ブレックス 遠藤祐亮「あの試合がシュートタイミングを掴むきっかけになった」インタビュー
(撮影:山田壮司)
今シーズン、攻守での活躍が光った遠藤祐亮。シーズン終了後には、ベストディフェンダー賞とベストファイブという素晴らしい賞を受賞し、躍進のシーズンとなった。そんな遠藤にとって、ターニングポイントとなった試合はいつだったのか。セミファイナルの千葉戦を中心に、2018-19シーズンをあらためて振り返ってもらった。
今シーズンのCSは楽しめた
―自身がチームの中心になって迎えたCS(チャンピオンシップ)は、ここ2シーズンぐらいかと思います。それ以前と比べて、CSに臨む気持ちに変化はありましたか。
昨シーズンから、ちょっと変わりました。試合の緊張感というか、CSに挑む気持ちは3シーズン前とは違いますね。
B.LEAGUE 1年目は、試合に出られるようになってきた時期で、とりあえず頑張ろうという気持ちはあったんですけど、チームが勝つために何をしようということまでは考えていなかったです。でも2017-18シーズンは任されることが増したので、チームを引っ張ることを考えるようになりましたし、「ここで負けたら終わりだ」というような気持ちは昨シーズンよりも強くなっています。
ただ、2017-18シーズンはそれを考えすぎてしまい、緊張して思うようなプレーができませんでした。でも今シーズンのCSは楽しめたし、自分のやりたいこともできたなっていう感覚はありました。
―CSに入る前は、緊張感や不安よりワクワク感の方が強かったのですか。
クォーターファイナルはホームでできるっていうこともあって、千葉にも勝ってファイナルに行くことを想像してワクワクしました。
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