SASUKE名古屋ヤング-岐阜ヤング 観戦記(2024年ヤングリーグ春季大会東海支部予選兼新人戦)
12月8日に安濃球場で行われたヤングリーグの全国切符を懸けた準決勝の第2試合、SASUKE名古屋ヤング-岐阜ヤングの観戦記です。
SASUKE名古屋ヤングは14年連続の出場を懸けての試合となりました。
SASUKE名古屋ヤング
50053|13 H11 E0
00033|6 H11 E4
岐阜ヤング
(5回コールド)
SASUKE名古屋ヤング
中西(19)、松山(29)、大澤(77)-津村
岐阜ヤング
牧坂(1)、平野(10)-日下部
投手成績
SASUKE名古屋ヤング
中西爽太 3回 38球 被安打4 四球1 三振0 失点0
松山凪斗(2年) 1/3 19球 被安打4 四球0 三振0 失点3
大澤暉永(2年) 1回2/3 45球 被安打3 四死球2 三振2 失点3
岐阜ヤング
牧坂怜音 3回0/3 63球 被安打9 四球1 三振3 失点9(自責点3)
平野颯大(2年) 2回 58球 被安打2 四球5 三振2 失点4
(出場選手)
SASUKE名古屋ヤング
8市川(32) 9田財(30) 2津村(17) 3吉野(61) 5碇野(36) 4馬場(18) 7大矢(34) 1中西(19)→H井手(55)→R吉久(13)→1松山(29)→1大澤(77) 6松岡(16)
岐阜ヤング
8森本(8) 9大野(13) 6渡辺(6) 2日下部(2) 3北川(3) 1牧坂(1)→7 5小林(5) 7高原(4)→1平野(10)→H早川(9) 4杉山(14)
(試合経過)
1回表、1死3塁から3番津村がタイムリー3ベース。4番吉野がタイムリー。1死満塁からタイムリーエラーで2者生還。8番中西のスクイズで1点。SASUKE名古屋ヤングが5点を先制。5-0
1回裏、1死満塁から5番北川の遊ゴロをファインプレーでゲッツーに。無失点で切り抜けます。
4回表、無死満塁から2番田財が2点タイムリー。センターが逸らす間に1塁ランナーも生還。無死3塁でピッチャー交代、平野。無死1,3塁から4番吉野が犠牲フライ。1死2塁から5番碇野がタイムリー。この回5点。10-0
4回裏、無死1塁から5番北川がタイムリー2ベース。無死2,3塁から7番小林の遊ゴロの間に1点。1死3塁から8番平野がタイムリー2ベース。ここでピッチャー交代、大澤。10-3
5回表、2死から3連続四球で満塁。4番吉野が2点タイムリー。2死1,3塁から1塁ランナーが挟まれる間に3塁ランナーが生還。3点追加。13-3
5回裏、無死2,3塁からパスボールで1点。1死3塁から6番牧坂がタイムリー3ベース。さらにワイルドピッチで1点。13-6
SASUKE名古屋ヤングが5回コールドで勝って14年連続となる全国大会出場を決めました。
総評
SASUKE名古屋ヤングが初回から打線がつながり5点を挙げて優位に。
相手の四球に乗じて点を取る場面も多かったですが、センター返しという基本に忠実な打撃が多かった印象です。
チャンスでしっかりとタイムリーを打てたのもよかった。
そして守備の良さも光りました。特に二遊間の馬場選手、松岡選手の動きに良さは目立ちました。小柄なのですが、馬場選手はここからどういう選手になるか気になります。
すんなり4回でコールドに出来ればよかったのですが・・・。
投手はややピリッとせず。ただ、四球で崩れたとかではないですし、バックを信じてストライク先行を今後も心掛けてほしいですね。
岐阜ヤングは4番の日下部捕手の打撃がまずは素晴らしかった。肩もいいですし、かなり能力の高い選手ですね。牧坂選手も2安打で打撃が光りました。
思い切りのいい打撃はチームで出来ていましたし、あとは投手陣がどれだけ踏ん張るか。四球が多かったので、ここを何とかしたいです。
ピックアップ選手
SASUKE名古屋ヤング 吉野 刃琉 内野手(2年)
4番ファーストで出場。初回にタイムリーを放ち、5回表にも2点タイムリー。犠牲フライも合わせて4打点の活躍。4番の仕事を果たす。
SASUKE名古屋ヤング 馬場 蓮之佑 内野手(2年)
6番セカンドで出場。2安打1犠打と活躍。上手くミートする技術があり、守備での動きの良さも光る。小柄ですが、ちょっと気になる選手でした。
SASUKE名古屋ヤング 中西 爽太 投手(2年)
先発して3イニングを無失点。初回に3安打を許しながらゲッツーでしのいだのが大きかった。
SASUKE名古屋ヤング 津村 晟充 捕手(2年)
3番キャッチャーで出場。初回に先制タイムリー3ベースを放ち、その後は2四球で出塁。3得点の活躍でした。4回以降、バッテリーエラーが増えたので、そこはピッチャーと協力して減らしたい。
岐阜ヤング 日下部 醍梧 捕手(2年)
4番キャッチャーで出場。3安打の打撃が見事で、キャッチャーとしいての肩も良さそうで、能力の高さを感じました。
岐阜ヤング 牧坂 怜音 投手・外野手(2年)
6番ピッチャーで出場。降板後はレフトへ。打つ方で2安打のマルチで5回裏の3ベースは見事なレフトオーバーでした。
SASUKE名古屋ヤング 丹羽恭久 監督談話
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