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三菱自動車岡崎-ヤマハ 観戦記(2024年都市対抗東海地区2次予選第1代表決定戦)

6月5日に岡崎レッドダイヤモンドスタジアムで行われた第1代表決定戦、三菱自動車岡崎-ヤマハの観戦記です。
ヤマハがベテランの九谷投手を立てたのに対し、三菱自動車岡崎はルーキーの田中投手を先発に起用しました。

三菱自動車岡崎
0000010101|3 H9 E2
0000110002|4 H9 E1
ヤマハ

三菱自動車岡崎
田中(12)、坂巻(34)、神原(16)-西川

ヤマハ
九谷(13)、沢山(34)、有本(11)、河野(16)、近藤(19)-大本

投手成績

三菱自動車岡崎
田中啓斗 5回 80球 被安打6 四死球2 三振4 失点1

坂巻拳 4回 66球 被安打3 四球1 三振1 失点1

神原友(東海大甲府-東海大 7年目) 1/3 8球 被安打0 四球0 三振0 失点2(自責点0)

ヤマハ
九谷青孝 5回 60球 被安打2 四球1 三振1 失点0

沢山優介(掛川西 3年目) 1/3 19球 被安打2 四球0 三振0 失点1

有本雄大 1回2/3 27球 被安打1 四球1 三振2 失点0

河野颯太(横浜商科大高-横浜商科大 3年目) 1回 13球 被安打2 四球0 三振0 失点1

近藤卓也 2回 36球 被安打2 四球0 三振2 失点1(自責点0)

(出場選手)

三菱自動車岡崎
9豊住(24) D小室(6) 5荒井 7山田→H里見→7大工原 3伊藤 4古川 8中村奎 2西川 6斎藤

ヤマハ
D矢幡(1) 3秋利(4) 9網谷(5) 2大本(22) 6永濱(7)→4 4宮崎(2)→6相羽(10) 8前野(25)→H桃谷(26)→R野澤(23)→7中田(24) 5藤岡(3)→H小林(6)→5 7西村(0)→8

(試合経過)

5回裏、2死3塁から2番秋利がしぶとくライト前に落ちるタイムリー2ベース。ヤマハが先制。1-0
6回表、ピッチャー交代、沢山。1死1,3塁でピッチャー交代、有本。3番荒井が同点タイムリー。1-1
6回裏、ピッチャー交代、坂巻。1死3塁から6番相羽がタイムリー。ヤマハが勝ち越し。2-1
8回表、ピッチャー交代、河野。無死2塁から2番小室がタイムリー。尚も1死3塁とするも代打里見、5番伊藤が倒れ同点止まり。2-2
9回表、ピッチャー交代、近藤。先頭の古川が2ベース。1死3塁となるも、8番西川、9番斎藤を打ち取って0点。
タイブレークに突入。
10回表、先頭の豊住が三振。2番小室の2ゴロで4-6のあと、1塁送球をファーストが取れずに2塁ランナーが生還。2死2塁から3番荒井のセンターへのヒットで2塁ランナーがホームを突くもセンターの西村からすごい返球が返ってきてタッチアウトに。三菱自動車岡崎は勝ち越すも1点止まりに。
10回裏、秋利が送って1死2,3塁。3番網谷が2ナッシングから粘ってフルカウントまで持っていき、ショートへやや弱いゴロをホームへ投げようと焦ったかショートが逸らして外野まで転がる中、2者生還しヤマハがサヨナラ。
タイブレークを制し、ヤマハが第1代表の座を獲得しました。本戦への出場は6年連続45回目となります。

総評

三菱自動車岡崎は笠井投手ではなく田中投手が先発。ちょっと意外でしたが田中投手が好投し、ヤマハ打線を5回の1点で抑えたのがこの試合を競った好ゲームに持ち込むことに。

三菱自動車岡崎としては、6回表、8回表と点を取って追いついたのですが、尚ものチャンスで逆転できなかった。9回表も含めて勝ち越すチャンスはあっただけに、9回までに勝負をつけたかった形。

ただ、秋山翔投手、笠井投手を残してこの試合を終えましたし、ヤマハを追い詰めた力はかなりのもの。代表の座はしっかりと確保しそうです。

坂巻投手のロングリリーフも今後に向けては好材料に。

ヤマハはプロ注目の沢山投手を6回に登板させましたが、ボールがあまり走っておらず、ヒット2本を打たれたところで早々に交代。ちょっと今後に影を落としそうな投球になってしまいました。

逆に目立ったのはそこから投げた有本投手。155kmをマークし、アベレージで150kmを超えるスピードは魅力たっぷり。不安定さも少し見えましたが、来ていたスカウトさんに大きなアピールとなりました。

ヤマハは予選を通じて苦しい試合が多かったですが、それを粘って勝ち切るところが例年にない強さ。

土壇場で西村選手のスーパープレーがありましたし。

投手陣もまっすぐが速い投手が多く、地力の高さを感じる試合でした。

昨年は本戦で準優勝。今年はその上を狙えるチームに感じますね。補強をどうするかも注目になります。

表彰式の様子

青獅子旗授与

優秀選手賞は佐藤廉投手が受賞

集合写真 9年連続45回目の出場

胴上げの様子

ピックアップ選手

三菱自動車岡崎 小室 和弘 内野手(昌平-明治大 12年目)

2番DHで出場。2安打のマルチで8回表には同点となるタイムリーを放つ。得点に絡んでいて、打線では変わらずキーマンですね。

三菱自動車岡崎 荒井 海斗 内野手(前橋育英-明治大 7年目)

3番サードで出場。6回表に一旦同点となる同点タイムリー。結果でもチームを引っ張ります。

三菱自動車岡崎 田中 啓斗 投手(日大二-武蔵大 1年目)

先発してヤマハ打線を5回で1失点に抑える好投。粘り強く投げることが出来る投手で要所で三振も奪えていたので、今後が楽しみになりました。

三菱自動車岡崎 坂巻 拳 投手(千葉英和-東京情報大 6年目)

今年は球威が戻ってきて140km中盤もマーク。6回から9回までを1点に抑える好投をみせました。坂巻投手がある程度投げられるとかなり投手陣が充実します。本戦のカギになりそうですね。

ヤマハ 九谷 青孝 投手(南部-東農大 13年目)

先発して5回を2安打で無失点。大会初登板でしたが、監督はここでの先発は決めていたとのこと。きっちりと結果を出すのはさすがでした。

ヤマハ 有本 雄大 投手(おかやま山陽-東北福祉大 2年目)

6回表のピンチでマウンドへ。いきなり荒井選手にタイムリーを浴びたものの、そこからはしっかりと7回まで抑えて2奪三振。球場ガンでMAX155kmをマーク。安定感は欠ける感じはありますが、球威は素晴らしい。

ヤマハ 網谷 圭将 外野手(千葉英和-横浜DeNA 27歳)

3番ライトで出場。最後はタイムリーエラーでの逆転サヨナラでしたが、追い込まれてからの粘ったことが大きかったと本人談。打撃技術は高いですし、全国有数の強打者になっている印象です。

ヤマハ 近藤 卓也 投手(秋田商-青山学院大 8年目)

9回からマウンドへ上がり、いきなり2ベースを浴びてピンチを作るも1死3塁から三振と左飛に抑え、タイブレークでもエラーで失点したものの、好守備もあって1点でしのぎ、逆転サヨナラにつなげました。

ヤマハ近藤投手、網谷選手談話
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