首都圏を起点に、日本のバスケのトップリーグと日本代表を主な報道対象とするWEBマガジンをはじめる理由は2つあります。
<「Bをカタール」の方針について>
1つ目が、バスケの「観戦力」をあげるため。よく勘違いされることではありますが、「観戦力」を上げるために必要なのは、高度な戦術を理解することだけではありません。クラブや選手の想いやストーリーがわかれば、今以上にバスケを楽しめることは漫画「SLAM DUNK」の人気などからも明らかです。
しかし、現在のBリーグの報道はスピードを重視したものが大半です。スピードを重視する結果として、バスケの情報の『深さ』や『面白さ』が駆け落ちがちです。このサイトでは、『深さ』や『面白さ』にフォーカスして、魅力をじっくり伝えていきます。
2つ目が、現在の日本代表選手だけに偏重している報道を変えるためです。昨夏のw杯は日本におけるバスケへの注目度が史上最高になったのは間違いありません。ただ、それゆえに大手のメディアの報道は、日本代表選手だけに集中してしまう傾向があります。
このページでも、もちろん、日本代表選手の考えや想いについて、しっかり報じていきます。ただ、それだけではありません。彼らを支えている選手やコーチたち、これから日本を代表する選手や指導者たちに、あるいはBリーグという華々しい舞台を作り上げている裏方の人たちにもしっかりスポットライトが当たるような報道をしていきたいと考えております。
一部のマニアや経験者だけではなく、バスケッとボールというスポーツの魅力を多くの人に気づいてもらうことが目的です。ご質問、ご意見はいつでもtwitterアカウント @yusukeMimuraまでどうぞ!
<掲載記事の種類について>
(無料)主にBリーグ試合を中心とした試合記事…こちらは選手のコメントBリーグの試合速報などです(*Bリーグ規約に準ずる無料記事)。
(有料)コラム記事…日本のバスケ取材を7年積み上げてきた取材をもとにした、各チームや選手について考察をしていく記事です。
(有料)インタビュー記事…独自インタビューを通して、みなさんにお伝えする記事です。ただ、大半のインタビュー記事は複数回にわかれるため、その場合、一部は無料で公開します。
(有料)日本代表記事…みなさんからの注目が集まっている日本代表の記事ですが、これは途中まで無料で読めるような形にします(*天皇杯やESALの記事もこの形になる予定です)。
<蛇足ながら……>
このサービスのタイトルに「かたーる」とあるのは、2019年と2027年の「カタール」に関係しています。
2019年2月、日本は21年ぶりにW杯出場権を獲得しました(これが44年ぶりのオリンピック出場にもつながりました)。そんな日本バスケ史の転換点となる偉業を成し遂げた試合は「カタール」で行なわれました。また、2023年の沖縄で行なわれるW杯を区切りとして日本のバスケットボールの盛り上がりがおさまることなく、2027年の「カタール」で開催されるW杯へ向かって熱が高まっていくようにという願いも、タイトルにはこめられています。
このサービスのロゴは、「夜明けをつげる太陽」をイメージしてあります。なぜ太陽を模しているというと、2019年2月のカタールで篠山竜青キャプテンが、「日本の夜明けが来た」と語ったから。日本代表がAkatsuki Japan(*アカツキ=暁というのは「夜明け」をむかえるタイミングを指します)と呼ばれていることと、新しい時代の幕開けという意味をかけて、あの言葉は語られました。また、東京在住の僕が取材して発信するのは首都圏のバスケットボールチームが多いため、太陽の光線をイメージして関東の都県を配置してもらいました。
■過去1週間の記事一覧