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ニデックー豊田自動織機 観戦記(2024年国スポ軟式野球愛知県大会)

5月17日に熱田愛知時計120スタジアムで行われた第2試合、ニデックー豊田自動織機の観戦記です。
ニデックが中盤までに大量リードをするもそこから豊田自動織機の反撃が見事でした。

ニデック
000520100|8 H6 E0
000005100|6 H7 E3
豊田自動織機

ニデック
近藤、大竹、松橋、春田ー水谷
豊田自動織機
小島、子迫、魚住、増田ー神谷

投手成績
ニデック
近藤優 5回 被安打2 四球0 三振2 失点0

大竹輝竜(豊橋中央-山岸ロジスターズ 5年目) 2/3 被安打2 四球4 三振0 失点5

松橋優(桜丘-愛知産業大 4年目) 1回1/3 被安打3 死球1 三振0 失点1

春田優成(波佐見-日体大 5年目) 2回 被安打0 四球1 三振2 失点0

豊田自動織機
小島大和(愛工大名電1年目) 3回1回 被安打2 四球2 三振0 失点3(自責点2)

子迫創太 2/3 被安打1 四死球4 三振0 失点4(自責点2)

魚住裕太郎(三好 10年目) 2回0/3 被安打3 四球2 三振3 失点1

増田海渡 3回 被安打0 死球1 三振0 失点0

(出場選手)

ニデック
9泉(2) 8竹内(7) 4加藤(5) D濱(8) 2水谷(23) 3土井(25) 7房野(6) 5籾山(24) 6山下(22)

豊田自動織機
8長谷川(8) 6守田(6) 3萬部(1)→7 D河村(2) 5天野(5) 9貞廣(14) 2神谷(3) 4戸嶋(4) 7島本(22)→H高須(26)→3

(試合経過)

4回表、1死1,2塁から6番土井の2点タイムリー2ベース。ここでピッチャー交代、子迫。1死3塁から7番房野がタイムリー。2死2,3塁からタイムリーエラーで2者生還。この回ニデックが5点先制。5-0
5回表、無死満塁でピッチャー交代、魚住。1死満塁から7番房野のところでエンドラン。打球はライトへ鋭く飛び、ライトゴロとなるも、その間に2者生還。7-0
6回裏、ピッチャー交代、大竹。1死満塁から3番萬部が押し出し四球。4番河村の野選で1点。2死満塁から6番貞廣のタイムリー。7番神谷の押し出し四球。ここでピッチャー交代、松橋。更にワイルドピッチで1点。打者一巡で5点。7-5
7回表、先頭の6番土井がソロホームラン。無死1塁でピッチャー交代、増田。8-5
7回裏、1死2塁から2番守田がタイムリー。8-6
8回裏、ピッチャー交代、春田。
ニデックが勝ちました。

総評

5回までにニデックが7点をリードしコールドペース。ニデックとすればそのまま勝ちたかったところでしたが、2番手の大竹投手が誤算。野手のミスもあったのですが、四球が重なり上手くボールが定まりませんでした。3番手の松橋投手もちょっとピリッとしなかったので、ここはちょっと心配。
打つ方は土井選手が絶好調。2ベース2本にホームランと大当たりでした。あと5回のエンドランがライトゴロになり、アウトの間に2者がかえるという珍しいプレーも起こりました。
チャンスでしっかりとエンドランを決められたのは良かったですね。
近藤投手、春田投手はしっかりと抑えたので、状態のいい投手を上手く見極めて起用したいところ。
豊田自動織機は相手のミスがあったとはいえ6回に打者一巡で5点を返したのはお見事。7回にもタイムリーで1点を返し、ニデックをあと一歩まで追い詰めました。
取られる場面ではエラー四球が絡んでいるので、ここを無くして行きたいですね。

ピックアップ選手

ニデック 土井 拓海 内野手(三重-中京大 1年目)

6番1塁で出場。3安打の猛打賞で全て長打。2ベース、2ベース、ホームランと素晴らしい打撃を見せました。打球方向も3方向に渡り、軟式に対応してきている印象ですね。

ニデック 近藤 優 投手(帝京大可児-星城大 2年目)

先発して5回を無失点。先頭バッターをしっかりと抑えてリズムよく投げました。

豊田自動織機 増田 海渡 投手(いなべ総合 5年目)

7回表の無死1塁からマウンドへ上がり、3イニングを死球1つで無失点に抑えました。

豊田自動織機 子迫 創太 投手(誉 1年目)

誉高校では最後の夏で背番号1。140kmを超えるまっすぐを投げる投手でしたので、軟式の豊田自動織機にいてびっくりしました。まだ軟式に対応できていないのかコントロールに苦しみましたが、ボールは137kmをマーク。またどこかで見たい投手ですね。

ニデック 安西祐希 監督 談話

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