安齋竜三HC「“ブレックスらしいバスケット”という言葉に、全てが込められていた」インタビュー
2020-21シーズンのファイナルは、2勝1敗で準優勝となったブレックス。優勝にはあと一歩届かなかったものの、数々のBREX MENTALITYを観せてくれました。激闘のファイナルを終えてわずか数日後、安齋竜三ヘッドコーチ(HC)にファイナル、そしてシーズンを終えての感想を聞きました。(文・藤井洋子/写真・山田壮司)
責任感を感じて戦っていた
―今シーズンは、コロナ禍という難しい状況の中で多くの制約がありました。シーズンを振り返っていかがでしたか。
入場者数が半分になった時点で収入が半分になるわけですから、それは厳しい状況ですよね。その分、会場に来られない人もたくさんいて、メディアを通して試合を観てくれていたと思います。そういう人たちが、会場に来れる状況になった時に、来たいと思えるチームになっていないといけません。
逆に、こうした状況の中で来てくれている人たちに対しては、せっかくお金を払って観に来ているのに「なんだよ」とは思わせたくないですし、「お金を払った価値はあるよな」と思ってもらいたい。単に、好きなバスケをやってお金をもらって生活しているという状況だったら、誰も応援してくれなくなると思うので、そういう部分の責任感を感じてレギュラーシーズン(RS)は戦っていました。
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