東海大会愛知県代表校にお話を伺いました① 至学館 秋の愛知県大会初優勝!8年ぶりのセンバツを目指す
愛知県で秋の大会を初優勝した至学館。2022年秋以来、2年ぶりの出場となる東海大会に1位校として出場し、2017年以来のセンバツ切符を目指しての戦いとなります。
麻王監督が退任し、2023年秋から指揮を執る鈴木健介監督に東海大会に向けての展望を伺いました。
鈴木健介監督は1981年生まれ。中京大中京-中京大出身。至学館は2006年の創部から指導に携わり、麻王監督の元でコーチ、部長を経て、2023年秋から監督に就任。
現在の部員数は2年生が12人。1年生が31人。マネージャーは1年生に2人の計45人で活動。
秋季大会の全成績
1次
〇10-0瑞陵
〇10-0旭野2次
〇7-0大同大大同
●2-3名城大附県大会
〇7-0西尾(7回コールド)
〇2-1愛知啓成
〇2-1中部大春日丘
〇2-0名古屋たちばな
〇5-3中京大中京
〇秋季大会を振り返って
至学館は夏にベスト8進出。日福大付に敗れ、そこから新チームがスタートしました。
当初、鈴木監督はどのようにチームを見ていたか伺うと「2年生が12人しかいないから必然的に1年生が中心となる。その中で2年生がどれだけ頑張れるかがカギと考えていました。東海大会進出という目標は立てたものの、まずは県大会。先を見ずにうちらしい野球をやろうと考えていた」と評価。
「四球を出さない尾崎(陽真/1年)がいたというのも大きいが、配球も細かく指示をして、守備でも攻めるという形で試合を重ねました。1点を防ぐ訓練を練習試合で積んできたが、強豪相手でも崩れなかったため、大会前にはひょっとしたらいけるかもとは思っていました。勝っていくうちにどんどん強くなっていきましたね」と県大会ではロースコアの接戦をものにしていく。
秋の優勝は初。「うれしかったですが、実感はないです。決勝戦という舞台で母校の中京大中京とやれたのはうれしかった。選手たちがどういう戦いを見せてくれるかも楽しみにしていた。攻めて攻めて攻め切る野球をしっかりと見せてくれ頼もしかった」と目を細めます。
〇麻王前監督について
至学館と言えば麻王義之さん。それぐらい2006年の創部からチームを作り、強豪校に育てあげた前監督の存在はイコールと言っていい存在だった。鈴木監督はその麻王前監督を創部の時からコーチ、部長として支え、現在も麻王前監督の野球を引き継いでいると公言する。そもそも間近で見ていた麻王前監督の野球をどうとらえていたか。
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