西尾－清林館観戦記（2024年秋季愛知県大会）

2024年09月11日 7時00分　
カテゴリ：インタビュー • 硬式 • 高校

9月7日に小牧球場で行われた第2試合、西尾－清林館の観戦記です。
西尾は前のチームから投げている深津伊歩希投手が好投手。清林館としてはどう対応していくかがポイントでした。

西尾
００１２００６｜９　H11　E0
０００００００｜０　H3　E3
清林館
（7回コールド）

西尾
深津伊(1)、中田(11)、神谷(10)－新美

清林館
岩田(1)、向井野(10)、宮瀬(13)、岡田(9)、平手(17)－奥村

投手成績
西尾
深津伊歩希 6回 74球被安打3 四球1 三振7 失点0

中田和弥（2年） 2/3 7球被安打0 四球0 三振0 失点0

神谷奏汰 1/3 4球被安打0 四球0 三振1 失点0

清林館
岩田大輝（2年） 2回 27球被安打2 四球1三振1失点0

向井野桜史（1年） 1回2/3 30球被安打3 四球2 三振1 失点3

宮瀬晴基 1回1/3 15球被安打0 四球0 三振2 失点0

岡田煌生 1回2/3 40球被安打6 四死球4 三振1 失点6

平手一慶（1年）1/3 11球被安打1 死球2 三振1 失点0

（出場選手）

西尾
7鈴木 4田川 5村松泰 3宮口 9田中→9宮本(19) 1深津伊→R村田(12)→1中田(11)→1神谷(10) 6深津奏 2新美 8浦野

清林館
2奥村 7西田→H山本(12)→7石井(18)→1平手(17) 4都築→9→7 8伊沢 5服部龍 3服部正 9岡田→1→9 1岩田→1向井野(10)→1宮瀬(13)→R中川(14)→4 6加島

（試合経過）

3回表、ピッチャー交代、向井野。1死3塁から1番鈴木がタイムリー。西尾が先制。1－0
4回表、2死2，3塁から8番新美が2点タイムリー2ベース。ここでピッチャー交代、宮瀬。3－0
6回表、ピッチャー交代、岡田。
7回表、1死1，2塁から1番鈴木が2点タイムリー3ベース。2死3塁から3番村松泰がタイムリー。2死1，3塁から5番田中がタイムリー。2死2，3塁でピッチャー交代、平手。2死満塁から7番深津奏が2点タイムリー。この回6点。9－0とコールド圏内に。
7回裏、ピッチャー交代、中田。2死からピッチャー交代、神谷。
西尾がコールドで快勝しました。

総評

西尾は夏のベスト16の立役者の一人でもある深津投手が先発。球速は132km/hがMAXで、大体130km/h前後なのですが、変化球のコントロールもよく安定感が抜群。この試合でも6回まででピンチらしいピンチは3回の1イニングだけ（1死2，3塁）。ここを連続三振で切り抜けられるあたりが能力の高さを証明してきます。

清林館は先発した岩田投手が2イニングを抑えたところで交代。始めから継投で勝負と決めていた感じでしたが、2番手の向井野投手が3失点。3番手の宮瀬投手は好投したものの、4番手の岡田投手が2イニング目の7回につかまり結果コールド圏内に。継投の難しさも出てしまった形に。

清林館としては今日投げた投手の中で軸になる投手が出てきてほしいところですね。

西尾は打線のスイングが鋭く、思い切りよく振ってくるのが特徴。1回、2回は先頭バッターを生かせずにもたついた形でしたが、3回に1番の鈴木選手が先制タイムリーを放つと、4回に8番の新美選手が2点タイムリーを放ち主導権を握り、7回には打線がつながってコールドへ。

いい形で翌日の至学館との対戦に臨めそうです。

西尾－至学館は去年の夏に至学館はシードの初戦で不覚を取った因縁の相手。強い気持ちで臨んできそうです。