名鉄NX運輸Polaris-トヨタ車体 観戦記(2025年新春選抜軟式野球愛知県大会)
2月12日にパロマ瑞穂野球場で行われた準決勝の第1試合、名鉄NX運輸Polaris-トヨタ車体の観戦記です。
名鉄NX運輸Polarisはパナソニックインダストリー春日井と中庸スプリングを倒してのベスト4入り。どんなチームか注目して観戦しました。
名鉄NX運輸Polaris
000000000│0 H3 E2
13000000✕│4 H5 E1
トヨタ車体
名鉄NX運輸Polaris
蟹谷(17)、竹腰(11)-阪本
トヨタ車体
濱田(11)-野村謙
投手成績
名鉄NX運輸Polaris
蟹谷純平 6回 79球 被安打5 四死球4 三振2 失点4
竹腰紘司 2回 24球 被安打0 四球0 三振2 失点0
トヨタ車体
濱田慶太 9回 102球 被安打3 四球1 三振6 失点0
(出場選手)
名鉄NX運輸Polaris
8湯本(7) 6細川(22) 2阪本(19) 4大熊(9) 5山本(10) 3吉田(3) 9伊藤(18) 7酒井(27) D大谷(8)→H日比野(12)
トヨタ車体
9筏伸之助(9) 8坂本大喜(1) 4山本(23) D森(99) 6坂本大心(6) 7木村(3) 5筏太郎(2) 2野村謙(22)
(試合経過)
1回裏、1死1塁から3番山本がタイムリー2ベース。トヨタ車体が先制。1-0
2回裏、2死1,2塁から1番筏伸之助がタイムリー。2番坂本大喜が2点タイムリー3ベース。3点追加。4-0
7回裏、ピッチャー交代、竹腰。
トヨタ車体の濱田が3安打完封。トヨタ車体が2年連続の決勝進出を決めました。
総評
トヨタ車体の先制攻撃がお見事でした。
初回に山本選手のタイムリー2ベースで先制すると、2回裏には2死から四死球で溜まったランナーを1番筏伸之助選手と2番坂本大喜選手の連続長短打で3点。これでかなり優位に立ちました。
濱田投手は以前ほどスピードは出ていなかった印象ですけど、点差もあったので、ある程度省エネのピッチング。変化球をうまく使って打たせて取っていた印象です。要所では三振も取っていましたし、さすがの投球でした。
名鉄NX運輸Polarisはヒットは散発では出たものの、序盤の4失点で攻め手が限られましたし、チャンスらしいチャンスを作れず。
蟹谷投手は3回以降はボールも走り出したので、もう1,2点、失点を抑えたかった。
竹腰投手がかなりいいボールを投げていたので、今後も戦力として期待できそうです。
雰囲気のいいチームで、スタンドに応援も来ていました。今後、注目チームになっていくかもです。
ピックアップ選手
名鉄NX運輸Polaris 竹腰 紘司 投手(飛騨高山-城西国際大 2年目)
7回からマウンドへ上がり、2イニングをエラーのランナーだけでノーヒットに抑えました。左で上背もあるので、楽しみな存在になりそうな投手です。
名鉄NX運輸Polaris 酒井 大輝 外野手(長野商-拓殖大-信越硬式野球クラブ 7年目)
8番レフトで出場。3打数2安打のマルチで8回には2ベースを放ちました。
名鉄NX運輸Polaris 蟹谷 純平 投手(常滑‐日本福祉大 4年目)
立ち上がりにつかまって2回までに4失点でしたが、3回以降はボールも走るようになり、粘って抑えていきました。
トヨタ車体 濱田 慶太 投手(享栄 4年目)
先頭バッターを許したのは9回のみで、それもエラーからですから完璧に先頭を抑えてリズムをつくりました。変化球をうまくつかってリズムよく抑えた印象です。
トヨタ車体 坂本 大喜 外野手(愛産大工 9年目)
2番センターで出場。2安打のマルチで、どちらも点に絡む活躍。2回の2点タイムリー3ベースはかなりチームを楽にしました。
トヨタ車体 山本 小鉄 内野手(享栄-中部大-永和商事ウイング-中庸スプリング 9年目)
3番セカンドで出場。初回に先制タイムリー2ベースを放ち、トヨタ車体に流れを呼び込みました。中庸スプリングから移籍したようです。
名鉄NX運輸Polaris 杉村勝利 監督談話
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