名市工-名市工芸 観戦記(2024年名古屋市立大会)
8月6日にパロマ瑞穂球場で行われた名古屋市立大会の1回戦、名市工-名市工芸の観戦記です。
毎年好チームを作ってくるチーム同士の一戦。どんな選手がいるか注目して観戦しました。
名市工
001200030|6 H9 E2
010001000|2 H5 E1
名市工芸
名市工
村瀬(9)、岩本(1)-飯田
名市工芸
鵜野(10)、山内(1)-丹羽
投手成績
名市工
村瀬大晋 7回 91球 被安打4 四死球4 三振3 失点2(自責点1)
岩本嵐士 2回 41球 被安打1 四球2 三振4 失点0
名市工芸
鵜野太郎(1年) 3回1/3 55球 被安打5 四死球3 三振1 失点3
山内琉生 5回2/3 116球 被安打4 四死球9 三振3 失点3
(出場選手)
名市工
8古川 5遠藤 6諏訪 7岩本(1)→1 2飯田 1村瀬(9)→7 9三浦(7)→H千野(16)→9 3濱野 4友利
名市工芸
7田中(17) 6川崎→H赤尾(12)→6西谷(16)→H青山(9) 4福島 9澤上(7) 2丹羽 3小川 5宮廻(14)→5前田(5) 1鵜野(10)→1山内(1)→H今泉 8山羽(18)→H内田
(試合経過)
2回裏、1死から5番丹羽がショートを超えて落ちる2ベース。返球が大きく乱れバッターランナーが一気にホームイン。名市工芸が先制。1-0
3回表、2死2塁から2番遠藤がタイムリー。1-1の同点に追いつく。
4回表、1死1,3塁からワイルドピッチで1点。1死満塁でピッチャー交代、山内。9番友利が犠牲フライ。2点を名市工が勝ち越し。3-1
6回裏、無死3塁から2番川崎のタイムリー。3-2
8回表、2死満塁から2番遠藤がピッチャー強襲のタイムリー内野安打。3番諏訪が押し出し四球。4番岩本がタイムリー。名市工が3点追加。6-2
名市工が勝ちました。
総評
お互いに四死球のランナーが多く、それでいて押し切れないという展開。この辺りも新チームらしいといえばらしい試合でした。
名市工はバント、走塁等、小技を一つテーマとして試合に取り組んでいたとのこと。ミスもありましたが、この1ヵ月、夏に瀬戸高校にコールドで敗れてから、相手にプレッシャーがかかることをしっかりとやっていこうとテーマを持って試合に臨んでいたそうです。こういう競った試合を経験に出来たのはプラスとのことですので、1次に生かしたいとのこと。宮崎監督はシダックスで選手経験があり、野村監督の元で野球を学んでいた。それを選手にも伝えているそうです。
名市工芸はなかなか名市工の村瀬投手の力のある球を捉えきれず。それでも少ないチャンスを生かして2点をとりましたし、接戦に持ち込めました。
山内投手はやや四球が多かったのですが、普段はこういうことはあまりないそうで、修正は出来ると西尾監督もおっしゃっていました。
1次の初戦は東邦と当たりますが、くらいついていきたいとのこと。5番の丹羽捕手が好選手で個人的には気になりました。
ピックアップ選手
名市工 遠藤 鉄心 内野手(1年)
2番サードで出場。3安打を放ち、2本がタイムリー。センター返しの打撃で勝負強さを見せました。一方でバントミスもあり、これは監督が指摘。チームとしてやるべきことをしっかりとこなしたいですね。
名市工 村瀬 大晋 投手(2年)
先発して7回を投げて2失点。MAX130㎞をマークするなど、球威がありました。夏は2年生エースとして登板。故障明けだったそうですが、しっかりとイニングを投げられたことは収穫ですね。
名市工 岩本 嵐士 投手(2年)
4番レフトで出場。8回からマウンドへ。打つ方では8回にタイムリーを放つ等1安打2四球の活躍。投げても2イニングで1安打2四球の4奪三振。ピンチでも粘る投球が出来ていました。
名市工 友利 仁 内野手(2年)
9番セカンドで出場。1安打、2四死球。犠飛とエラーでの出塁で全打席出塁のラッキーボーイでした。
名市工芸 丹羽 健慎 捕手(2年)
5番捕手で出場。ラッキーなヒットでしたが2安打。182㎝と上背がある大型捕手で肩もまずまず強い。将来性のありそうな選手です。
名市工芸 田中 彰 外野手(2年)
1番レフトで出場。6回に右中間を破る3ベースを放ち、次打者のタイムリーでホームへ。1四球、1犠打と活躍。
名市工芸 山内 琉生 投手(2年)
4回途中からマウンドへ。120㎞後半のまっすぐは切れがあるタイプで、フライアウトが取れる投手。四球が多かった部分を修正したい。
名市工 宮崎監督、名市工芸 西尾監督 談話
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