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東浦-大府 観戦記(2024年秋季知多地区予選)

8月11日に大府市民球場で行われた東浦-大府の観戦記です。
知多地区の強豪チーム同士、新チームの初戦。どんな試合をするか注目しました。

東浦
100010301|6 H4 E2
103000003|7 H7 E3
大府

東浦
杉浦(1)-松田

大府
金本(1)、松本(18)、岩戸(11)-宮地

投手成績

東浦
杉浦空斗 8回1/3 178球 被安打4 四死球13 三振8 失点7(自責点3)

大府
金本優翔 7回 128球 被安打6 四球4 三振7 失点5(自責点1)

松本健佑(1年) 1回 14球 被安打0 四球0 三振0 失点0

岩戸奏太(2年) 1回 17球 被安打1 四球0 三振2 失点0

(スタメン)

東浦
5荒川 6三浦 1杉浦 4加藤 2松田 3軽部 8雨宮 7池田 9小塚

大府
6宮田 4雨宮 5大嶋 3土岩 2宮地 8秋武 1金本 9山根 7佐伯

(試合経過)

1回表、1死満塁から5番松田がタイムリー。東浦が先制。1-0
1回裏、2死2塁から4番土岩がタイムリー。1-1の同点。
3回裏、2死満塁から3連続押し出し四球。大府が3点を勝ち越し。4-1
5回表、1死満塁から2番三浦が犠牲フライ。4-2
7回表、2死2塁からタイムリーエラーで1点。2死1塁から2番三浦がタイムリー3ベース。3番杉浦がタイムリー。東浦が逆転。5-4
9回表、無死3塁から8番池田が犠牲フライ。6-4
9回裏、1死1,3塁から5番宮地が2点タイムリー3ベース。中継乱れる間にバッターランナーもホームインで逆転サヨナラ。大府が勝ちました。

総評

新チームの公式戦初戦同士。知多地区では上位の力を持っているチーム同士。なんというかそれらしい試合となりました。

東浦は杉浦投手によくも悪くも尽きる試合。被安打は4。与えた四死球は13。3回裏はノーヒットの押し出し3つで3失点とひとり相撲に。ランナーを出すと気にしすぎる等、ボールに力があるだけにもったいない投球も多かった。

それでもかなり球数は多かったのですが、最後まで大府打線を押せていましたし、課題はあったものの魅力のある投手でした。

打線は7回にもらったチャンスを生かして逆転。チャンスを確実にものにする攻撃はお見事。痛い1敗なのは確かですが、まだまだチャンスはある状況。ここからの巻き返しに期待。

大府はなかなかヒットが出ない中で、3回に押し出し3つで勝ち越したものの、流れを持ち込めない試合となっていました。

9回表に突き放されたところで勝負あったかと思いましたが、9回裏に四球で作ったチャンスに宮地選手がまっすぐを捉えて一気に同点、逆転サヨナラに。

ほぼ総入れ替えに近い大府の新チームですが、旧チームでベンチに入っていた選手たちが奮闘した試合となりました。

金本投手は130㎞前半のまっすぐを投げていましたし、まだ伸びそうな雰囲気もありました。

ピックアップ選手

東浦 杉浦 空斗 投手(2年)

左でややアウトステップのフォームから球威のある球を投げ込む。120㎞台後半のまっすぐで、荒れ気味ではあるが、それが相手の的を絞らせない特徴も併せ持つ。3回裏の連続四球はフルカウントから決めにいった球が決まらずという形。もう少し簡単に打たせられる形を身に付けたい。

東浦 三浦 翔悟 内野手(1年)

2番ショートで出場。7回にタイムリー3ベースを放ち逆転につなげる。犠牲フライに2四球と全打席で仕事。

東浦 雨宮 滉輝 外野手(2年)

7番センターで出場。9回表に3ベースを放ちチャンスメイク。エラーからの出塁も点につながりラッキーボーイでした。

大府 金本 優翔 投手(2年)

先発して7回を5失点。130㎞を超えるまっすぐを投げますし、三振も取れる好投手。ピンチで粘れるようにしたい。

大府 宮地 慧彰 捕手(2年)

5番捕手で出場。2安打のマルチで、9回裏に1死1,3塁からまっすぐを狙い撃ちをして右中間を破る同点タイムリー3ベース。これを含む2安打のマルチで攻守で能力がある選手。

大府 土岩 壮弥 内野手(1年)

4番1塁で出場。1安打3四球で初回にタイムリー。1年生で4番を任される能力を感じる選手。

東浦 八倉波平 監督談話

(残り 511文字/全文: 2141文字)

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