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三重ピックアップー愛知ピックアップ 観戦記(第2回愛知三重交流試合)

11月23日に津球場で行われた交流試合の2試合目です。
色々な選手が出る中で総力戦となりました。

第1試合の観戦記はこちら

三重ピックアップ
201001002|6 H6 E2
000000304|7 H12 E3
愛知ピックアップ

三重ピックアップ
河田(7)、藤田(1)、小久保(8)、小塩(4)、大浦(25)-榎本、栗田
愛知ピックアップ
渡邊(17)、西脇(18)、山脇(19)、武政(20)、軍司(12)-山田、瀧波

投手成績

三重ピックアップ
河田虎優希(昴学園 2年) 2回 29球 被安打2 死球1 三振2 失点0

藤田光哉(いなべ総合 2年) 2回 34球 被安打1 四球1 三振2 失点0

小久保浬玖 2回 41球 被安打2 死球2 三振2 失点0

小塩翔太(津西 2年) 1回 31球 被安打1 四球4 三振0 失点3

大浦天眞 1回2/3 44球 被安打6 四球0 三振1 失点4(自責点2)

愛知ピックアップ
渡邊昂太(三好 2年) 2回 37球 被安打2 四球1 三振1 失点2

西脇光世(杜若 2年) 1回 32球 被安打0 四死球3 三振0 失点1(自責点0)

山脇匠人 2回 26球 被安打2 四球0 三振1 失点0

武政楓生(誠信 2年) 2回 28球 被安打0 四球0 三振3 失点1(自責点0)

軍司拓海(向陽 2年) 2回 43球 被安打2 四球2 三振2 失点2

(出場選手)

三重ピックアップ
8藤田(1)→1→9→H川崎(23)→9→8 2榎本(9)→4西川(18) 9小久保(8)→1→7→7水谷(10) D中村祐(19)→8大浦(25)→1 3葛西(14)→3中村悠(13) 5河口(17)→H加瀬(15)→5 6寺本(16)→2栗田(11) 7小塩(4)→1→H武内(6)→9→9阪口(12) 4青木(20)→6加藤(21)

愛知ピックアップ
6中村(6) 4船橋(5) 9鈴木(8) 2山田(2)→2瀧波(22) D水野(13)→H淺井(3)→D 5篠田(7)→H岡部(10)→5 8水越(24)→H礒田(14)→8→R仲谷(1) 3大村(4)→H松井(21)→3→R深津(16) 7石川(25)→H中西(15)

(試合経過)

1回表、無死1,2塁から3番小久保の2点タイムリー2ベース。三重が先制。2-0
3回表、ピッチャー交代、西脇。2死満塁から5番葛西が押し出し死球。3-0
3回裏、ピッチャー交代、藤田。
4回表、ピッチャー交代、山脇。
5回裏、ピッチャー交代、小久保。
6回表、ピッチャー交代、武政。1死1,3塁からワイルドピッチで1点。4-0
7回裏、ピッチャー交代、小塩。1死満塁から代打淺井に押し出し四球。2死満塁から代打礒田が2点タイムリー。愛知が3点返し4-3
8回表、ピッチャー交代、軍司。
8回裏、ピッチャー交代、大浦。
9回表、2死満塁から5番中村悠が2点タイムリー。6-3
9回裏、先頭の2番船橋がソロホームラン。無死1塁から4番瀧波がライトへヒット。これをライトが後逸する間にバッターランナーも返ってきて同点。2死から7番礒田、8番松井の連打で1,2塁として、代打中西のセンターへのヒットで2塁ランナーが間一髪生還。愛知ピックアップが逆転サヨナラ勝ち。1勝1敗のタイに持ち込みました。

総評

愛知ピックアップは7回表を終了して4点ビハインド。1試合目に続いて劣勢でしたが、7回裏に相手のピッチャーの乱調につけこんで、押し出しと代打礒田選手の2点タイムリーで1点差に。

9回表に追加点を取られたものの、9回裏に船橋選手のソロホームランから1塁ランナーを置いて瀧波選手のヒットにエラーが絡んで一気に俊足飛ばしてバッターランナーもホームイン。同点に追いつく。その後2者が倒れたので同点かなと思ったところから、礒田選手、松井選手がつないで、代打の中西選手がタイムリーでサヨナラ。去年も1敗1分で、今年も連敗しそうなところで貴重な1勝をもぎ取りました。

最後は選抜チームも一体になっていた印象でしたし、ようやく打線がつながった攻撃も見事でした。

投手陣は2試合目も全体的に不調。寒さの影響もあったかもですね。その中で山脇投手のピッチングの上手さが光りました。

三重ピックアップは初回に渡邊投手を攻めて小久保選手の2点タイムリー2ベースで先制。その後は相手のミスにつけこんで追加点を奪い、1点差に詰められた最終回にも2点を追加。連勝は目前でしたが・・・。

1試合目から攻守で活躍が目立った大浦投手が最後は集中打を浴びた形。これは仕方ないですね。

寒い中最後まで両チームの選手たちの頑張りが目立ちました。怪我無く終えられてよかった。この経験を全ての選手たちが今後に生かしてほしいですね。

ピックアップ選手

明野 小久保 浬玖 投手(2年)

3番ライトで出場。初回に先制の2点タイムリー2ベースを放つ。投手としては3番手に登板。不安定な内容ながらなんとか無失点に抑える。ポテンシャルの高さが目立つ選手。

伊勢 青木 開 内野手(2年)

9番セカンドでスタメン。1安打1四球で出塁し、盗塁を3つ決める。完璧に盗む場面もあって、観察力も高そう。

松阪商 大浦 天眞 投手(2年)

途中から出場して1安打1四球。盗塁を2つ決めて足もアピール。最後マウンドでは愛知打線を止められませんでしたが、2試合通じて目立っていました。

至学館 船橋 幸多 内野手(2年)

2番セカンドでフル出場。2安打がいずれも長打で9回には先頭でホームラン。逆転へののろしとなりました。2四球でも出塁し、至学館らしさを存分に見せました。

愛工大名電 礒田 桜士朗 外野手(2年)

7回裏に2死満塁で2点タイムリー。9回裏にも同点の2死からヒットを放ち、逆転サヨナラへつなげました。打撃の能力が高い。

愛知啓成 山脇 匠人 投手(2年)

2イニングを投げて2安打無失点。ランナーは背負いましたが、投球の上手さが光りました。変化球のコントロールもいい。

豊川 中西 浩平 投手(2年)

9回裏、2死1,2塁で代打でサヨナラタイムリー。勝負強さが光りました。

岡崎北 瀧波 和佳 捕手(2年)

6回の守備から入り、投手をリード。打席では7回は四球。9回は無死2塁からライトへヒットを放ち、後逸する間に一気に同点のホームを踏みました。足も速かった。

愛知ピックアップ 田中監督、愛工大名電 礒田選手談話
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