半田-東浦 観戦記(2025年春季知多地区トーナメント5位決定戦)
3月31日に阿久比球場で行われた第1試合、半田-東浦の観戦記です。
勝てば県大会。負けたら予選敗退。一番大変な5位決定戦でした。
半田
0000000│0 H8 E2
132021×│9 H10 E2
東浦
(7回コールド)
半田
山田(10)、久村(11)-小林、金沢
東浦
間瀬(11)-足立
投手成績
半田
山田康太郎(3年) 3回 52球 被安打7 四球1 三振1 失点6(自責点2)
久村海地(2年) 3回 42球 被安打3 四死球2 三振2 失点2
東浦
間瀬裕喜 7回 121球 被安打8 四球3 三振5 失点0
(出場選手)
半田
6平山 5蒲原 9坂井 8久野 3佐藤 7香山 4山本 2小林→1久村(11) 1山田(10)→H山本伊(15)→R山本朗(17)→2金沢(12)
東浦
5荒川→6 6三浦→5東(15) 9杉浦(1) 4加藤 2足立 3軽部 7池田(17) 1間瀬(11) 8小塚
(試合経過)
1回裏、1死1,3塁から4番加藤のゲッツー崩れの間に1点。東浦が先制。1-0
2回裏、2死満塁から2点タイムリーエラーで2点。3番杉浦がタイムリー。4-0
3回裏、1死2,3塁から8番間瀬がサード強襲のタイムリー内野安打。9番小塚のセーフティスクイズが成功。6-0
5回裏、無死2,3塁から7番池田がタイムリー。1死2,3塁から9番小塚のスクイズが成功。8-0
6回裏、1死3塁から4番加藤がタイムリー。9-0
東浦がコールドで勝って県大会を決めました。
総評
7回コールド決着となりましたが、半田も8安打を放ち、得点圏に進める攻撃は5度。いわゆるあと1本が出ない、という典型的な試合になりました。
ただ、東浦が3回までに6点取って大量リード。余裕が出ていたのも影響したと思います。
半田は毎年強いチームを作ってくる印象で、進学校ながらいい選手がいるケースが多いのですが、今年は目立つ選手が少なく、全体的にいい打球が少なかった。もう一段、夏までに力強さが出てきてほしいですね。
投手はエースが投げなかったので・・・。3連戦の影響もあったかもですね。
東浦は序盤に相手のミスに付け込んで、打線がつながったのが大きかった。チャンスで1本がこちらは出ましたし。
力強い、いい打球が多かったのも事実。かなり練習を積んだと監督はおっしゃっていましたが、大一番でそれが出たのは自信になりそう。
間瀬投手は変則のサイドに近いアンダーハンドという投手。ランナーを出しながらも要所でフライを打たせたりして抑えていきました。
杉浦投手は日福大付戦で好投したそうで、これでタイプの違う投手がいる形なので、県大会でも力を発揮しそう。
がけっぷちを乗り越えた強さを県大会でも発揮してほしいですね。
ピックアップ選手
半田 佐藤 万将 内野手(3年)
5番ファーストで出場。2安打1四球と活躍。盗塁も1つ決めていました。
半田 山本 哲平 内野手(3年)
7番セカンドで出場。2安打のマルチ。
東浦 間瀬 裕喜 投手(3年)
先発して7回を無失点。ランナーは初回を除いて毎回だったのですが、ピンチでも落ち着いた投球を見せていました。やや変則のアンダーハンドです。
東浦 杉浦 空斗 投手・外野手(3年)
3番ライトで出場。2安打のマルチで2回にはタイムリーを放つ。足もあり能力の高い選手。ピッチャーとしても前日日福大付戦で3失点に抑える好投を見せました。
東浦 足立 暁 捕手(2年)
5番キャッチャーで出場。2安打のマルチ。しっかりとコンタクトできていました。肩もまずまず。
東浦 八倉波平 監督談話
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