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都市対抗東海地区2次予選直前!西濃運輸 注目3選手(森岡大輔投手・吉田聖弥投手・左向澪外野手)インタビュー(西濃運輸特集・後編)

社会人野球にとって、最大の大会は都市対抗野球となります。

東海地区の2次予選が今月の23日から始まるのを前に、今回は西濃運輸に取材で伺い、私コウが今年注目している選手たちにインタビューを行いました。

また、前編では佐伯尚治監督にお話を伺ったので、そちらはこちらからご覧いただければと思います。

今回インタビューを行ったのは3選手。

森岡大輔投手

吉田聖弥投手

左向澪外野手

それぞれ学年や年数は違いますが、今年NPBから指名があってもおかしくないと思っている選手たちに色々お聞きしています。

是非ご覧くださいませ。

“スライダーが特徴”森岡 大輔 投手

プロフィール

176 82㎏ 左投げ左打ち

京都大谷高校出身。神戸学院大へ進み、西濃運輸へ入社。今年3年目となる。

-京都の大谷高校出身。自分が分からないのでお聞きしますが、大体の野球でのレベル感が京都ではどのくらいなのでしょうか?

森岡:自分の入る頃はベスト8に入るくらいですね。ちょうど自分が入学する前の年に足立兼敏さん(故人)が就任されて、強化していこうとしていたタイミングでした。足立さんは龍谷大の監督をされていてジャパンのコーチもされていた方。足立さんが現役の時に1度甲子園も出ている(1965年第37回の選抜大会に出場)そうです。

-小学校中学校ではどんなチームでしたか?

森岡:小学校は地元の軟式チームで、中学校では京都八幡シニアというチームでした。中学では最後の夏に全国大会へ出ています。

-子どものころから投手でしたか?

森岡:ずっと投手でした。小学校の頃は色々やっていましたが、中学からは投手。

-高校での最後の夏は4回戦。その後神戸学院大へ進学。大谷高校から同大学へは進学するのですか?

森岡:いえ自分だけでした。そもそも大谷高校から大学で野球をやる選手がそれまでは少なくて。自分たちの代は何人か続けたのですけど。足立監督の紹介で神戸学院大に進むことになりました。

-神戸学院大は関西六大学リーグ。実力的には?

森岡:ずっと弱かったです(苦笑)。2年生の頃からリーグ戦で投げていましたが、4年生になるまで1勝もしてないんですよね。チーム自体がリーグ戦で1勝とか2勝しかしていないレベルだったので・・・。

-そこから西濃運輸に来るきっかけは?

4年の春に西濃運輸と神戸学院大のオープン戦が組まれてその時に完投しまして。その当時の西濃運輸の林教雄監督に声を掛けていただいて。お世話になることになりました。

NPBに行きたいとかは思っていましたか?

もちろんNPBに行きたいとは思っていましたが、実力的には無理だろうと思っていました。4年生になった時点でまだリーグで1勝もしていなかったですし。ですので、社会人で実力をつけて、と考えていた時に西濃運輸に呼んでいただいたので、ここで力をつけようと思いました。

-西濃運輸に入って1年目は怪我でほとんど投げられなかったとか。

そうですね。最初の春のキャンプで選手と交錯してしまって右ひじを脱臼。治るまで半年くらいかかりました。脱臼ですのでやっぱり動けないですし・・・。

-そこから復帰して2年目から戦力になっていった。去年は困ったら森岡投手が投げているイメージでした。

どうなんですかね?いい場面で使ってもらえた印象です。

-そして3年目のこの春にすごく球が速くなった印象がありました。きっかけは何かありましたか?

やはり去年の日本選手権で全国の強豪を相手に3試合投げて経験出来た。それが大きかったかな、と思います。そこで全国で勝つためにはこうしていく必要があるんだ、というようなことが経験出来て、それに対してこの冬の練習に取り組めた結果かなと。また西濃運輸に来てから基礎を作ってきて、そこに筋力トレーニングをした成果が出てきたと感じています。自信がついたというのも要素の1つかと。

-先発への思いとかはありますか?

先発にこだわりとかはないです。チームが勝つために、というのが大前提なので、勝負を左右する場面での登板にやりがいも感じています。

-今年は社会人3年目となりますが、NPBへの思いは?

やっぱりチャンスがある限りは、子供の頃からの夢なので追いかけたいと思います。ただまずはチームが都市対抗野球の出場を決められるように、というのが一番大事。それを達成できるように頑張ります。

-今年の西濃運輸のチームとしての手ごたえはいかがですか?

去年の今頃は投手陣が不安な感じだったのですが、それに比べるとかなり充実してきていると思います。チームとしても日本選手権でベスト4まで行けたというのが成長につながったと思いますし。2次予選にいい形にもっていけたらと思います。

1年で一番大事な時期になるので、自分の持っているもの全部出していけたらいいかな、と思います。

-ありがとうございました。ちなみに『グランドスラム』で“泣き虫”となっていましたが、よく泣くんですか?

あれ、みんなネタに走って勝手に書いているんです(苦笑)。多分、昨年の都市対抗予選の時にサヨナラ食らって泣いていたんで、それで勝手に書かれたんだと思います。特技とか趣味とか特に書くことがなかったりするとネタに走るので。あんまり参考にしないでください(笑)。

 

“成長著しい左腕”吉田 聖弥 投手

プロフィール

176 82㎏ 左投げ左打ち

佐賀の伊万里農林高校出身。今年4年目となる。

-出身高校の伊万里農林はいま合併してもう無いとか。

そうです。僕らの学年を最後に伊万里商と合併して伊万里実業になりました。ですので、自分たちが最後の伊万里農林としての夏でした。それも5人しかいなかったので、伊万里商との合同チームで最後の夏は戦いました。

-最後の夏が合同チームだったんですね。何人で戦ったのですか?

伊万里農林が5人、伊万里商が7人の計12人でした。

-社会人で野球を続けている選手の最後の夏が合同チームというのもなかなかないですよね。吉田投手自体は当時から投手として有名だったのですか?

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