愛知野球通信+

イスコジャパン-菊水化学工業 観戦記(2025年新春選抜リーグ戦)

1月28日にパロマ瑞穂野球場で行われたリーグ最終戦、イスコジャパン-菊水化学工業の観戦記です。
唯一雪の影響で延期した試合、両先発はベスト9をかけての一戦でした。

イスコジャパン
000000000|0 H2 E0
00100011X|3 H10 E2
菊水化学工業

イスコジャパン
伊藤(18)-二村

菊水化学工業
澤田(18)-小塚

投手成績
イスコジャパン
伊藤翔平 8回 114球 被安打10 三振3 四死球2 失点3

菊水化学工業
澤田翔 9回 107球 被安打2 四球0 三振3 失点0

(出場選手)
イスコジャパン
4竹延(23)→H川村(26) 6村田(10) 8吉田(8) D長嶋(22)→勢田(28)→谷口(27) 3小川(5) 7山崎(1) 9林(24) 2二村(2) 5尾野(3)

菊水化学工業
7冨依(1) 6江川(6) 8田中(9) 2小塚(10) 4速水(0) 3栁沼(4)→5 5渡邊(7)→R鈴木(8)→3中村(32) D岩田(2)→H濱田(5) 9高木(3)

(試合経過)

3回裏、2死2塁から2番江川がタイムリー。菊水化学工業が先制。1-0
7回裏、1死1,3塁から8番岩田がタイムリー。2-0
8回裏、2死から4番小塚、5番速水の連続2ベースで1点。3-0
菊水化学工業が勝ってリーグ戦勝ち越し。4位タイとなりました。

総評

3週間に渡って行われた軟式の新春選抜リーグ戦の最終戦。
優勝とは関係ない試合でしたが、実は好投して勝った方がベスト9という投手対決。
序盤から投手戦となりましたが、3回に先制した菊水化学工業が主導権を握り、終盤追加点を取って逃げ切ったという試合になりました。
澤田投手は状態がよく、3回以降はノーヒットピッチング。見事な完封で大会4勝目。ベスト9を獲得しました。
終わってみれば菊水化学工業はヒット数も10本を数え、いい形でリーグ戦を終えることが出来ました。
5勝4敗と勝ち越したことは収穫。チーム防御率も上位でした。あとはどう点を取るか。今年の躍進のカギになりそうです。
イスコジャパンも中盤持ち直しましたが、結局3勝5敗1分で7位タイ。上位進出はなりませんでした。
こちらは投手陣がカギ。伊藤投手以外に出てきてほしいところです。

ピックアップ選手

イスコジャパン 伊藤 翔平 投手(大垣日大-岐阜聖徳学園大 4年目)

3回に先制点を許すも、そこからも6回まで試合を作る。7回、8回は疲れも出ていた印象です。最後まで投げ切ったのは立派でした。

イスコジャパン 吉田 悠真 外野手(敦賀気比-東海学園大 4年目)

3番センターで出場。第1打席でヒットを放つ。

菊水化学工業 澤田 翔 投手(津商-星城 4年目)

先発して2安打完封。4回に2つのエラーで1死1,2塁のピンチとなるもここを1ゴロゲッツーで抑えたのが大きかったですね。ベスト9を決める完封劇。お見事でした。

菊水化学工業 江川 雄人 内野手(津商-愛産大 5年目)

2番ショートで出場。3回に貴重な先制タイムリーを放ち、チームの貢献。好守備も目立ちました。

菊水化学工業 栁沼 良丞 内野手(誠信 6年目)

6番ファーストで出場。終盤サードへ。2安打のマルチで7回裏には追加点のきっかけとなる2ベースを放つ。

菊水化学工業 高木 瞬哉 外野手(誠信 4年目)

9番ライトで出場。3打数3安打の猛打賞で、先制点につながるヒットも放つ。

菊水化学工業 川口祥平 監督談話

(残り 794文字/全文: 2136文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ