碧南工科-岡崎商 観戦記(2024年秋季西三河地区1次予選)
8月10日に豊田球場で行われた第1試合、碧南工科-岡崎商の観戦記です。
お互いに久々に見るチーム同士の対戦でした。
碧南工科
000231020|8 H12 E3
200010020|5 H10 E3
岡崎商
碧南工科
柴田(9)-山田
岡崎商
鈴木(14)、西村(1)、尾崎(5)-小松
投手成績
碧南工科
柴田悠杜 9回 124球 被安打10 四死球4 三振4 失点5(自責点4)
岡崎商
鈴木貫太(1年) 3回2/3 45球 被安打5 死球1 三振2 失点2
西村柊磨 4回1/3 87球 被安打7 四球3 三振2 失点5(自責点3)
尾﨑泰弥 1回 10球 被安打0 四球1 三振0 失点0
(出場選手)
碧南工科
6大塚 5丸山 1柴田(9) 2山田 9水谷(1) 3溝口 7鈴木 4加納 8岡田
岡崎商
8清水 9竹内 3西村(3)→1→3 5尾﨑→1 6原田→5 2小松 1鈴木(14)→3森田(13)→6 7藤嶋→H西浦(11)→7柴田(10) 4大野
(試合経過)
1回裏、無死満塁から4番尾崎の遊ゴロ併殺打の間に1点。2死3塁から5番原田がタイムリー。岡崎商が2点を先制。2-0
4回表、1死1塁から6番溝口がタイムリー3ベース。1死1,3塁から8番加納のセーフティスクイズ成功。2死3塁でピッチャー交代、西村。2-2
5回表、2死2塁から5番水谷がタイムリー。6番溝口がタイムリー3ベース。7番鈴木がタイムリー。碧南工科が逆転。5-2
5回裏、1死2塁から1番清水がタイムリー。5-3
6回表、2死1,3塁から4番山田がタイムリー。6-3
8回表、
8回裏、1死2,3塁から7番森田がタイムリー。2死1,3塁から9番大野の3塁強襲の当たりがレフトで抜ける(記録タイムリーエラー)で1点。8-5
碧南工科が勝ちました。
総評
お互いにベンチ入りは14人。夏は初戦で敗退。似たようなチーム同士の対戦で、力は拮抗していました。
先手は岡崎商が取り、1回裏に無死満塁からゲッツーの間の1点と原田選手のタイムリーで2点を先制。
その後逆転を許すも5回裏に1点を返し、6回裏も無死1,2塁のチャンスを作りましたが、ここでバント失敗3塁封殺。この回で点を取れなかったのが地味に痛かったです。
岡崎商は夏もエースだった西村投手がなかなかの好投手。まだ伸びそうな雰囲気もありました。
足を使ってチャンスを広げようという意図はあったのですが、3つ盗塁が刺された。これも痛かったですね。
碧南工科は4回表に追いつき、5回表に逆転。キャプテンの溝口選手が3ベースを2本放ち、これが点につながった。キャプテンが文字通り引っ張った形になりました。
柴田投手は結局完投。左でスピードは無いですが、丁寧に緩急をつけて投げる。間隔が詰まっている予選で投げ切ってくれたのは大きいですよね。
人数も少なく、力はそんなにないと碧南工科の阿知波監督はおっしゃっていましたが、こういう勝利から自信をつけていってほしいですね。
ピックアップ選手
碧南工科 溝口 翔也 内野手(2年)
6番1塁で出場。2本のスリーベースがいずれもタイムリーとなり2打点。どちらもホームにも帰って2得点とチームの勝利に大きく貢献。主将として結果で引っ張りました。
碧南工科 水谷 隼也 投手・外野手(2年)
5番ライトで出場。3安打の猛打賞で2打点。センターから右へしっかりと打ち返し、勝負強さを見せました。
碧南工科 柴田 悠杜 投手・外野手(1年)
先発して9回を完投。5失点はしたものの、逆転をしてからはランナーを出しながらも粘って最後まで投げ切りました。どんどん打たせて取る投球が光りました。
碧南工科 山田 涼雅 捕手(2年)
4番捕手で出場。打つ方でも2安打のマルチでタイムリーとスクイズで2打点。守りでも盗塁を3つ刺して勝利に貢献しました。
岡崎商 清水 大成 外野手(2年)
1番センターで出場。2安打のマルチで初回に2ベースを放ち、主将としてもチームに勢いを付けました。
岡崎商 尾﨑 泰弥 内野手・投手(2年)
4番サードで出場。3安打の猛打賞を記録。最後リリーフでもマウンドへ上がり、1イニングを抑えました。
岡崎商 西村 柊磨 投手(2年)
4回途中からマウンドへ上がり、失点もありましたが、球威はあってまだ伸びそうな投手に感じました。
碧南工科 阿知波裕太 監督談話
(残り 301文字/全文: 2003文字)
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