愛知県高校野球 2年生の有望選手特集⑰ 豊橋中央 松井蓮太朗捕手 “強肩強打の捕手は夏の怪我を乗り越えて更なる高みを目指す”
松井蓮太朗選手は1年秋から豊橋中央の正捕手として出場。打撃でも5番とクリーンアップを担い、2023年秋にチームとして初となった東海大会出場に貢献する。
2年の夏も正捕手としてチームを支え、強力3年生投手陣をリードして勝ち進むも、準々決勝の杜若戦に松井選手の姿はなかった・・・。
前の試合で味方の三塁手と交錯して骨折の重傷を負ったからだ。松井選手不在の影響は大きく、チームは3-8と完敗。
松井選手にとってはほろ苦い形で3年生との野球を終えることとなった。
〇夏の怪我とそこからの復帰
怪我は2年夏の愛知大会5回戦の西尾戦で発生。バントファウルフライを追った際に三塁手と交錯。倒れる時に自分の体重が変な形で右足首に乗ってしまって骨折した。
それまでは怪我らしい怪我は経験がなかったそうで、「めちゃくちゃ痛かった」と振り返る。
その時点で全治3か月と診断されたが、9月後半には代打で戦列に復帰。まだ痛みはあったが「チームのみんなが頑張っている中で、休んでいられないという意識が強かった」。
しばらくは代打、一塁手で出場して、捕手に戻ったのは10月に入った頃の練習試合から。10月12日に始まった全三河大会では捕手として出場し、準優勝に貢献する。

今は問題なく練習も元気よくこなす。
しばらく違和感は残っていたそうですが、「最近になってやっと良くなってきた」と語る。
〇愛知ピックアップでの経験
そんな中、11月に入ると愛知ピックアップチームの活動がスタート。

愛知ピックアップでは正捕手として1試合目に出場。4番も担った。
選ばれた捕手の中では中心捕手として試合に出場。好選手が集まる愛知ピックアップでの活動は松井選手にとっても貴重な経験となった。打線では4番を担い、「レベルの高い選手が多い中、4番を打たせてもらった。自信になりました」と胸を張る。
捕手として受けてすごいなと思った投手については豊川の中西浩平投手(2年)の名前を挙げた。
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