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岐阜聖徳学園大-中部学院大 1回戦 観戦記(2024年春季岐阜大学リーグ戦)

5月12日に長良川球場で行われた第1試合、岐阜聖徳学園大-中部学院大の1回戦の観戦記です。
9勝1敗で並んで迎えた相星決戦。連勝すれば優勝。1勝1敗だと優勝決定戦にもつれる状況での初戦となりました。

岐阜聖徳学園大
000000000|0 H7 E1
00000300X|3 H5 E0
中部学院大

岐阜聖徳学園大
有賀(20)、清水(18)、飯尾(13)-実山

中部学院大
宮島(17)-竹中

投手成績

岐阜聖徳学園大
有賀達彦 6回 83球 被安打5 四球2 三振2 失点3(自責点1)

清水凰史(愛知啓成 1年) 2/3 20球 被安打0 四球1 三振0 失点0

飯尾太陽(金沢龍谷 2年) 1回1/3 14球 被安打0 四球0 三振1 失点0

中部学院大
宮島拓斗 9回 127球 被安打7 四球2 三振7 失点0

(出場選手)

岐阜聖徳学園大
8上林(29) 7佐藤壮(2) 5佐藤琉(1) 3新谷(5) 9前田(8) D衣川(19)→H勝亦(9)→D 4小池(24) 6横尾(6) 2実山(7)

中部学院大
3元山(6) 8田中(1) 5森(10) D榎田(5) 7江川(3) 6林(4) 9上野(8)→9西村(24) 2竹中(27) 4桂(7)

(試合経過)

6回表、先頭の上林がヒット。2番佐藤壮の初球に盗塁を仕掛けるも竹中が刺して走者なしに。チャンスを逸します。
6回裏、先頭の森がヒット。4番榎田が2ベースを放ち、無死2,3塁。5番江川がタイムリー。6番林の初球にキャッチャーが大きく弾いてパスボールの判定。3塁ランナー生還。無死3塁から林がスクイズを決めて中部学院大が3点を先制。3-0
7回裏、ピッチャー交代、清水。2死1塁でピッチャー交代、飯尾。
9回表、先頭から連続四球で無死1,2塁。ここで間宮監督がマウンドへ行って間を取ります。そこから3人を宮島が打ち取って試合終了。中部学院大が先勝としました。

総評

両エースが先発。5回まではお互いにランナーを出しながらも点は許さないという同じような展開。まさにがっぷり四つでした。

勝敗を分けたのは6回の攻防。6回表、岐阜聖徳学園大は先頭の上林選手がヒットで出塁。ここで2番佐藤壮選手のところの初球にスタートを切る作戦も、中部学院大の竹中選手が冷静に2塁へ投げてアウト。ここで意表を突くのは悪くないとは思いますが、アウトになるともったいないとなってしまう。

一方6回裏は中部学院大の森選手が先頭でヒット。続く榎田選手が外よりの球を上手く打ってレフト線へ運び2ベース。無死2,3塁から5番の江川選手がタイムリー。江川選手はそこまで2度チャンスで凡退していましたが3度目の正直で決めた形。

次のプレーが結構大きかったのですが・・・。最初は分からなかったのですが、どうやらバントの構えをしたバッターがバットを引いた際にバットがキャッチャーミットに当たって、ボールが大きく1塁側に弾かれる形に。これがパスボールという判定になり、3塁ランナーが生還。1塁ランナーが3塁へ。岐阜聖徳学園大も近藤監督が抗議にいくも判定は覆らず。その直後に中部学院大がスクイズを決めて3点目。この3点で決まってしまいました。

最終回は宮島投手に疲れが出て2四球を与えてピンチになりましたが・・・。3点リードがものをいった形に。

宮島投手は良くなかったと本人もいう中でしたが完封。竹中捕手が良く支えたのも大きかった。
中部学院大は優勝に王手。岐阜聖徳学園大は連勝が必要という状況となりました。

ピックアップ選手

岐阜聖徳学園大 有賀 達彦 投手(東海大諏訪 4年)

先発して5回まで2安打無失点。ランナーは序盤から出していたものの徐々に内容が良くなっていたし、丁寧なピッチングを心掛けているのが伝わってきた。6回は森選手、榎田選手に連打を打たれたのが痛かった。榎田選手にちょっと投げにくそうにしていたのが出てしまいましたね。

岐阜聖徳学園大 横尾 慎一郎 内野手(島田樟誠 4年)

8番ショートで出場。2安打のマルチで2ベースはセンターオーバーの素晴らしい当たりでした。

中部学院大 宮島 拓斗 投手(興国 4年)

完封でしたが、三者凡退は2回の1度だけ。毎回ランナーを出す苦しい投球でした。それでも四球を8回まで出さなかったことはさすが。あとは竹中捕手が2つ盗塁を刺したのもプレーとしてはかなり大きかった。最終回は疲れからか2四球を出しましたが、そこで監督がマウンドに来てそのまま託されて、期待に応えて最後力を出し切ったのが素晴らしかった。

中部学院大 榎田 玲也 内野手(市和歌山 4年)

4番DHで出場。2四球のあとの第3打席で初球を上手く捉えてレフト線へ2ベース。一気にチャンスを広げた打撃が大きかった。

中部学院大 江川 日那太 外野手(和歌山東 3年)

5番レフトで出場。そこまで2打席、得点圏にランナーを置きながら打てなかったのですが、第3打席に先制タイムリー。均衡を破る貴重な一打となりました。

中部学院大 間宮大貴 監督、宮島拓斗 投手、岐阜聖徳学園大 近藤真市 監督 談話
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