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東海学院大-岐阜協立大 1回戦 観戦記(2024年春季岐阜大学リーグ)

4月12日に長良川球場で行われた第3試合、東海学院大-岐阜協立大の観戦記です。
新監督同士の一戦。岐阜協立大は今季初観戦なので、どんな戦いを見せるか注目して観戦しました。

東海学院大
100000100|2 H4 E1
000001000|1 H7 E1
岐阜協立大

東海学院大
名和(18)-松本

岐阜協立大
相良(18)-岩垣、堀山

投手成績

東海学院大

名和寛祥 9回 121球 被安打7 四球0 三振7 失点1

岐阜協立大

相良雅斗 9回 126球 被安打4 四死球3 三振8 失点2

(出場選手)

東海学院大
D永江(1) 4横井(2) 9来田達(10) 7勝野(55) 3太田(34) 5来田竹(42) 2松本(27) 6水口(6) 8向井(7)

岐阜協立大
6位田(6) D辻(24) 4高木(1) 3佐藤(10) 7堀部(7)→R家田(28) 5池口(2) 2岩垣(11)→H古畑(21)→2堀山(37) 8金子(9)→H浅田(25)→8水野(23) 9立木(4)→H伊藤(35)→9

(試合経過)

1回表、1番長江、2番横井の連打で無死1,2塁。3番来田達がタイムリーを放ち東海学院大が先制。ただこの後2塁牽制タッチアウトなどもあり1点止まりに。1-0
6回裏、2死2塁から2番辻がタイムリー。1-1の同点。
7回表、2死2塁から9番向井がタイムリー。東海学院大がすかさず勝ち越し。2-1
7回裏、2本のヒットで1死1,2塁とするも、代打古畑、代打浅田がいずれも2ゴロに倒れ得点ならず。
名和が完投。東海学院大が先勝をしました。

総評

東海学院大の名和投手、岐阜協立大の相良投手の投手戦。東海学院大が相良投手の立ち上がりを攻めて1点を奪ったものの、そこから相良投手も立ち直り膠着状態に。

岐阜協立大は初めて作った6回裏のチャンスで2番辻選手がタイムリーを放ち同点に。

東海学院大も2死にしてでも送った7回表のチャンスで向井選手がタイムリー。お互いにチャンスが少ない中で点を取って競り合う、見ごたえのある投手戦でした。

名和投手は無四球。球数も終盤までは少なく見事な内容。

相良投手も2回以降は内容も良くなり、こちらも完投して2失点。責められない内容ですよね。立ち上がりは変化球が入らず、まっすぐやカットを狙われた形。立ち上がりは難しいですが、こういう経験を活かしたいですね。MAX146kmで見ていたスカウトさんもうなる投球でした。

岐阜協立大は堀部選手が猛打賞と気を吐く活躍を見せました。

ピックアップ選手

東海学院大 名和 寛祥 投手(羽島 4年)

先発して120球完投勝利。無四球で球数の少なさが特徴。140km前後のまっすぐにカットで打たせる投球が光りました。途中で強烈な打球を受けたもののその後も気合で投げ続けました。

東海学院大 向井 大翼 外野手(東大阪大柏原 2年)

9番センターで出場。7回に勝ち越しタイムリーを放ちチームに貢献。盗塁も1つ決めました。

東海学院大 来田 達磨 外野手(丹生 4年)

3番ライトで出場。初回に先制タイムリー。キャプテンとしてチームも引っ張ります。

岐阜協立大 相良 雅斗 投手(豊田大谷 3年)

先発して9回を2失点完投。スカウトさんのガンでMAX146kmをマークしていたとのことです。アウトステップでやや見やすいフォームに感じますが、変化球さえ決まればそんなに打たれない。初回は変化球が甘かったり抜けたりしていたところを打たれました。

岐阜協立大 堀部 賢汰 外野手(中部大第一 4年)

5番レフトで出場。3安打の猛打賞。センター返しの打撃で対応力が光りました。

岐阜協立大 辻 慎太郎 外野手(宇治山田商 4年)

2番DHで出場。6回に同点タイムリーを放ち、試合を一旦振り出しに戻しました。

東海学院大、長谷部監督と名和投手の談話は会員様限定となります。

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