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ジェイプロジェクト-日本製鉄東海REX 観戦記(2024年東海地区都市対抗2次予選)

6月7日に岡崎レッドダイヤモンドスタジアムで行われたジェイプロジェクト-日本製鉄東海REXの観戦記です。
第6代表トーナメントの1回戦。ここは負けたら終わりの試合。企業チームでどこが最初に負けるか注目でした。

ジェイプロジェクト
000000000|0 H2 E3
11000000X|2 H12 E0
日本製鉄東海REX

ジェイプロジェクト
三木(17)、菅原(22)、靏我(20)-田中

日本製鉄東海REX
荒木(28)、続木(16)、村越(19)、葛谷(29)-中川

投手成績

ジェイプロジェクト
三木樹(加古川南-上武大 3年目) 2回 33球 被安打5 四球1 三振0 失点2

菅原誠也(延岡学園-長崎国際大-愛媛MP-滋賀GB-火の国S 26歳)3回1/3 63球 被安打5 四球1 三振2 失点0

靏我祐季(目白研心-帝京平成大 1年目) 2回2/3 42球 被安打2 四球2(1) 三振1 失点0

日本製鉄東海REX
荒木雅玖(海星-九州産業大 2年目) 6回 83球 被安打2 四球1 三振3 失点0

続木悠登(横浜商科大高-日大国際関係学部 6年目) 1回1/3 12球 被安打0 四球0 三振1 失点0

村越祐野(石川-駒澤大 3年目) 2/3 7球 被安打0 四球0 三振0 失点0

葛谷拓巳(県岐阜商-朝日大-日本製鉄鹿島 6年目) 1回 13球 被安打0 四球0 三振1 失点0

(出場選手)

ジェイプロジェクト
3満田颯(13) 7加藤(0) 4片岡(2) D橋本恭(23) 8上宮田(34)→9 2田中(38) 9村口(7)→8岡田一(27) 5木内(4) 6宮内(6)→H池尾(32)

日本製鉄東海REX
9山本(3) 7長南(10) 5平野晴(4) D筒井(1) 8大塚(2) 3金子(23) 4平野翔(6) 2中川(27) 6吉村(26)→6荒木誠(9)

(試合経過)

1回裏、2死から3番平野晴がソロホームラン。日本製鉄東海REXが先制。1-0
2回裏、2死3塁から2番山本がタイムリー2-0
3回裏、ピッチャー交代、菅原。
6回裏、1死1,2塁でピッチャー交代、靏我。
7回表、ピッチャー交代、続木。
8回表、1死無走者でピッチャー交代、村越。
9回表、ピッチャー交代、葛谷。
日本製鉄東海REXが完封リレーで負けられない一戦を制しました。ジェイプロジェクトはこれで敗退となりました。

短評

日本製鉄東海REXは初回に平野晴選手のホームラン。2回裏に山本選手のタイムリーで2点を挙げたものの、そこからチャンスを作りながら得点ならず。
投手陣が完封リレーで抑えて勝ったのでよかったですが、もう少し楽に勝ちたかった。打線はまんべんなくヒットが出たので、今後にはつながってきそうな雰囲気。
厳しい戦いが続きますが、この日のように投手陣が踏ん張って、先手を取って逃げ切る。この形で戦いたいですね。
ジェイプロジェクトはチャンスらしいチャンスは5回表の1死1,2塁くらい。2安打ではどうしようもなかった。投手陣、菅原投手、靏我投手は粘りましたが・・・。三木投手が不調。打線もなかなか打てないではどうしようもなかったですね。秋に向けて三木投手の復活を期待したいですが、それ以上に打線の状態を上げたいです。

東海理化 鈴木啓友 監督談話

(投手陣が踏ん張りました。荒木雅投手に先発を託しましたね)「今シーズンずっと状態がよく、吉川もよかったためになかなか先発機会がなかったですが、いける機会があれば荒木と決めていたので今日は迷いなく。丁寧に投げていて、腕も振れていたので大丈夫だろうと安心して見ていました。」

(打線は12安打でしたがいかがでしたか)「毎回得点圏に進めながら得点が2点。ピッチャー陣に負担がかかる試合になってしまったなと。次に向けてはチャンスでどうするかを課題にやっていきたいです。」

(そんな中、初回に平野晴也選手がホームラン。この試合から3番でした)「もう練習の時から状態が良かった。元々打力がある選手なので、やってくれると思っていました。」

(彼は主将でもある。勢いがついたのでは)「そうですね。つきました。」

(荒木投手を早めに降ろしたのは先を見据えてのものでしたか?)「それもありますが、途中ランナーを溜める場面もあったのと、まだ投げていない投手もいたので、元気な投手に託そうということでした。」

(あとはどうやって点を取るかでしょうか。山本秀太選手はずっと状態いいですね)「そうですね。出塁していますし、2,3番が上手くつないで4番の筒井にバチンと出ればいい流れになるかなと思っています。」

(あと3連勝が必要。ベーブルース杯では5連勝していますが)「その経験があるからか、選手も変な気負いもなく普段通り出来ているのがよかった。チームの雰囲気も暗くなくこれからだという雰囲気なのでしっかりと準備して次に臨みます。」

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