名市工芸-中部大第一 観戦記(2025年春季名古屋地区一次予選)
3月23日に中部大第一Gで行われた第1試合、名市工芸-中部大第一の観戦記です。
中部大第一は星城に敗れて敗者戦に回っています。負けられない一戦でした。
名市工芸
011000001│3 H7 E2
50020000×│7 H6 E2
中部大第一
名市工芸
福島(1)、山内(10)-丹羽
中部大第一
治京(1)、江口(10)-今井
投手成績
名市工芸
福島出雲(3年) 1回 40球 被安打1 四球6 三振0 失点5
山内琉生 7回 112球 被安打5 四球5 三振7 失点2
中部大第一
治京蒼空(3年) 2回1/3 38球 被安打3 四球1 三振1 失点2(自責点1)
江口浬斗 6回2/3 83球 被安打4 四球1 三振9 失点1
(出場選手)
名市工芸
9青山 8内田 6前田 7濱上 1福島→1山内(10) 3小川 5宮廻 4西谷 2丹羽
中部大第一
4元野 9田口 8鈴木 3木下 6服部 7酒井 2今井 1治京→1江口(10) 5渡邊
(試合経過)
1回裏、無死満塁から連続押し出し四球。1死満塁から7番今井が走者一掃の3点タイムリー2ベース。中部大第一が5点を先制。
2回表、1死2塁から6番小川がタイムリー2ベース。5-1
2回裏、ピッチャー交代、山内。
3回表、1死2塁からタイムリーエラー。ここでピッチャー交代、江口。5-2
4回裏、2死満塁から6番酒井が2点タイムリー。7-2
9回表、1死2,3塁から7番宮迫がタイムリー。7-3
中部大第一が勝ちました。
短評
負けたら終わりの一戦。名市工芸はエースの福島投手が乱調。結局初回に5者連続四球から始まって、走者一掃の3点タイムリー2ベース。試合的にはこれさえなければ、という展開になってしまいました。
ただ、2番手の山内投手が好投。カーブをうまく使って要所で三振を奪い、2回から投げて2失点。私学を相手にこれだけ投げられたのは自信になりそう。
キャッチャーに丹羽選手も2つ盗塁を刺して、山内投手を盛り立てました。
打つ方は2番手の江口投手をなかなか捉えられず。最終回にようやく連打が出ましたが、なかなかサイドハンドの力のある投手は難しいですよね。
中部大第一もエースの治京投手にもう少し投げてほしいところでしたが、ピリッとせず江口投手を早めに投入せざるを得ませんでした。この辺りが次に響かないといいですが・・・。
打線もちょっといい当たりが少なかったので、もう少し援護できるようになっていきたいですね。
ピックアップ選手
名市工芸 山内 琉生 投手(3年)
2回からマウンドへ上がって、緩急を使うピッチングで毎回ランナーを許しながらも7イニングを投げて2失点。三振も8つ奪いました。
名市工芸 小川 凜太朗 内野手(3年)
6番ファーストで出場。2べースを2本放ち、得点に絡みました。
名市工芸 宮廻 武虎 内野手(2年)
7番サードで出場。2安打のマルチで2年生ながら強い打球を打っていました。
名市工芸 丹羽 健慎 捕手(3年)
9番キャッチャーで出場。盗塁を2つ刺して肩の強さを見せました。ヒットは1本放ちましたが、やや打撃は弱い感じがします。
中部大第一 江口 浬斗 投手(3年)
3回途中からマウンドへ上がり、ピンチをしのぐとそこから9回まで投げて1失点。流れを引き戻す好投を見せました。
中部大第一 今井 大斗 捕手(3年)
7番キャッチャーで出場。初回に走者一掃の3点タイムリー2ベースを放ち流れを引き寄せました。
中部大第一 服部 滉 内野手(3年〉
5番ショートで出場。2ベース1本に2四球を選んで打撃で貢献。
中部大第一 佐藤吉哉 監督談話
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