愛知野球通信+

犬山-西春 観戦記(2024年秋季尾張地区1次予選)

8月12日に小牧球場で行われた第1試合、犬山-西春の観戦記です。
勝った方が1位で2次に進めるという試合。2次進出自体は決めているチーム同士の対戦でした。

犬山
00000|0 H1 E1
10036|10 H9 E0
西春
(5回コールド)

犬山
脇田(7)、上田(9)-佐藤

西春
梅澤(1)-西浦

投手成績
犬山
脇田航己 4回2/3 77球 被安打7 四死球4 三振2 失点9(自責点6)

上田一惺 0/3 5球 被安打2 四球0 三振0 失点1

西春
梅澤佑介 5回 56球 被安打1 四球2 三振2 失点0

(出場選手)

犬山
6齋藤 4奥田 2佐藤 5矢田 8斉木 7上田(9)→1 3西尾 9吉川(1) 1脇田(7)→7

西春
9伊藤 6木並 3鈴木悠 5座間 4菅井 7鈴木陶 8津乗 2西浦 1梅澤

(試合経過)

1回裏、2死3塁からパスボールで1点。西春が先制。1-0
4回裏、1死2,3塁から6番鈴木陶がタイムリー。更にパスボールで1点。2死3塁からワイルドピッチで1点。4-0
5回裏、2死3塁から3番鈴木悠がイレギュラーしてタイムリーに。4番座間がタイムリー2ベース。2死1,2塁から6番鈴木陶がタイムリー。ここでピッチャー交代、上田。7番津乗が2点タイムリー3ベース。8番西浦がタイムリーでコールド成立。10-0で西春が勝ちました。

総評

西春は初回に相手のバッテリーエラーで先制したものの、その後は3回までその1点のみ。西春からするとちょっとジリジリした展開でした。

そんな中4回裏に6番鈴木陶選手がタイムリーを放つと、さらにバッテリーエラーがあって3得点。ここから5回裏には2死から打線がつながって一気にビッグイニングを作り、コールドまで持っていきました。

ストライクをどんどんと打っていくスタイルの西春。今年は点を取って勝つチームとのことですが、6番の鈴木陶馬選手がいい打撃をしていてポイントゲッターになりそう。

梅澤投手は先頭バッター四球が2度あって、ちょっと不安定な部分もあったのですが、その後に相手のバント失敗や走塁ミスもあって抑えた。こういう0で抑えた経験を次につなげていきたいですね。

犬山は内外野の守備が安定していて、投手も脇田投手がランナーを出しながらも試合を作っていました。3廻り目につかまったので、ここは今後の糧にしたい。

ショートの齋藤選手、キャッチャーの佐藤選手は動きの良さが目立ちました。人数が少ない中で2次に向けて守りで粘れるようにしていきたいですね。

ピックアップ選手

犬山 脇田 航己 投手(1年)

左でそんなにスピードは無いものの、丁寧な投球で打たせて取る投球が光りました。徐々にボール球が増えて、3廻り目に捕まったので、やはりストライク先行を徹底したい。

犬山 上田 一惺 外野手・投手(2年)

6番レフトで出場。5回表にチーム初安打を放つ。結果的にはこの1本。

犬山 齋藤 拓海 内野手(2年)

1番ショートで出場。いい打球もありましたし、ショートで動きの良さが目立つ。

犬山 佐藤 拓斗 捕手(2年)

3番捕手で出場。肩が安定していて身体もしっかりしていて楽しみな選手。キャッチングミスが多かったのは反省。

西春 鈴木 陶馬 外野手(2年)

6番レフトで出場。鋭いスイングで2本のタイムリーを放つ。打席で雰囲気のある選手。勝負強さを持つ。

西春 梅澤 佑介 投手(2年)

左で打たせて取るタイプ。先頭バッター四球が2度あったのは反省点。フライアウトが比較的多い。

西春 座間 律旗 内野手(2年)

4番サードで出場。5回に勝負を引き寄せるタイムリー2ベースを放つ。

西春 倉見徳人 監督談話

(残り 345文字/全文: 1768文字)

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