センバツ発表直前!名古屋たちばなを激推しの派手系カメラ女子“あいむなぁ”が「名古屋たちばな愛」を語り尽くします!
明後日の1月24日、いよいよ今春のセンバツ甲子園大会の出場校が発表されます。注目の「21世紀枠」では、東海地区からの推薦校として名古屋たちばな高校(旧校名・愛知産業大学工業高校)が挙がっています。果たして、選ばれるのでしょうか!?
今回は緊急企画として、名古屋たちばなをずっと陰から・・・いや、ガンガンに表から(?)見守ってきた、あの“カメラ女子”が登場です。その名は“あいむなぁ”さん。ときに派手めな髪色で、でっかいカメラを担ぎ、名古屋たちばなの試合にいつもいる、あの女の子です。球場でその姿を見たことがある読者の方もいるかも。

“あいむなぁ”さん(写真中央)。
OB以上に名古屋たちばなを愛し(※同校は昨春まで男子校だった)、鈴木将吾監督や保護者の方との絆も深い様子。カメラ女子の枠を超え、最近はJABA(社会人野球)の公認カメラマンとしても活動されています。
“あいむなぁ”さんの「名古屋たちばな愛」と、その生態に迫ります!
プロフィール
愛知県瀬戸市出身の25歳。
長久手高校時代は3年春まで野球部のマネージャー。医療系専門学校で学び、卒業後は医療系職種や営業の仕事をしている。高校3年から今に至るまで、大ファンの名古屋たちばな高校を中心に、休日はアマチュア野球の現地観戦に通う。またカメラの腕も相当で、選手らにプレゼントする写真が評判に。公認カメラマンとして活動するJABA関係者からも親しまれている。ファーストネームの本名は「なぎさ」。
○名古屋たちばな×あいむなぁ
-センバツ発表の時が迫っています。今のお気持ちは。
あいむなぁ:ほんとに選ばれてほしいです!けど、私立だから難しいかな・・・。期待はしているけど、あまり期待しすぎないようにしています。ダメだったらショックだし。実は、もう東海地区の4分の1の状況(東海4県)で選ばれただけで泣きました(笑)。当日はどんな心境になっているのかな。本当に選ばれてほしい!
―あいむなぁさんが、母校でもない名古屋たちばなを好きになったきっかけは?
あいむなぁ:最初に名古屋たちばなをいいなと思ったのは、高校2年(2016年)の秋です。私が長久手高校でマネージャーをしていて、地区予選で同じグループになったのがきっかけでした。グループの試合会場が名古屋たちばなのグランドだったので、連日マネージャーとして仕事をする中で仲良くなった選手もいました。
-最初の接点は高校時代だったんですね!そこから、どうしてここまでの名古屋たちばなファンに?
あいむなぁ:まず背景として、カメラとの出会いは大きかったかも。3年春でマネージャーは辞めたんですけど、地元の友だちとかがいる高校を中心に、試合はたくさん見に行っていたんです。まだ夏の大会前でしたが、練習試合や、ベンチ入りできない3年生の「引退試合」も多かったですね。そこで、カメラで写真を撮っている方々に出会い、自分もやってみたいと思いました。6月の後半には一眼レフを買っちゃってました(笑)。
―高校3年6月に、カメラ女子としての歩みがスタート。
あいむなぁ:当時は旧ツイッター(現X)が全盛期で、写真を撮っているとつながりも増えていったんです。それで、選手に写真を渡したりしていると、後輩も見に行ってあげてねと言われたりする。また見に行けば、2年生の選手で気になる選手が出てきて、また行こうとなる。雰囲気がいいなとなって好きなチームが出来る。それが増えていって、ずっと観戦と撮影が続きました。その中でも、名古屋たちばなの選手と接する機会が多く、特に愛着が湧いていました。

写真の腕はプロ顔負け。(本人提供)
-名古屋たちばなが“最推し”になったのはいつ頃でしたか?
あいむなぁ:2018年の春くらいかなぁ。100回大会世代(2018年)の名古屋たちばながめちゃめちゃ好きでした。当時の名古屋たちばなは長打を打てる選手が多くて、見に行くとホームランが毎回出る。そういう野球に惹かれました。名古屋たちばなのグランドは河川敷なので、行きやすいという環境もありました。
-今では鈴木将吾監督とも交流があるんですよね。
あいむなぁ:2022年の頃に、名古屋たちばなのOBの子たちと一緒に見に行ったタイミングがありました。そこで彼らが鈴木監督から「あの女の子はどういう子?」と聞かれて、その場に呼ばれて話をさせてもらいました。
―一般的に高校野球の監督さんって、グランドでは熱い方が多く、なかなか気軽には近寄れない雰囲気がありますが・・・。
あいむなぁ:そうですよね、最初は絶対に近づけない存在だし、私から何か接点をもつつもりもなかったです。実は鈴木監督とお話しさせてもらう以前に、こんなことがありました。練習試合の最中なのに、横のカメラ女子の子たちが選手に話しかけていたり、態度が悪かったりして、鈴木監督が怒っていたんです。そのせいで堤防の上から観戦しろって巻き添えになりました(笑)。すーさん(鈴木監督)はカメラ女子をあんまり好いてないんだろうなーって。
―すーさん、って・・・。あいむなぁさん以外はそんなふうに呼べません(笑)。
あいむなぁ:そんな中で、初めて鈴木監督とお話しすることになった時、一緒にいたOBが「俺らの代からずっと応援して追っかけてくれてる子です」って紹介してくれて。すーさんからは、愛産大工業の何が好き?きっかけは?とか質問攻めにあいました(笑)。私も話しまくっていたら、そんなに好きなのか!って驚いてくれたんです。「ウチのチームに彼氏でもいるのかと思っていたけど、ずっと来るからおかしいと思っていた」と言われました(笑)。そこでチームのグッズもプレゼントしていただきました。

名古屋たちばな愛が伝ってくる観戦スタイル。(本人提供)
―あいむなぁさんの「名古屋たちばな愛」が伝わったんですね。
あいむなぁ:私がOBの試合(大学、社会人)をたくさん見に行っているので、最近は鈴木監督に会う度に、直近で見たOBたちの報告をしています。監督自身、忙しくてOB全員の試合は見に行けないので、とっても良かったよって報告したり写真を見せたりすると嬉しそうです。夏大前の結束の会に参加させてくれたり、私の写真を学校のパンフレットに使ってくれたり、唯一の専属カメラマンだよっていろんな人に紹介してくれます。最初は超怖い監督だったけど、今はちょーーーだいすき!
○「野球がないと私じゃない」
―ちなみにあいむなぁさん、派手な髪色にされていることが多いですが、球場で浮いてません(笑)?

スタンドでもひときわ目立つ存在。
(残り 4142文字/全文: 7085文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ