イスコジャパンー豊田鉄工 観戦記(2025年新春選抜リーグ戦)
1月19日にパロマ瑞穂野球場で行われた第2試合、イスコジャパン-豊田鉄工の観戦記です。
イスコジャパンはここまで4試合を戦い3敗1分でまだ未勝利。初勝利なるか注目して観戦しました。
イスコジャパン
000000040|4 H10 E2
000300000|3 H7 E1
豊田鉄工
イスコジャパン
山田(16)、伊藤(18)-二村
豊田鉄工
徳久(13)、釜谷(23)、伊藤(20)-山本
投手成績
イスコジャパン
山田恭輔(享栄-東海学園大 3年目) 3回2/3 61球 被安打4 四死球3 三振1 失点3(自責点1)
伊藤翔平 5回1/3 70球 被安打3 四球1 三振7 失点0
豊田鉄工
徳久遼 7回2/3 122球 被安打7 四球3 三振2 失点4
釜谷竜哉(栄徳-至学館大-高知FD 4年目) 0/3 11球 被安打1 四球1 三振0 失点0
伊藤奏輝(豊田大谷-亜細亜大 9年目) 1回1/3 28球 被安打2 四球1 三振0 失点0
(出場選手)
イスコジャパン
4竹延(23) 6村田(10) 9吉田(8)→H谷口(27)→9新井(4) D長嶋(22)→H林(24)→D 8小阪(7) 3小川(5) 7山崎(1) 2二村(2) 5尾野(3)
豊田鉄工
8森亮(51) 9清水(2) 4桑原(3) 3名古路85) 7村田(6) D小川(23)→H小島(9)→D 2山本(22)→H吉村(10) 6中根(4) 5安食(0)→H田口(8)→R木村(24)
(試合経過)
4回裏、1死1,3塁から6番小川の叩きが抜けてタイムリー。1死1,2塁から7番山本の投ゴロで2塁アウトの後の送球が逸れて2塁ランナーが生還。2死2,3塁からタイムリーエラー。ここでピッチャー交代、伊藤。豊田鉄工が3点を先制。3-0
8回表、2死満塁から6番小川がタイムリー。ここでピッチャー交代、釜谷。7番山崎に押し出し四球。8番二村が回転のかかった三ゴロを放ち、これが不規則な動きでレフトへ抜けて2者生還。イスコジャパンが逆転。ここでピッチャー交代、伊藤。4-3
イスコジャパンが逆転勝ちで今大会初勝利をおさめました。
総評
4回裏に相手のミスにもつけこんで豊田鉄工が3点を先制。ここまで未勝利だったイスコジャパンにとって、この日も厳しい展開でした。
攻撃も丸2試合無得点が続き、この日も7回まで0点。苦しい状況でしたが、8回表に1番の竹延選手が先頭バッターでヒットを放って突破口を開き、2死満塁から小川選手のタイムリー、押し出し四球、二村選手のラッキーもあった2点タイムリーで逆転。4回途中にエース伊藤投手を継ぎこんで失点を止めた継投が身を結ぶ結果となりました。
豊田鉄工は徳久投手が7回まで0点。完封、完投も見えていた部分で継投が遅れた形に。そしてリリーフの釜谷投手の内容が悪く逆転も許す形に。釜谷投手はボールの走りが悪く、苦しい投球でした。
徳久投手は初勝利が目前でした。怪我明けというのはありますが、大学時代は完投が当たり前だった投手。状態を上げて、チームを勝たせる投手になっていってほしいですね。
ピックアップ選手
イスコジャパン 二村 颯馬 捕手(愛工大名電-愛知工業大 1年目)
8番捕手で出場。8か裏に逆転のチャンスで打ちそこなった打球にスピンがかかってサードを避けるように抜けてレフトへ逆転タイムリー。スイングの強さが生んだ一打でした。これを含むマルチ。肩でも1つ刺していました。
イスコジャパン 小川 啓太 内野手(東邦-愛知工業大 32歳)
6番ファーストで出場。8回に逆転へのきっかけとなるタイムリー。徳久投手を引きずり下ろしました。
イスコジャパン 伊藤 翔平 投手(大垣日大-岐阜聖徳学園大 4年目)
4回裏、3点ビハインドからマウンドへ上がり、ピンチを抑えて、そこから0点。逆転初勝利につながる好投でした。
豊田鉄工 小川 勇磨 選手(東邦-愛知大 8年目)
6番DHで出場。4回裏に貴重な先制点を叩きで打ちました。ベテランになりつつありますがさすがでしたね。
豊田鉄工 徳久 遼 投手(浜松湖北-愛知東邦大 2年目)
先発して、7回まで4安打無失点。丁寧な投球で4回以降はテンポもよかったです。8回は疲れも出たかなと思いますね。
豊田鉄工 中根 健太 内野手(至学館-中京大準硬式 2年目)
8番ショートで出場。4回に2ベースを放ち、追加点につなげました。