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JR東海-山岸ロジスターズ 観戦記(2024年都市対抗東海地区2次予選)

6月4日に岡崎レッドダイヤモンドスタジアムで行われた第3代表トーナメントの2回戦、JR東海-山岸ロジスターズの観戦記です。
負けたら終わりの試合。序盤からJR東海のペースで試合が進みました。

JR東海
241101101|11 H16 E0
000000200|2 H7 E0
山岸ロジスターズ

JR東海
柳橋(12)、不後(14)、川本(16)、河村(18)-須永、牛場

山岸ロジスターズ
橋詰(21)、小杉(14)、諏訪(16)、林(19)、市川(66)-吉原

投手成績

JR東海
柳橋巧人 4回 48球 被安打2 四球0 三振3 失点0

不後祐海(中京-関西国際大 1年目) 1回 12球 被安打0 四球0 三振2 失点0

川本祐輔(尾道-亜細亜大 9年目) 1回 12球 被安打0 四球0 三振1 失点0

河村唯人(日大三-日本大 2年目) 3回 57球 被安打5 四球0 三振3 失点2

山岸ロジスターズ
橋詰開斗(明豊-大阪工大 3年目) 2回 57球 被安打7 四死球3 三振2 失点6

小杉康介(聖隷クリストファーー獨協大 2年目) 3回 58球 被安打5 四球1 三振2 失点2

諏訪真(弘前東-八戸学院大 4年目) 1回1/3 45球 被安打2 四死球5 三振0 失点2

林正都 1回2/3 22球 被安打0 四球0 三振1 失点0

市川良太(中京-中京学院大 8年目) 1回 23球 被安打2 四球0 三振0 失点1

(出場選手)

JR東海
6山崎(0) 9山本(5) 2吉田有(4) 7三村(8)→7水谷祥(1) 5平野(7)→3 D堀尾(25)→R小野寺(29)→D→H吉田隼(9) 3上神(23)→5布施(2) 2須永(23)→H牛場(33)→28松野(3)

山岸ロジスターズ
4中島(8) 9足立(51) 6小畠(6) 3伊部(23) 8三輪(34) D奥村(1)→H小野寺(22)→D 5酒井直13) 2吉原(27) 7酒井(24)

(試合経過)

1回表、2死1塁から4番三村がタイムリー2ベース。5番平野がタイムリー。JR東海が2点を先制。2-0
2回表、1死2,3塁から3番吉田有が2点タイムリー。2死2塁から5番平野がタイムリー2ベース。6番堀尾がタイムリー。6-0
3回表、ピッチャー交代、小杉。1死2塁から1番山崎がタイムリー3ベース。7-0
4回表、2死1,2塁から8番須永がタイムリー。8-0
5回裏、ピッチャー交代、不後。
6回表、ピッチャー交代、諏訪。1死満塁から代打牛場がタイムリー。9-0
6回裏、ピッチャー交代、川本。
7回表、1死満塁でピッチャー交代、林。5番平野の犠牲フライ。10-0
7回裏、ピッチャー交代、河村。2死から5番三輪がヒット。2死2塁から代打小野がタイムリー2ベース。7番酒井直がタイムリー。2点取ってコールド回避。10-2
9回表、ピッチャー交代、市川。2死から3番吉田有がソロホームラン。11-2
JR東海が勝ちました。

総評

JR東海は初回にラッキーな吉田有選手のヒットから連続長短打で2点。2回表には吉田有選手の2点タイムリーに平野選手、堀尾選手のタイムリーで4点取って6-0。

あとはどうやってコールドまで持っていくか、という雰囲気に。

そこからは1点ずつ取って、徐々にコールドに近づいていき、7回表に10点目をあげる。これでコールドで終わるかと思ったのですが・・・。

山岸ロジスターズは7回裏、2死無走者から三輪選手がヒット。代打小野選手がタイムリー2ベースを放ちコールドを回避。更に酒井直選手もタイムリーを放ち、2点。この攻撃があったので9回まで戦うことが出来ました。

山岸ロジスターズの粘りはお見事でした。投手陣も2番手の小杉投手以降はそれぞれ持ち味は出した印象。小野選手は代打から2打数2安打。ルーキーがチームを救った形になりましたね。

JR東海は平野選手が5打数4安打1犠飛3打点の活躍。3番の吉田有選手も3安打で最終回にはホームランを放ち活躍しました。

河村投手だけちょっと打たれた形でした。ボールのスピードは出ていたのですが、変化球が今一つ。ちょっとベンチも今後の起用を考える内容になってしまいましたね。

JR東海はこれで第3代表のベスト4に進出。今大会初勝利でした。ここから勢いに乗りたいですね。

ピックアップ選手

JR東海 平野 英丸 内野手(静岡-駒澤大 5年目)

5番サードで出場。途中からファースト。5打数4安打1犠飛と素晴らしい内容で打点も3。打撃内容が素晴らしかったです。

JR東海 吉田 有輝 内野手(履正社-明治大 6年目)

3番セカンドで出場。3安打の活躍。2回に2点タイムリー。9回にはソロホームランと主将として結果でチームを引っ張りました。

JR東海 柳橋 巧人 投手(金沢西-龍谷大 3年目)

先発して4回を2安打無失点。今季は先発での起用が主となり、結果も出てきています。今後企業チーム相手にどういう起用になるか、また結果を出せるか注目です。

山岸ロジスターズ 小野 清弥 捕手(春日部東-新潟医療福祉大 1年目)

7回表、代打で登場し、コールドを回避するタイムリー2ベースを放つ。9回にもヒットを放ち2打数2安打。ルーキーながらチームに勇気を与える活躍をみせました。

山岸ロジスターズ 林 正都 投手(藤枝明誠-中部大 2年目)

7回表、1死満塁でマウンドに上がり犠牲フライを浴びたものの、後続はしっかりと抑えて、次のイニングも三者凡退。チーム唯一の無失点投球をみせました。

山岸ロジスターズ 酒井 直人 内野手(近大泉州-太成学院大 1年目)

7番サードで出場。7回裏に2点目となるタイムリーを放ちました。

山岸ロジスターズ 三輪 真弘 外野手(海星-皇學館大 2年目)

5番センターで出場。7回裏にヒットを放ち、盗塁から先制のホームを踏み、チームのコールド回避に貢献。

JR東海井上監督、吉田有輝主将、山岸ロジスターズ平野監督談話
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