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名古屋-中京大中京 観戦記(2025年春季名古屋地区決勝トーナメント)

3月29日に春日井球場で行われた第2試合、名古屋-中京大中京の観戦記です。
名古屋は現チームを見たことがないので、どんなチームか注目して観戦しました。

名古屋
00000│0 H3 E0
5041×│10 H14 E0
中京大中京
(5回コールド)

名古屋
幸脇(10)、羽田野(11)-辰ノ

中京大中京
石本(8)、安藤(20)、大須賀(11)-岡部

投手成績

名古屋
幸脇怜治(3年) 3回2/3 67球 被安打14 四球1 三振1 失点10

羽田野翔大(2年) 1/3 4球 被安打0 四球0 三振0 失点0

中京大中京
石本侃大 3回 43球 被安打1 四球0 三振3 失点0

安藤歩叶(2年) 1回 10球 被安打1 四球0 三振0 失点0

大須賀琉季 1回 17球 被安打1 四球0 三振1 失点0

(出場選手)

名古屋
5中村 6柴田 2辰ノ 4與儀 8幅 9青木 3白井→H稲田(16) 1幸脇(10)→1羽田野(11) 7座馬

中京大中京
8三宅(9)→9 1石本(8)→8 2岡部 7荻田 5村上 3牧村→1大須賀(11) 9澤野(15)→1安藤(20)→H杉原(13)→3 6萩坂 4加藤

(試合経過)

1回裏、無死1塁から2番石本がタイムリー2ベース。3番岡部がタイムリー。1死1,3塁から5番村上が犠牲フライ。1死1塁から6番牧村がタイムリー2ベース。1死1,3塁から8番萩坂のセーフティスクイズが成功。中京大中京が5点を先制。5-0
3回裏、無死1塁から6番牧村が2ランホームラン。2死3塁から1番三宅がタイムリー3ベース。2番石本がタイムリー。9-0
4回表、ピッチャー交代、安藤。
4回裏、2死1,2塁から8番萩坂がタイムリー。ここでピッチャー交代、羽田野。10-0
5回表、ピッチャー交代、大須賀。
中京大中京が5回コールドで大勝。

総評

中京大中京が初回から名古屋を圧倒。打球が秋に比べるとかなり強くなっているように感じました。

秋の東海大会ではなかなかいい打球が出ずに敗れた中京大中京。そこから冬にしっかりと振り込んで強化してきたのは見て感じました。

牧村選手の2ランホームランは圧巻でした。

センバツの大会を見ていても上位チームというのは打撃が強い。そこに勝つためにと目線はあくまで高く置いていた高橋監督。

このあと私学4強でベスト4を戦いますが、地力を見せてほしいですね。

投手陣は2年生の投手が3人登板。大須賀投手は138km/hをマークしていました。やはり投手陣の層も厚いですね。

名古屋は高蔵寺と試合をしてから中1日ということもあってかエースの鈴木伊織投手(3年)は登板せず。幸脇投手が10点取られるまで投げましたが・・・。

いいプレーもありましたし、先頭が出てチャンスを作る場面もありました。こういう経験を県大会に生かしてほしいですね。

試合後はタイブレークの練習を両チームで行っていました。タイブレークも経験が大事かなと改めて感じました。

ピックアップ選手

名古屋 白井 奏多 内野手(3年)

7番ファーストで出場。3回に先頭バッターでチーム初ヒットを放つ。

名古屋 辰ノ 碧海 捕手(3年)

3番キャッチャーで出場。第2打席でヒットを放つ。

名古屋 中村 駿作 内野手(2年)

1番サードで出場。ヒットはなかったものの雰囲気のあるバッターで守備の安定感もありました。

中京大中京 石本 侃大 外野手・投手(2年)

先発して3回を1安打無失点。131km/hをマーク。打つ方でも2安打がいずれもタイムリーでセンスを感じる選手です。

中京大中京 牧村 典明 内野手(3年)

初回にタイムリー2ベース。3回には打った瞬間の2ランホームラン。やはり長打力は素晴らしいものがあります。

中京大中京 大須賀 琉季 投手(2年)

5回にマウンドへ上がり、MAX138km/hと勢いのある球を投げていました。2年生なので今後が楽しみです。

中京大中京 三宅 聡音 外野手(3年)

1番センターで出場。2安打1四球と全打席出塁し、3回にはフェンス直撃のタイムリー3ベースを放つ。

中京大中京 高橋源一郎 監督談話

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