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岐阜県高校野球 2年生の有望選手特集 東濃実業 勝野修令投手“憧れのお兄ちゃん(勝野昌慶投手)を追いかけて”

「東濃実業に中日ドラゴンズ・勝野昌慶投手の弟がいて好投手」そんな情報をキャッチしたので、さっそく取材に伺いました。

東濃実業は1993年に甲子園に1度出場している古豪の公立高校。
近年も中濃地区では常に上位進出をしており、この秋は神宮大会出場を決めた大垣日大と終盤まで接戦を演じるチーム力がありました。

立派な専用グランドがある。

監督は金井辰彦監督。東濃実業に赴任して6年目で、監督はこの4月から就任。3月までは現在県岐阜商の監督を務める藤井潤作さんが監督を務めていた。

現在チームのエースとして活躍するのが勝野修令(たけのり)投手
中日ドラゴンズの勝野昌慶投手とは兄弟であり、10歳離れている。中日ドラゴンズ・勝野昌慶投手との関係や、野球遍歴、今後の目標を伺っていきました。

勝野修令(たけのり)投手

修令投手が野球を始めたのは小学2年生の時。当時10歳上の昌慶さんは高校3年生。すでに注目投手として活躍していた兄は輝いていて、この人のようになりたいというのが大きな動機でした。

最初は兄と同じ東濃リトル(硬式)で野球を始め、小学生の頃はほぼ全ポジションをこなす。中学では関ボーイズに入団。こちらではピッチャーとサードで活躍。

高校進学で東濃実業を選んだのも兄がいた土岐商で当時コーチだった藤井潤作さん(現県岐阜商監督)が東濃実業の監督だったから。大好きなお兄ちゃんに追いつき追い越す。この一心で昌慶さんの背中を追いかけながら、野球に取り組んでいきます。

金井監督は勝野投手について「性格が“the・ピッチャー”。打者に対して向かっていけるところが一番いいところでビビッて四球は出さない。球が強く、フォークが得意。秋以降はフォークの使い方のバリエーションを試しながら、カウントを取ったり、ファール打たせたりという使い方も出来てきて成長している」と評価。

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