名古屋コンドルズヤング-三重川越ヤング 観戦記(2024年ヤングリーグ春季大会東海支部予選兼新人戦)
12月8日に安濃球場で行われた全国切符が懸かった準決勝の第1試合、名古屋コンドルズヤング-川越ヤングの観戦記です。
名古屋コンドルズヤング
4210000|7 H10 E2
2000400|6 H7 E3
三重川越ヤング
名古屋コンドルズヤング
松下(5)、櫻井(8)、竹内(13)、大角(22)-高橋、松下
川越ヤング
加藤(55)、江崎(3)-杉山
投手成績
名古屋コンドルズヤング
松下廉 3回 58球 被安打2 四死球3 三振3 失点2
櫻井滉己(2年) 1回2/3 37球 被安打4 四球2 三振0 失点4
竹内慎之介(2年) 1回1/3 17球 被安打1 四球1 三振0 失点0
大角将人(2年) 1回 7球 被安打0 四球0 三振1 失点0
川越ヤング
加藤優翔(2年) 2回2/3 76球 被安打7 四死球4 三振0 失点7(自責点5)
江崎蒼亮 4回1/3 63球 被安打3 四球2 三振2 失点0
(出場選手)
名古屋コンドルズヤング
3小出(52) 6土田(26) 1松下(5)→2 7櫻井(28)→1→1竹内(13)→1大角(22) 4石原(9) 2高橋(2)→H田村(20)→R馬場(19)→7高橋(32) 9大山(41) 5政尾(15) 8西谷(14)
川越ヤング
5高橋(27)→6 6江崎(3)→1 8上谷(60) 7森(51) 1加藤(55)→6→5 2杉山(8) 9伊藤(18) 4渡邉(4) 3植田(33)
(試合経過)
1回表、無死3塁から2番土田が犠牲フライ。2死満塁から7番大山が2点タイムリー2ベース。8番政尾がタイムリー。4点を先制。4-0
1回裏、1死2.3塁から4番森の3ゴロ野選の間に1点。1死1,3塁から5番加藤の2ゴロゲッツー崩れの間に1点。4-2
2回表、1死2.3塁から3番松下がタイムリー。1死1,3塁から遊ゴロの間に1点。6-2
3回表、1死1,3塁から9番西谷のセーフティスクイズが成功。2死1,2塁でピッチャー交代、江崎。7-2
4回裏、ピッチャー交代、櫻井。
5回裏、1死1,3塁から1塁ランナーがスタートして送球が逸れる間に1点。1死3塁から4番森がタイムリー。2死満塁から8番渡邉が押し出し四球。ここでピッチャー交代、竹内。9番植田が押し出し四球。この回4点。7-6
7回裏、ピッチャー交代、大角。
名古屋コンドルズヤングが逃げ切って全国大会進出を決めました。
総評
序盤から名古屋コンドルズヤングが攻めて一時は5点リード。そのまま押し切るかと思いましたが、2番手の櫻井投手が2イニング目につかまり4失点。1点差まで詰め寄られます。ただ、そこで竹内投手が踏ん張り、リードを保ったことで勝利を得ることが出来ました。
名古屋コンドルズヤングとしては2番手の江崎投手をなかなか捉えきれず。追加点を奪えなかったのも競った試合になった要因。ただ、プレッシャーがかかる試合で勝ち切ったことは自信にしてほしいところです。
川越ヤングは1点差まで迫った5回の攻撃はお見事。ここで追いつきたかったですが、これは仕方ない。
6回裏も先頭が出たところで盗塁失敗。ここは名古屋コンドルズヤングの松下捕手がお見事でした。
全国大会への可能性はまだ残るので、来週に切り替えたいところ。雰囲気の良さは感じました。
ピックアップ選手
名古屋コンドルズヤング 松下 廉 投手・捕手(2年)
3番ピッチャーでスタメン。途中からキャッチャー。2安打のマルチ。どちらかというと捕手が本職のような感じでした。投げても3回で2失点とまずまず。
名古屋コンドルズヤング 政尾 瑛介 内野手(2年)
8番サードで出場。2安打1四球のマルチ。逆方向にも上手くヒットを打ちました。
名古屋コンドルズヤング 大山 丈二 外野手(2年)
7番ライトで出場。初回に2点タイムリー2ベースを放ち、試合の流れを引き寄せました。
川越ヤング 江崎 蒼亮 投手・内野手(2年)
2番ショートで出場。途中からピッチャー。2安打のマルチ。投手としても4回1/3で無失点と試合を立て直しました。
川越ヤング 上谷 勇翔 外野手(2年)
3番センターで出場。2安打のマルチで盗塁も2つしっかりと決めました。足もありそうな選手。
川越ヤング 森 慶太 外野手(2年)
4番レフトで出場。5回裏にタイムリーを放つ。