愛知野球通信+

安城学園-大成 観戦記(2024年選手権愛知大会)

7月7日に阿久比球場で行われた第2試合、安城学園-大成の観戦記です。
1回勝ったチーム同士の試合ですが、大成は連戦。これがポイントになるか注目して観戦しました。

安城学園
0100110000|3 H8 E0
0011010001|4 H11 E1
大成
(延長10回タイブレーク)

安城学園
土工(1)-間瀬

大成
堺(1)-山尾

投手成績

安城学園
土工陽誠 9回1/3 124球 被安打11 四死球4 三振3 失点4(自責点3)

大成
堺千真 10回 139球 被安打8 四死球6 三振5 失点3(自責点2)

(出場選手)

安城学園
8高瀬 5深田(16) 2間瀬 9原田 3山本彬 6渡辺 1土工 4河野→H千葉(14)→4小笠原(15) 7齋藤

大成
8大池 6小島 2山尾→9→3 1堺 7山田 3小宮→8小林(18)→H奥村(13) 4水谷(14) 5篠田→H服部(4)→5 9酒向(19)→2脇田(20)

(試合経過)

2回表、2死満塁から3番間瀬の押し出し死球で1点。安城学園が先制。1-0
3回裏、1死1,3塁から5番山田の犠牲フライ。1-1の同点。
4回裏、1死2塁から9番脇田がタイムリー。大成が勝ち越し。2-1
5回表、無死3塁から6番渡辺がタイムリー。2-2の同点。
6回表、1死3塁から3番間瀬の犠牲フライ。安城学園が逆転。3-2
6回裏、1死3塁から9番脇田のスクイズが成功(記録は野選)。3-3の同点に追いつく。
9回裏、2死から四球で出たランナーを置いて3番山尾がヒット。2死1,3塁となるも4番堺が倒れタイブレークへ突入。
10回表、送って1死2,3塁とするも7番土工が浅い中飛。代打千葉が捕ゴロに倒れ0点。
10回裏、送って1死2,3塁から代打奥村が初球を捉えてセカンド横の打球をセカンドが取れずサヨナラタイムリー。大成が辛くも安城学園を振り切って3回戦進出を決めました。

総評

大成の堺投手は連投。この暑い中なのでやはり影響は大きく、まっすぐはスピードが落ちていましたし、コントロールにも苦しむ投球。1回、2回、4回と満塁を背負う中、何とか2回の押し出し死球の1点でしのいだのはさすが。

3回から大成も反撃して、1点ずつ入れて4回に逆転。ただ、この回に1点取ったあとに尚も1死満塁のところで山尾選手がゲッツー。これももつれさせる要因になりました。

何にしても安城学園の2年生エースの土工投手がよかった。まっすぐは120㎞出ないくらいだったのですが、緩急の使い方が上手く、球速帯をいくつか使って抑える投球。コントロールがいいので崩れないんですよね。失点をしても最少でしのぐのが素晴らしかった。

安城学園としては結果的には序盤のチャンスで何とかしたかった。1番の高瀬選手、3番の間瀬選手は素晴らしい選手でした。

スタメンの4人1,2年生が名を連ねるチーム。新チームにこの経験を生かしたいですね。まずは県に進みたいと監督はおっしゃっていました。

大成は苦しい日程の連戦をものにして、ここから少し日程も空きます。堺投手は体調不良もあったらしく、この2日間はその影響もあったとか。

とりあえず1週間でしっかりと疲れを取って上手く状態をあげてほしいですね。

打線では水谷選手、最後決めた代打の奥村選手と2年生の活躍も光りました。

ピックアップ選手

安城学園 土工 陽誠 投手(2年)

2年生エース。まっすぐは120㎞前後くらいですが、変化球を上手く使える投手でなかなか相手に的を絞らせない投手。気持ちのタフさがありますね。

安城学園 高瀬 純太 外野手(3年)

1番センターで出場。1安打1四球と出塁。とにかく足の速さが素晴らしく、能力の高さを感じます。

安城学園 間瀬 海翔 捕手(3年)

3番捕手で出場。2安打1犠飛。押し出しの死球での打点もあり、2打点。打撃センスの光る捕手。

安城学園 山本 彬登 内野手(3年)

5番1塁で出場。3塁打を含む2安打1四球と活躍。3ベースはセンターの頭を越す素晴らしい打球でした。

大成 堺 千真 投手(3年)

連投ということもあり、本来の球威ではない中で、何とか最小失点でしのぐあたりはさすがでした。タイブレークでは逆に慣れている印象。試合を作る能力も高い。

大成 水谷 陽呂 内野手(2年)

7番セカンドで出場。3安打の猛打賞でうち2本が2ベース。逆方向で相手の頭を越せるパンチ力が光る。

大成 奥村 健斗 内野手(2年)

10回裏の代打で登場し、初球をしっかりと捉えてサヨナラタイムリー。初球から振りにいける気持ちの強さが素晴らしい。

大成 脇田 透真 捕手(2年)

途中の守備から入り、堺投手を支えつつ、4回裏にタイムリー。6回裏にはスクイズをしっかりと決めて2打点。攻撃でも大きく貢献しました。

大成 山岡監督、堺投手、安城学園 増永監督談話
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