ブレックスの進化を見逃すな。だって、最年少の選手まで…~衝撃の川崎戦2連勝を考えるその2~<コラム>
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「優れた集団には、困難なときに口を開ける者がいる」
これはバスケの指導者をはじめ、多くの組織のリーダーが語る、優れた組織の特長だ。かつてボストン・セルティックスをNBAで優勝に導いた名将ドック・リバースも同様の言葉を残している。
延長戦にまでもつれ込んだ川崎ブレイブサンダースとのGAME1。最後の勝負をわけたのが、この部分だった。
川崎は、第4Qの終盤以降、チームの中心である藤井祐眞とニック・ファジーカスからのオフェンスばかりになってしまったことを、試合後にコーチも選手も認めていた。バスケの世界では、勝負所となる「クラッチタイム」ではエースがボールを持って勝負をすることの多いスポーツだから、これは必ずしも間違った戦略ではない。ただ、この試合の流れの中では、それははまらなかった。
一方、ブレックスは対照的な戦い方を選択した。
試合後に佐々HCが残した以下のコメントからもよくわかる。
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