アイシン-三京アムコ 観戦記(2024年国スポ軟式野球愛知県大会)
5月8日に熱田愛知時計120スタジアムで行われた第2試合、アイシンー三京アムコの観戦記です。
初出場の新春選抜リーグで4位と躍進した三京アムコ。アイシンとの初戦でどういう試合をするか注目して観戦しました。
アイシン
00000000|0 H1 E0
00102301|7 H8 E0
三京アムコ
(8回コールド)
アイシン
河合(25)、日高(18)-中村
三京アムコ
南出(18)、松原(13)-佐藤
アイシン
河合広樹 6回 110球 被安打7 四死球5 三振0 失点6
日高祐馬 1回2/3 27球 被安打1 四球1 三振0 失点1
三京アムコ
南出晴哉(名古屋-東海学園大3年目) 6回 69球 被安打1 四球1 三振4 失点0
松原北斗 2回 22球 被安打0 四球0 三振3 失点0
(出場選手)
アイシン
5大原(5) 4竹之越(2) 6平川(16) 9坂野(9)→7 8崎戸(11) 2中村(10) 3中島(24)→3松崎(6) 1河合(25)→1日高(18) 7川北(21)→H加納(0)→9
三京アムコ
7藤江6平戸4牛島→5吉野3藤澤2佐藤9鶴田→H井口D小柳津→H松山力→D5山口→48後藤→8松山侑
(試合経過)
3回裏、1死2,3塁から3番牛島が上手く叩いて遊ゴロの間に1点。三京アムコが先制。1-0
5回表、無死3塁から1番藤江が上手く叩いて1点。更に1死1,3塁から4番藤澤がこれまた叩きで3ゴロの間に1点。2点を追加。3-0
6回表、1死2塁から8番山口がタイムリー3ベース。2死2塁から1番藤江のタイムリー。2死2塁から2番平戸がタイムリー2ベース。6-0
7回表、ピッチャー交代、松原。
7回裏、ピッチャー交代、日高。
8回裏、2死1塁から1番藤江のタイムリー2ベースでコールド成立。三京アムコが7-0、8回コールドで快勝しました。
総評
三京アムコが最初の3点を叩きで取るという、昨年まで無かった攻撃を披露。かなり練習に取り組んできたそうで、上のチームと戦うには必要な技術だと分析したとのこと。
それをしっかりと決めたうえで6回以降は長打で得点。理想的な形での勝利となりました。
南出投手は140km近い球を投げてさすがの投球でしたが、それ以上に目立ったのが2番手の松原投手。左で140km前後のまっすぐを投げ込み、2回で3奪三振。かなりの戦力になりそう。
打つ方では後藤選手が長打を2本。打席で相手を何とか崩そうとしていましたが、こうやって間を抜けば足が生きる。今日は長所を活かしました。
アイシンは初回に先頭の大原選手がヒットで出たものの、出したランナーは他に2回の坂野選手の四球のみ。ちょっと打線は打つ手なしでした。
河合投手、日高投手ともにボールは悪くなかった。ただ、上手く叩きを決められ地力の差を見せつけられた形。叩きの時に守備で勝負してもいい場面もあったので、上のチームに勝つための野球をしていきたいですね。
ピックアップ選手
アイシン 日高 祐馬 投手(愛産大工 5年目)
7回からマウンドへ上がり、そのイニングは三者凡退。次のイニングで2死から四球、長打でコールドとなりましたが、ボールに力はありました。左で130km前半のまっすぐ。
アイシン 河合 広樹 投手(名南工 4年目)
120km後半のまっすぐと緩い変化球で緩急を見せて打ち取る投球。4回まで1失点と好投しました。
アイシン 大原 恭士朗 内野手(享栄 6年目)
1番サードで出場。最初の打席でヒット。これがチームとして唯一のヒットになりました。
三京アムコ 後藤 晃成 外野手(愛工大名電-愛工大 2年目)
9番センターで出場。2本の長打では俊足も活かしました。
三京アムコ 藤江 雄太 外野手(愛産大三河-愛産大 4年目)
1番レフトで出場。5回にはしっかりと叩きで1点。タイムリーも2本放ち、最後はコールドを決める長打を放ちました。
三京アムコ 松原 北斗 投手(栄徳-天理大 1年目)
7回からマウンドに上がり2イニングをパーフェクト。3奪三振。MAX141kmをマーク。楽しみなルーキー左腕ですね。
三京アムコ 榊原善之 監督 談話
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