焼津マリーンズー浜松ケイ・スポーツBC 観戦記(2024年全日本クラブ選手権 東海地区2次予選)
6月22日にトヨタスポーツセンターで行われた第2試合、焼津マリーンズ-浜松ケイスポーツBCの観戦記です。
レベルの高い静岡のクラブチーム同士の対戦。序盤は焼津マリーンズペースとなりました。
焼津マリーンズ
013310000|8 H9 E0
000014000|5 H7 E1
浜松ケイ・スポーツBC
焼津マリーンズ
山本(17)、柳下(20)、石田(16)、山崎(15)-戸崎
浜松ケイスポーツBC
山下(48)、稲本(15)、小松(10)、鈴木(17)、水戸部(19)、山本(13)-御所名、前田
投手成績
焼津マリーンズ
山本翔希 5回 78球 被安打3 四球5 三振5 失点1
柳下陸(池田-朝日大 2年目) 0/3 6球 被安打1 四球1 三振0 失点2
石田成(小鹿野-杏林大 2年目) 3回 47球 被安打3 四死球3 三振1 失点2
山崎晟弥(国士舘-杏林大 1年目) 1回 10球 被安打0 四球0 三振0 失点0
浜松ケイスポーツBC
山下景太郎(必由館 35歳) 3回 69球 被安打5 四死球3 三振2 失点4
稲本嵐(美里工-東京情報大 1年目) 0/3 17球 被安打0 四球3 三振0 失点3
小松蓮(酒田南-富士大 28歳) 1回 18球 被安打2 四球0 三振2 失点0
鈴木平(浜松湖南-静岡理工科大 2年目) 3回 50球 被安打2 四球2 三振2 失点1(自責点0)
水戸部龍也 1回 15球 被安打0 四球1 三振2 失点0
山本佑輔(城南静岡-静産大 26歳) 1回 15球 被安打0 四球1 三振0 失点0
(出場選手)
焼津マリーンズ
6西村(4) 4小寺(3) D薮田(2)→H森山(27) 2戸崎(10) 9谷藤(7) 3鈴木(8) 7岡本(13)→7塚本(5) 8定道(33) 5田渕(6)→R山本(9)→5望月(1)→5平口(14)
浜松ケイスポーツBC
8石原(5) 6谷口(4)→H佐野(28)→4 9品田(7) D寺澤(25) 7瀧本(9) 3前田(27)→2 5高林(3) 2御所名(37)→H永井(1)→3 4小池(8)→6
(試合経過)
2回表、2死1,3塁から8番定道がタイムリー。焼津マリーンズが先制。1-0
3回表、無死1塁から1番西村がタイムリー2ベース。更に無死満塁から4番戸崎が2点タイムリー。4-0
4回表、ピッチャー交代、稲本。無死満塁でピッチャー交代、小松。1死満塁から4番戸崎が2点タイムリー。5番谷藤がタイムリー。7-0
5回表、ピッチャー交代、鈴木。1死1,3塁からワイルドピッチで1点。8-0
5回裏、1死満塁から1番石原が犠牲フライ。8-1
6回裏、ピッチャー交代、柳下。無死1,2塁でピッチャー交代、石田。1死満塁から代打永井に押し出し四球。9番小池がタイムリー。1番石原が犠牲フライ。2死2,3塁から2番佐野がタイムリー内野安打。この回4点返し、8-5
8回表、ピッチャー交代、水戸部。
9回表、ピッチャー交代、山本。
9回表、ピッチャー交代、山崎。
焼津マリーンズが逃げ切りました。
総評
焼津マリーンズが序盤からリードを広げ、最大8点リード。そのままコールドで勝つかと思いましたが、そこからの浜松ケイスポーツBCの粘りもお見事でした。
焼津マリーンズは先発の山本投手が5回まで1失点。そのまま投げていたらすんなり勝てたかもしれませんが、先を見据えて継投に入るも、柳下投手が誤算。打者2人をヒット、四球と出したところで交代。後続の石田投手も打たれて4失点。最後までもつれる結果となってしまいました。
打つ方も4番戸崎選手が4回までに3安打を放ち、全て点数に貢献する形で活躍。ただ、6回以降は0点で終わり、苦しむ要因となってしまいました。
それでも8回はランナーを2人出しながらもゲッツーでしのぐなど、粘って抑えたことは収穫。勝って勢いに乗りたいところ。
浜松ケイスポーツBCは6回にチャンスをしっかりと活かして4点取った粘りはお見事。序盤の大量失点が重い試合になりました。
四球が失点に絡むケースが多かったので、そこは改善していきたいですね。
ピックアップ選手
焼津マリーンズ 戸崎 慶 捕手(東海大相模-東海大-テイエステック 26歳)
4番捕手で出場。第1打席から3打席続けてのヒットで2本タイムリー。4点に絡む大活躍でした。捕手としても立ち上がりに三振ゲッツーにとってチームに勢いをもたらせました。
焼津マリーンズ 山本 翔希 投手(比叡山-京都先端科学大 3年目)
先発して5回を1失点ピッチング。立ち上がりで4連続奪三振を奪うなど、クラブ相手で安定した投球を披露しました。
焼津マリーンズ 西村 竜馬 内野手(藤枝明誠-岐阜協立大 2年目)
1番ショートで出場。2安打1四球と活躍し、盗塁も1つ決めました。守備でも安定していました。
浜松ケイスポーツBC 小池 剛志 内野手(浜松城北工-静岡理工科大 2年目)
9番セカンドで出場。2安打のマルチで6回にはタイムリーを放つ。
浜松ケイスポーツBC 石原 大地 外野手(新田-常葉大 28歳)
1番センターで出場。1安打1四球に2犠飛と活躍。
浜松ケイスポーツBC 水戸部 龍也 投手(浦和学院-名経大 1年目)
8回にマウンドへ上がり、1四球はあったものの2奪三振。ノーヒットに抑えました。大学以来に見れてよかった。
焼津マリーンズ 戸崎秀伸 監督 談話
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