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愛知県高校野球 2年生の有望選手特集⑦ 豊川 中西浩平投手“豊川史上初の2年連続の選抜、春夏甲子園を目指す右腕”

豊川は夏までのチームにはモイセエフニキータ選手というスーパースターの打者がいて、チームは彼を中心に躍進。今春には10年ぶりの選抜出場を果たした。

一方、投手陣は2年生が中心で選抜以降は戦い、多くの経験を積んでこの秋を迎えている。

豊川史上初の2年連続選抜出場を目指す中、投手陣を支える2本の柱、中西浩平投手平野将馬投手に話を聞いた。
今回は中西編

平野編こちら

中西投手は182㎝80㎏とバランスのいい体格。
ストレートの最速は1ヵ月くらい前に出した146km/h。球速も順調に伸ばしてきている。

出身は伊勢市。野球を始めたのは幼稚園の年中から。2つ上の兄が野球を始めた際に一緒に始めた。最初は野球をやっているというより、遊んでもらっている感じだったそう。軟式からスタートし、小学校4年生で硬式の伊勢ボーイズに入団。中学では奥伊勢松坂リトルシニアに進み実力を伸ばしていく。

高校進学の際は地元の私学と迷ったが、「設備が充実していて、自分が成長出来ると思ったから」と豊川を選択。ちなみに中学までは野手、ショートだった。

高校進学と同時に投手に転向。これは長谷川裕記監督の指示。最初は抵抗もあったそうで「野手も好きでしたから、ショートをやりたい気持ちはありました。でも投手をやってここまで成長出来ましたし、今はピッチャーで上にいきたい」と力を込める。

長谷川監督は中西投手のポテンシャルを高く評価する。「身長が182㎝。身体に柔らかさがあって切れのいい球を投げる。まだピッチャーを始めて1年半くらい。伸びしろの塊ですし、これから経験を積んでいくことで、さらに成長していくと思います」と太鼓判を押す。

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