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千葉ジェッツ記者会見(パトリックHC、富樫、ロー)全文と西村コメント要旨。BリーグファイナルズGAME1

 

5月27日に行なわれた千葉ジェッツと琉球ゴールデンキングスによるBリーグファイナルズのGAME1。

試合の詳細はこちら。

ここでは記者会見の全文と、取材エリアでの西村のコメントの一部を紹介する。

<記者会見登壇者:パトリックHC、富樫、ロー>

パトリック
「とてもエキサイティングなダブルオーバータイムの試合だったんですけど、ちょっと、0 − 17のラン(*連続得点)が第1クオーターにあって。そのあとで、結構力を使って追いかけて。そのあとで、向こうもビックショットを入れていたし、うちもビックショットを入れていたんですけど、最後、合計で見ると、向こうのオフェンスリバウンド、ダーラムの1対1のところで、やられたと思いますので。ギャビン(*エドワーズ)選手が11分しか出ていなくて、本当にファールだったかどうかはわからないけど、一応、ファールを吹かれて。11分で5ファールと言うのは、うちにとって、難しいところがあったので。広島との試合も、第1戦で負けて、そのあとで(自分たちの)本物(*本来の姿)が出ていましたので、また頑張りたいと思います」

富樫
「かなりタフな、フィジカルなGAME1でしたけど、落としてしまったことにかなりの悔しさはありますけど、先に2勝したほうが……。コーチも言いましたけど、広島戦(*CS準々決勝)の経験もありますし。ここでギブアップするようなチームではないので。もう一回、今シーズンやってきたことを信じて、もう一回チーム1つになった。明日戦えたらなと思います」

ロー
「とてもフィジカルで最高の試合になったと思うんですけど、しっかりとここで切り替えて、明日からのアジャストメントと。ディフェンスにおいては、オフェンス、リバウンドを取られないような調整だったり、シュートが思うようなシュートではなかったと思うので、そこをしっかりと調整して、明日に向けて頑張っていきたいと思います」

――3Pは今シーズンに得意としてきたのに、それを抑えられた理由は?

パトリック
「多分、少し緊張はあったんじゃないかなと思ったんですけど。第1クオーターの0 − 17のランのあとは両チーム、同じようにディフェンスに集中していて。ミスマッチを探していたんですけど、ボールピックからのシュートは入らなくて、うちのオフェンスリバウンドの強さであるギャビン選手も出ていなくて、ちょっと小さいラインナップで追いかけて同点に追いついたんですけど、遠慮なく打つのがうちのチームのカラーなので。明日もそれをやって、もう少しアクティブにいつも通りに打って、リバウンドのバトルに勝たないと、試合には勝てないと思います」

富樫
「相手チームが3Pをかなり警戒してきている中で、簡単には打たせてくれなかったと言うのもあったと思うし。その中でも、オープンなシュートで決めきれないといけない姑が、僕を含めてありましたし。でも、何もかもがうまくいくわけではないと思っているので。しっかりと修正して、明日の試合に臨めればなと思います」

――富樫・ムーニー・原選手が44分ほど試合に出ましたが、今後の試合にどのような影響が?

パトリック
「それは計画していなかったですけど、ゲームメイクの部分で、(富樫)勇樹が休んでいただきにあまりうまくいってなくて。向こうのランになってしまったので。ディフェンスのところでは、原がいないといけないということがあったんですけど。もう少し、理想的にタイムシェアをしたいんですけど、勝つためには、少し休んでいても、ベストな選手はオンがコートにいるし……」

――ムーニーのパフォーマンスについては?
パトリック
「ムーン(*ムーニーのニックネーム)はいつも120%というか、練習でも試合でも、プロフェッショナルにやっています。オフザボールのカッティングとか……今日は結構カッティングでパスをもらったり、オフェンス、リバウンド、ディフェンスバウンド。26点、21リバウンドと言うのは素晴らしいですけど、1つ心配なのは、最後のレイアップで、ダーラムがインテンショナルファールだと思いますけど、それがあっても、やり続けて、最後までやっていると思っていました」

――「このチームは簡単にギブアップするチームではない」と語っていたことの根拠とましたし、試合後に取材に応じたときには、もう気持ちを切り替得られていた理由は?

富樫
「2勝した方が優勝と、そういうルールで……。この初戦が大事なことだというのは理解していますけど、それでも終わったわけでは全くなくて。それでもやはり、この状態でもまだ自信がある。それぐらいの事は今シーズンやってきたと言う気持ちがあるので。このチームを本当に信じていますし、やれると、ここからカンバックして、2連勝できると思っているので。

(気持ちの切り替えについては)20時間後ぐらいですか、明日、試合があるので。それに向けて、チーム全員としてちょっと今日は……なかなか元気がないというわけではないけど、なかなかリズムに乗れずに、今日終わってしまった選手も、何人かはいる中で、明日の試合なので。そういう選手も含めて、ベンチのメンバーもほんとに必要になってくるので、全員で戦えればなと思います」

――今回のファイナルは少し余裕もある感じがあるが?

富樫
「1回優勝したと言うことで、少し気持ちの余裕もありますし。1つ負けたと言う状態でも、このチームに対してすごく自信を持てているのは、それにつながっているかなと思いますし。まぁでも、やるべきことをやるしかないかなと言うふうに思います」

――小川選手をこの舞台でこれだけ長く使った理由は?

「(小川)麻斗選手に関しては、今日はディフェンスのプレッシャーのところで、大事なターンオーバーをさせて、フルコートピックアップ(*フルコートでプレッシャーをかけるディフェンス)もあって、ファーストブレイクで積極的にレイアップも狙っていたけど。今日は多分シュートは入ってなかったけど、アグレッシブにやって、ルーキーにとってはすごく良いプレイをしたと思います」

――明日の試合で、さらにオフェンスリバウンドを取るためには?

ロー
「出だしのフィジカリーティですね。1クオーターの出だしでやられた部分が結果になったと思いますし。今日、全部話したことなどを修正してゲーム雨ゲームなので、また明日集中していきたいと思います」

――松脇選手にかなり確率良く3Pを決められたことについては?

パトリック
「多分、入っていた3本のうちの2本はフライ・バイ(*ジャンプしてブロックしようとして、通り過ぎてしまうこと)していた。相手がフェイクして、うちがフライ・バイして、それが入っていたので。試合前にその点について話していたんだけど、やはり、フェイクに対して、それは誰に対しても、松脇に対しても、ソリッドにディフェンスをやったら3本は入っていないと思います」

――第4クオーターで、同点の3Pについては?

ロー
「まず決めたいと言う気持ちと、多くのうちの1つのシュートだと思います。やはり勝ち切りたかったので、そういう気持ちで、明日はしっかり切り替えてやっていきたいと思います」

 

 

以下は、取材エリアでの西村のやり取り要旨。

――試合の感想は?

「出だしから琉球さんの方が、流れ良かったので。広島戦(のGAAME1)と似たような感じでした。でも、我慢強く、戦って、オーバータイムに持っていけたので、明日はスタートからまた、自分たちの流れで……」

――第1クォーターで17点のランがありましたが、そこに至るのは何があったの?

「いや、うちがどうこうと言うよりも琉球さんが良かったので。あとはリバウンドかなと。そこにつきますね」

――第1クォーターで3本しかスリーポイント受けてないと言うのは、それだけ琉球のディフェンスが来ていたと言うこと?

「まぁそうですね。琉球さんもディフェンスが良かったですね」

――その状況から第2クォーターで相手のファールトラブルを誘えた理由は?

「やはり、我慢強く戦うことによって、少しずつ、オフェンスのリズムを取り戻したのがよかったのかなと言う感じですかね、向こうがどうのと言うよりは」

――ハーフタイムはどんな感じで?

「むしろ、あんな悪い流れで、5点差まで持っていったので、後半にもう一回気持ちを切り替えてやろう、と言う感じでした」

――明日にむけてどこを修正したい?

「リバウンドとルーズボール。後は、向こうのプレーに対してのうちの守り方が良くなかったのでそこをもう少し話しておかないと」

 

 

*記者会見の様子はBリーグのYouTubeチャンネルからもすべて視聴できます。

 

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