バスケットボール・クラッチ

「まるでファイナルのような熱戦!CSクォーターファイナル」~“おのかな”のブレックス観戦レポート 5/10、11、13千葉ジェッツ戦@日環アリーナ栃木メインアリーナ

リーグ最高勝率、チームとしても過去最高勝率の519敗で臨んだブレックスの2023-24シーズンは、このクォーターファイナルで終わりました。悔しかったけれど、選手たちは最後の最後まであきらめずに戦っていたし、私たちファンも声の限りに応援しました。そんな、選手とファンの激闘をレポートしたいと思います。(文・写真/ブレックスファン・おのかな)

 

AWARD SHOWノミネート

5/15に、Bリーグからレギュラーシーズンベスト5ノミネートの10選手が発表され、ブレックスからはD.J・ニュービル選手、比江島慎選手がノミネートされました。結果は5/31に発表されるそうです。

また、比江島選手はベスト3ポイントシュート成功率賞も獲得。あと、間違っていなければ、「バスケットLIVEOn Fire賞も比江島選手だったんじゃないかな? とにかく今シーズンの比江島選手はすごかった! 2017-18シーズン、比江島選手がMVPを受賞したときのスピーチはすごく感動したのだけれど、あのときに「誰もが納得してくれるような選手になって、またAWARD SHOWに帰ってきたい」と語っていました。今シーズンの活躍は、それに値するのでは? と思っています。

 

B2越谷がB1に昇格!

ブレックスの話ではないのですが、でもやっぱり触れたいお話なので。

B2プレーオフのセミファイナルが行われ、越谷がB1昇格を決めました。越谷といえば、2021-22シーズンまでブレックスの指揮を執った安齋竜三ヘッドコーチ(HC)のチームです。来シーズンブレックスとの対戦がとっても楽しみです。

また、滋賀もファイナル進出により1年でB1復帰を決め、この2チームでB2ファイナルを争うことが決まりました。

 

日環アリーナがチャンピオンシップ仕様に!

さて、いよいよクォーターファイナルの話題を。

5月10日(金)、日環アリーナに到着して最初に目についたのがこれ。

チャンピオンシップ(CS)特別仕様のフォトスポットが2カ所増えていました。

 

いつものブレッキーバルーンは、キッチンカ―の間に。(月曜は雨天のため2F入場口に)

この日は、グッズの先行販売があったので、そのまま奥へと向かいました。

地区優勝のシャーレが展示されていました。

 

さらに、選手への応援メッセージも。

 

先行販売のグッズショップの並びがエグかった!

金曜日に発売開始となったグッズの中にほしかったものがいくつかあったので、先行販売で購入しようかと14時すぎに日環アリーナへ。ほしいと思ったグッズにHoops Peepsもあったので、早めに行っておこうと思ったのですが…。

Hoops Peepsグッズは、以前もショップの並びがすごかったと聞いていたし、オンライン販売は3分で完売したというし…。とはいえ、先行販売オープンと同時に入ればいいだろうと思ったのですが…なめてました()

着いたら長蛇の列で、会計を終えるまでにかかった時間は1時間。もうこれは大人気テーマパーク。うん、そもそも日環アリーナも大人気テーマパークみたいなものだ! と自分に言い聞かせました()。

このイラストを描かれたMQさんは、仙台などともコラボをしている方です。たまたまYouTubeで見た動画の中で、ブレックスのイラストは選手を徹底的に調べてファン目線で描いたと話されていました。村岸航選手が両手でマイクを持っていたり、四家魁人選手が犬を抱っこしていたり。ちゃんと見てくれたからこそ描けるイラストの数々だと知って、がぜんほしくなったのです。

 

ギブアウェイ(来場者プレゼント)は壮観!

金曜日の試合は、ギブアウェイとしてベースボールシャツがプレゼントされることが発表されていましたが、前日のブレックスの公式YouTubeには、スタッフやボランティアのみなさんが一つひとつ丁寧に座席にセットする動画が上がっていました。アリーナの中に入ったら、絶対にこれをカメラに収めたい! と、撮った写真がこれです。

 

真っ黄色! すごい!!

 

CSホーム開催恒例! 3シーズンぶりの演出もすごかった

Bリーグ初年度。初めてのCSで、天井から降ってきた幕に映し出された映像の迫力にポカーンと口を開けて見ていました。

2018-19シーズン。必死で探した振り落としの幕がセンターハングビジョンの中から出てきて「やられたー!」ってなりました。

2020-21シーズン。コロナ禍で、それでもやるのかしら…? と思ったら、電光パネルがコートを整然と動き回り、また新しい演出の形を見せてもらいました。

そして迎えた今シーズン。試合前に天井をチェックして、「あ、あそこに怪しいものがあるぞ」なんて話していたのですが…暗転して、天井を見ていたら、隣の席のお友だちが「なんか出てきた! ほらほら、そこそこ!」って…。光るフラッグを持った人たちが出てきて…。これもすごいけど、「あれ? これだけ? あの怪しいものはなんだったんだ…?」と思った瞬間に幕がバーン!と降りてきました。

畳みかけるような演出に「おーすげー」しか言っていなかった気がします()。

 

ちなみに、月曜日のブレッキーは演出にならって(手作り感満載の)翼を生やして現れました()。

 

 

(残り 3717文字/全文: 6060文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

会員の方は、ログインしてください。

1 2
« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ