愛知野球通信+

大成-誉 観戦記(2024年秋季全尾張大会)

10月27日に阿久比球場で行われた全尾張大会の準決勝、大成-誉の観戦記です。
尾張の私学のライバル同士の一戦。こちらも接戦になりました。

大成
020000000|2 H5 E2
10000200X|3 H8 E1

大成
宮田(1)、小久保(9)、篠田(4)-脇田


宮ノ腰(18)、モレチ(11)、樋口(10)、南原(1)-尾崎

投手成績
大成
宮田十悟(1年) 3回0/3 47球 被安打5 四球0 三振2 失点1

小久保宗治 3回 44球 被安打3 四球0 三振1 失点2

篠田侑来 2回 38球 被安打0 四球1 三振1 失点0


宮ノ腰和希(2年) 2回 37球 被安打3 四球1 三振2 失点2

モレチアレシャンドレ 3回 42球 被安打2 死球1 三振3 失点0

樋口澄明(2年) 2回 22球 被安打0 四球0 三振2 失点0

南原誉蓮(2年) 2回 38球 被安打0 四球1 三振2 失点0

(出場選手)

大成
4篠田→1 7上瀬 6水谷 5奥村 9小久保→1→3 2脇田 8小林 3堀田→4東畠(14) 1宮田→9森島(15)→R高野(16)→9


7鈴木 9関口→9中村(16) 8根間 5平松 6山口 3西村 4黒田(14) 2尾崎 1宮ノ腰(18)→1モレチ(11)→H斉藤(13)→1樋口(10)→H岩瀬(12)→1南原(1)

(試合経過)

1回裏、2死2塁から4番平松がタイムリー。誉が先制。1-0
2回表、1死1,3塁から8番堀田がタイムリー。1死1,3塁から9番宮田のスクイズが成功。大成がすぐに逆転。2-1
3回表、ピッチャー交代、モレチ。
4回裏、無死1,3塁でピッチャー交代、小久保。
6回表、ピッチャー交代、樋口。
6回裏、1死1,2塁から6番西村が2点タイムリー2ベース。誉が逆転。3-2
7回裏、ピッチャー交代、篠田。
8回表、ピッチャー交代、南原。
誉が競り勝ちました。

総評

お互いに投手を多く起用しながらの試合。誉の注目の右腕、モレチ投手は2番手でマウンドへ。

まっすぐは139km/hがMAX。スライダー中心の投球でしたが、最近では一番よかったという矢幡監督の評価。やはり190㎝からのボールというのは大きな武器。こういう投球を今後の自信にしていってほしいですね。

誉は樋口投手、南原投手もいいボールを投げていました。一冬越して成長したところも見たいです。

誉打線は3~6番にヒットが集中。ちょっと4回裏はセーフティスクイズ等が決まらず得点できませんでした。長打が出た時はしっかりと点につながるので、やはり打てるチームを目指してほしいなと思います。

大成も夏にベスト8へ進み、着実に強くなっています。まだ投手歴の浅い篠田投手もまずまずの投球をみせました。篠田選手は打撃もよかったですし、愛知選抜に選ばれているので、そちらでの活躍も期待したいところ。

水谷選手、小久保投手も力のあるところをみせました。夏までの堺投手や山尾選手のように目立つ選手はいない印象ですけど、いい選手はたくさんいるので、個々の選手の成長に期待したいですね。

ピックアップ選手

大成 小久保 宗治 外野手・投手(2年)

5番ライトで出場。2回表に先頭で2ベースを放ち、逆転へのきっかけを作る。投手としても4回のピンチでマウンドへあがり、そこはしっかりと抑えました。まっすぐは力がある。

大成 篠田 侑来 内野手・投手(2年)

8回からマウンドへあがり2イニングを無失点。MAXは131km/h。1番打者としても2安打のマルチで守備の動きもよかった。

大成 脇田 透真 捕手(2年)

6番捕手で出場。1安打1犠打。エラーでも出塁。肩もまずまずで、3投手を上手くリードしました。

誉 山口 蓮王 内野手(2年)

5番ショートで出場し2安打のマルチ。逆らわない打撃が光る。攻守で安定感をみせました。

誉 モレチ アレシャンドレ 投手(2年)

3回からマウンドへあがり、3イニングを2安打1死球で無失点。3奪三振でした。MAXは139km/h。スライダーのコントロールは引き続きよく、それでストライクが取れるので安定感がありました。

誉 西村 訊史 内野手(2年)

6番ファーストで出場。2安打のマルチで6回裏には逆転の2点タイムリー2ベースを放ちました。

誉 根間 智也 外野手(2年)

3番センターで出場。2安打のマルチでどちらもホームに返って2得点の活躍。

誉 矢幡真也 監督談話

(残り 427文字/全文: 2141文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ