昭和-星城 観戦記(2025年春季名古屋地区一次予選)
3月23日に中部大第一Gで行われた第2試合、昭和-星城の観戦記です。
勝てば県大会が決まる試合。どちらのチームも初めて見るので、どんな選手がいるかも注目して観戦しました。
昭和
0000000│0 H10 E1
413001×│9 H3 E2
星城
(7回コールド)
昭和
大野(1)、伊藤(13)-早川
星城
早川(10)、奥村(20)-奥田
投手成績
昭和
大野慶士郎(3年) 2回2/3 64球 被安打8 四球2 三振0 失点8(自責点6)
伊藤平成 3回1/3 41球 被安打2 四球1 三振1 失点1
星城
早川由晏 5回 52球 被安打3 四球1 三振3 失点0
奥村凌太 2回 26球 被安打0 四球0 三振5 失点0
(出場選手)
昭和
4荒深 5石原 6松原 7鈴木 3今井 9田中→H間野(11)→9 1大野→1伊藤(13) 2早川 8三宅
星城
3小西 6川本 4堀井 5浅井 7中島 8川分 2奥田 1早川(10)→H川瀬(13)→1奥村(20) 9松岡
(試合経過)
1回裏、2死1塁から4番浅井がタイムリー2ベース。5番中島がタイムリー。6番川分がランニング2ランホームラン。星城が4点を先制。4-0
2回裏、2死3塁から3番堀井がタイムリー。5-0
3回裏、1死2,3塁からスクイズがタイムリーエラーになり1点。2死1,3塁から1番小西がタイムリー。ここでピッチャー交代、伊藤。2死1,2塁から2番川本のヒットにエラーが重なり1点。8-0
6回表、ピッチャー交代、奥村。
6回裏、2死1,3塁からダブルスチールが成功。9-0
星城がコールドで勝って県大会出場を決めました。
総評
星城が初回に2死からヒットを集めて4点取ってかなり試合を楽にしました。
先発の早川投手はアンダーに近いサイドハンドが特徴で、120km/h台のまっすぐと変化球でうまく打ち取りました。6回から投げた奥村投手は130km/h中盤の球を投げて、2イニングで5奪三振。将来性がありそうな右腕でしたね。
星城は秋に県大会を逃しましたが、一冬超えて投手陣を中心に戦力を整えた印象。1番の小西選手、5番の中島選手はなかなか楽しみな選手だと感じました。
昭和は3番の松原選手が個人的注目選手でした。昨夏に2本のホームランを打っている細身のスラッガーで、この日はノーヒットだったものの、最初の打席でのファールは素晴らしい打球でものの良さは感じました。これからも注目したい選手。
昭和としては伊藤投手が粘って7回まで試合が出来たことがよかった。こういう経験を今後に生かしたいですね。
ピックアップ選手
昭和 松原 圭汰朗 内野手(3年)
3番ショートで出場。180㎝以上ある大型ショートで、一度見てみたかった選手。この日は3打席でノーヒットでしたが、最初のファールがものすごくいい打球を放ち、その片鱗は感じました。これからも注目です。
昭和 今井 拳士朗 内野手(3年)
5番ファースト出場。5回に2ベースを放ち打撃の良さを見せました。
昭和 伊藤 平成 投手(2年)
3回途中からマウンドへ上がり、3回1/3を1失点。テンポよく投げて星城打線を抑えました。
星城 奥村 凌太 投手(3年)
6回からマウンドへ上がり2イニングをパーフェクト。5奪三振。130km/h中盤ですが、球質がいいタイプで将来楽しみな投手。
星城 中島 寛仁 外野手(3年)
5番レフトで出場。スイングが速く、2安打のマルチ。2ベースは強い打球でした。体格もあるし楽しみな選手。
星城 小西 陽太 内野手(3年)
1番ファーストで出場。2安打のマルチ。犠打もあり相手からはいやらしく感じる選手。
星城 早川 由晏 投手(3年)
右のアンダーに近いサイドハンド。5イニングを3安打無失点。特徴があるので、初見でとらえにくいタイプですね。
星城 宮地正 監督談話
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