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近大高専-皇學館大 1回戦 観戦記(2024年秋季三重大学リーグ)

9月5日に津球場で行われた三重大学リーグの開幕戦。近大高専-皇學館大の観戦記です。
皇学館大は12季連続優勝を目指しての初戦。初回から試合が終わらない感じになりました。

近大高専
00000|0 H3 E8
⑭472X|27 H18 E0
皇学館大
(5回コールド)

近大高専
下平(19)、上田(34)、奥村(4)-森澤

皇学館大
佐野(21)、松山(15)、杉浦(11)-床辺

投手成績
近大高専
下平健心(近大高専 1年) 0/3 15球 被安打1 四死球3 三振0 失点5(自責点4)

上田涼介(近大高専 1年) 1回 46球 被安打8 死球2 三振0 失点9(自責点2)

奥村泰吾 3回 93球 被安打9 四球5 三振0 失点13(自責点9)

皇学館大
佐野瑠勇(神戸 4年) 3回 43球 被安打3 四球0 三振6 失点0

松山心 1回 12球 被安打0 四球0 三振3 失点0

杉浦到磨(愛知啓成 4年) 1回 11球 被安打0 四球0 三振2 失点0

(出場選手)

近大高専
5上田(34)→1→4 8阪口(22) 4奥村(4)→1 2森澤(25)→7山本(21) 7粟賀(36)→5 9前田(28) 6水谷(15) 3桝田(18)→2 1下平(19)→7→3
7浅井(1) 8小阪(2)→H赤田(40)→8三島(8) 2床辺(22) D濵野(5)→H内田(2)→R温井(29) 3川合(25) 9出口(9)→9若林(7) 6村田(6) 4小林(10)→H池田(26)→4 5松尾(6)→R儀賀(42)→5中森(24)

(試合経過)

1回裏、無死1,2塁から3番床辺が2点タイムリー2ベース。無死3塁から2ゴロエラーで1点。無死1,2塁でピッチャー交代、上田。6番出口がタイムリー。無死2,3塁から7番村田がタイムリー。無死2,3塁から8番小林が2点タイムリー。無死1,2塁から1番浅井のバントヒットにエラーが絡み2者生還。1死1,2塁から4番濵野が2点タイムリー2ベース。5番川合がタイムリー。無死2,3塁から7番村田がタイムリー。1死満塁から9番松尾が犠牲フライ。打者19人。三巡目に入ってようやく1回裏が終了。14-0
2回裏、ピッチャー交代、奥村。1死2,3塁から野選で1点。6番出口が3ランホームラン。18-0
3回裏、無死3塁からワイルドピッチで1点。無死2塁から盗塁と悪送球で2塁ランナーが生還。無死3塁から4番濵野がタイムリー。無死1,3塁からセーフティスクイズで1点。1死3塁から7番村田が犠牲フライ。2死2,3塁からタイムリーエラーで2者生還。この回打者12人で7点。25-0
4回表、ピッチャー交代、松山。
4回裏、無死2,3塁から6番出口がタイムリー。1死2,3塁から遊ゴロの間に1点。27-0
5回表、ピッチャー交代、杉浦。
皇学館大が大勝。

総評

近大高専はベンチ入りが10人。選手たちの動きも悪く、アウトすらなかなか取れないという試合になりました。

初回に打者三巡目に入ったこと。打者一巡するまで一人もアウトにならなかったこと。この2つは始めての経験だったと思います。これまで1イニング打者18人というのは記憶にあるのですが・・・。

皇学館大も秋の初戦ということで、集中力を切らさずに戦うことをテーマにしていた印象で、色々と試すこともしながらの戦いという感じでした。

2番手の松山投手はボールに勢いがあり、MAX143km/hもマーク。三者三振と素晴らしい投球を見せました。

3ランホームランを打った出口選手のバッティングはお見事でした。

近大高専は初回に2死からヒット2本を放ってチャンスを作ったのが唯一の見せ場。なんとかアウトを確実に取りながら、打撃で見せ場を作っていきたいですね。

ピックアップ選手

近大高専 森澤 蒼太 捕手(近大高専 1年)

4番捕手で出場。初回に1塁強襲のヒットを放ってチャンスメイク。セカンドへの送球自体は強そうでした。

近大高専 奥村 泰吾 内野手・投手(近大高専 2年)

3番セカンドで出場。初回にヒットを放ってチャンスメイク。投手としても3イニング何とか投げ切りました。

皇学館大 松山 心 投手(松阪商 4年)

4回表にマウンドへ上がり三者三振。143km/hもマークして圧倒しました。

皇学館大 出口 翔司郎 外野手(皇學館 2年)

6番ライトで出場。3安打の猛打賞でホームランが相手の速くない球をしっかりと捉えてスタンドまで運びました。技術がないと難しいと感じる一撃でした。

皇學館大 森本進 監督談話

(残り 423文字/全文: 2192文字)

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