれたら苦しくなるところで同点で止め、勝ち越し後の2イニングをしっかりと抑えて流れを再び呼び込みました。

中部大 井手 雅人 外野手(中部大第一 2年)

5回裏のチャンスで代打で登場し、愛知東邦大を突き放す2点タイムリー3ベース。打者有利なカウントでしっかりと捉えたのはお見事でした。

中部大 清水 智裕 捕手(大垣日大 4年)

4番捕手で出場。1安打1四球とまずまずの内容。3投手をリードしてチームを勝利に導きました。盗塁は3つ許したので、投手との共同作業で刺せるようにしていきたいですね。

中部大 堀田崇夫 監督 談話

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