愛知野球通信+

菰野-享栄 観戦記(2024年春季東海大会)

5月18日にカヤバスタジアムで行われた第1試合、菰野-享栄の観戦記です。
菰野の2年生左腕、栄田投手と享栄の2年生左腕、小山投手がどういうピッチングを見せるか注目して観戦しました。

菰野
026001000|9 H11 E4
000023002|7 H7 E2
享栄

菰野
栄田(1)-栗本

享栄
上倉(11)、水ノ江(12)、濱上(10)、小山(1)-杉本

投手成績

菰野
栄田人逢 9回 175球 被安打7 四球3 三振3 失点7(自責点3)

享栄
上倉直希(3年) 2回1/3 42球 被安打4 四球2 三振3 失点5

水ノ江修人(3年) 0/3 14球 被安打2 四球1 三振0 失点3

濱上琉碧(3年) 3回2/3 59球 被安打4 四球1 三振3 失点1

小山隼和 3回 49球 被安打1 四死球2 三振2 失点0

(出場選手)

菰野
7菊地 5立岩 6加瀬 3森 9梶谷 1栄田 8松山 2栗本 4中川

享栄
9永井→3 8パウエル 4仲谷 5西久保 7近藤 6山田 3永田→H真鍋(15)→3→H坂本(17)→9 2杉本 1上倉(11)→1水ノ江(12)→1濱上(10)→H杉浦(18)→1小山(1)→H黒田(13)

(試合経過)

2回表、1死1,2塁から7番松山が2点タイムリー2ベース。菰野が2点先制。2-0
3回表、1死満塁でピッチャー交代、水ノ江。5番梶谷が走者一掃の3点タイムリー3ベース。1死1,3塁から7番松山が2点タイムリー3ベース。ここでピッチャー交代、濱上。1死1,3塁から9番中川がタイムリー。打者11人の猛攻で8-0
5回裏、2死満塁から3番仲谷が2点タイムリー。8-2
6回表、無死1塁から3番加瀬がタイムリー2ベース。9-2
6回裏、1死1,2塁から8番杉本がタイムリー2ベース。更にパスボールで1点。2死3塁からタイムリーエラーで1点。9-5
9回裏、2死1,3塁から4番西久保が2点タイムリー2ベース。9-7
菰野が逃げ切って準決勝進出を決めました。

総評

菰野が享栄の投手陣、上倉投手、水ノ江投手、濱上投手から8点を奪い、圧倒するかという試合。菰野は出場全選手が2年生という若いチームでしたが、その勢いと強い打球で長打を放ち、大量点に。ただそのまま圧倒してコールド勝ちかと思いましたが、そこから守備のミスもあって享栄に反撃にあい、結果的には2点差まで詰め寄られた形に。

ただ、栄田投手はよく投げましたし、よく逃げ切りました。

菰野が2年生で楽しみな選手が多かった。

享栄は上倉投手、水ノ江投手が誤算。野手は中盤以降、相手のミスにつけこんで反撃しましたが・・・。

小山投手が7回から登板し、しっかりと抑えたことで最終回の反撃につながった。

やはりこれだけ大量点差になるとやれることが限られるので、競った試合に持ち込めるようにしていきたいですね。

ピックアップ選手

菰野 松山 颯汰 外野手(2年)

7番センターで出場。2安打がいずれも長打。左右に打ち分けてセンスを感じる選手。

菰野 加瀬 大雅 内野手(2年)

3番ショートで出場。3安打が全て2ベース。守備でも動きがよく能力の高さが光る選手。

菰野 栄田 人逢 投手(2年)

小柄な左腕ですが安定感がある。MAX134km。カットのコントロールがかなり良さそう。味方のエラーにも大きな動揺なく投げ込んでいました。

享栄 小山 隼和 投手(2年)

7回からマウンドへ。3回を1安打無失点。MAX136km。上背がありボールの強さで打ち取る。

享栄 パウエル キアヌ 外野手(3年)

2番センターで出場。2安打のマルチ。9回の3ベースの時のスピードはかなりのものがありました。

享栄 仲谷 成真 内野手(2年)

3番セカンドで出場。5回に2点タイムリー。守備はさすがのものを見せる。ショートで見たい選手ですね。

享栄 大藤敏行 監督 談話

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