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愛知ピックアップ-三重ピックアップ 観戦記(第2回愛知三重交流試合)

11月23日に津球場で行われた第2回の愛知と三重の交流試合、愛知ピックアップ-三重ピックアップの観戦記です。
昨年の愛知開催に続いての三重での開催となりました愛知と三重の交流試合。第1試合はスタンドが満員となりました。

2試合目の観戦記はこちら

第1試合

愛知ピックアップ
000000200|2 H7 E0
03010000X|4 H5 E1
三重ピックアップ

愛知ピックアップ
芹澤(11)、深津(16)、水野(13)、礒田(14)、中西(15)-松井

三重ピックアップ
栄田(2)、高山(3)、宇野(5)、武内(6)-水谷、阪口

投手成績
愛知ピックアップ
芹澤大地(高蔵寺 2年) 2回 49球 被安打4 四死球3 三振5 失点3

深津伊歩希(西尾 2年) 2回 22球 被安打1 四球0 三振1 失点1

水野拓海(中部大春日丘 2年) 2回 26球 被安打1 四球0 三振1 失点0

礒田桜士朗 1回 16球 被安打1 四球1 三振2 失点0

中西浩平 1回 13球 被安打0 四球1 三振2 失点0

三重ピックアップ
栄田人逢 3回 47球 被安打1 四球2 三振3 失点0

高山航太朗(鈴鹿 2年) 3回 39球 被安打0 死球1 三振0 失点0

宇野倖生(津商 2年) 2回 30球 被安打3 四球1 三振0 失点2

武内義樹 1回 28球 被安打1 四球1 三振3 失点1

(出場選手)
愛知ピックアップ
6淺井(3) 4仲谷(1) 9鈴木(8)→8 2松井(21)→R石川(25) 8礒田(14)→1→9 5岡部(10) 3中村(6)→R船橋(5) D中西(15)→9→1 7小林(9)

三重ピックアップ
9阪口(12)→2 2水谷(10)→7藤田(1) 5加瀬(15) 3河口(17)→3葛西(14) 8川崎(23) D栗田(11)→H中村悠(13)→H中村祐(19) 4加藤(21)→H河田(7)→4青木(20) 6西川(18)7大浦)25)→H小久保(8)→7

(試合経過)

2回裏、2死1,2塁から9番大浦がタイムリー。2死満塁から2番水谷がタイムリー。三重が3点を先制。3-0
3回裏、ピッチャー交代、深津。
4回表、ピッチャー交代、高山。
4回裏、1死3塁から1番阪口の内野ゴロの間に1点。三重が追加点。4-0
5回裏、ピッチャー交代、水野。
7回表、ピッチャー交代、宇野。2死1塁から7番中村が2ランホームラン。4-2
7回裏、ピッチャー交代、礒田。
8回裏、ピッチャー交代、中西。
9回表、ピッチャー交代、武内。2死2塁から3番中村のタイムリー内野安打。4-3
三重ピックアップが逃げ切りました。

総評

愛知ピックアップは注目の芹澤投手が先発。この日は寒かったこともあり、状態があまりよくなかった。それでも5奪三振とアウトは三振で奪ったし、スピードは142km/hをマーク。力の片鱗は見せてくれました。

愛知ピックアップはピシャッと抑えた投手がいなくて、全体的に投手陣はよくなかった。その中で最後に投げた礒田投手、中西投手はまずまずの投球をみせて、中西投手は143km/hをマーク。2人とも2三振ずつ奪いました。

打つ方では三重の投手陣になかなかヒットが出ない中、7番の中村選手が2ランホームランを放ち存在感を示す。最終回にもややラッキーな当たりでしたが、タイムリー内野安打を放ち。1人で3打点の大活躍でした。

その他礒田選手が2安打のマルチ。投打で活躍が光りました。

三重は2回裏に芹澤投手からチャンスを作って、大浦選手の2点タイムリー。水谷選手のタイムリーで3点を先制。しっかりと芹澤投手の速い球についていきました。

打つ方では3番の加瀬選手が3安打の猛打賞。投げる方は栄田投手、武内投手の球が目立っていました。

ピックアップ選手

渥美農 中村 駿 内野手(2年)

7番ファーストでスタメン。7回に2ランホームランを放ち、愛知ピックアップの反撃ののろしを上げました。風に乗った感はありましたが、それでも素晴らしい打球。9回のタイムリーはややラッキーな当たりでしたが、タイムリーにしたのは立派ですね。

愛工大名電 礒田 桜士朗 投手(2年)

5番センターで出場。2安打のマルチと打撃のよさを見せる。8回にはマウンドへ上がり、1イニングで2奪三振。MAXも141km/hと球威がありました。

豊川 中西 浩平 投手(2年)

8回にマウンドへ上がり、1四球を出したものの2奪三振。MAXは143km/hをマーク。愛知ピックアップでは一番速かった。DHでもスタメン。打撃でもセンスのある選手。

菰野 加瀬 大雅 内野手(2年)

3番サードで出場。センターから反対方向に打って3安打の猛打賞。チームで唯一複数安打を放ちました。

菰野 栄田 人逢 投手(2年)

先発して3イニングを1安打2四球、3奪三振とまずまずのピッチング。MAX138km/hで安定感はさすがでした。

松阪商 大浦 天眞 投手・外野手(2年)

9番レフトで出場。2回裏に芹澤投手からタイムリーを放ち、バットコントロールのよさを見せた。

海星 水谷 宗太 捕手(2年)

2番キャッチャーで出場。2回に芹澤投手から2点タイムリー。ストライクを取りに来た球をしっかりと捉えました。キャプテンとしてもチームをまとめました。

近大高専 武内 義樹 投手(2年)

最終回にマウンドへ上がり、1失点も3奪三振とアウトは全部三振。MAX143km/h。投げっぷりのよさは光りました。

神村学園伊賀 西川 篤夢 内野手(2年)

守備練習から動きのよさが目立ち、ヒットを打って盗塁も決めました。能力の高いショートです。

渥美農 中村駿 選手談話

(残り 589文字/全文: 2779文字)

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