あこがれの専門誌の門を叩く。役に立ったのは地理の授業だった。MY HISTORY4
MY HISTORY4
バスケットボールに関わるようになったルーツ4
なんのためにもならない記事かもしれない。自分の歴史を見られるのはとても恥ずかしい。でも、いつなんどき不測の事態が起きるかわからない。これまでの過去を書いておこうと思いたった。
今回は記者とはまだ言えない時代の話。高校時代バスケットボール専門誌としては後発になったが他のメディアと一線を画していた内容に夢中になった。しかし、発売日に走って本屋に行ったが発売日に買えたためしがない(笑)他の人に買われちゃったかなと思ったがどうもそうではなさそうだった。あこがれの編集部でのアルバイトの道を開いてくれたAさんがいなけれぱ、今の私はいない。
2人目の恩人
当時月刊バスケットボール編集部にいたAさんだった。新興のバスケットボール専門誌ではあったが、他の専門誌と一味違うと感じ、毎月発売日に本屋に行き、なめるように読み漁った。今でこそ、NBAの情報でさえリアルタイムに知ることができるが、インターネットの普及、スマホでパソコン同様の知識を得ることができる昨今。当時1年後にようやくわかる程度。専門書籍を眺めていて、たまたま手に取ったのが「高校バスケットボール強化と実践」(日本文化出版) は私のバイブルとなった。
全国大会に出るチームはどんな練習をしているのか、監督はどんなことを考えているのか。私のニーズにピタリとマッチしていた。しかも、そこには予想外の記事もたくさんあった。
例えば、明星学園は遠征に行っても昼寝の時間を作る、だとー。
中央大附属の野口正勝先生と大将こと能代工(現・能代科学技術)加藤廣志先生の対談は何回も何回も読み込んだ。のちにお二方とも何回もお話をうかがう機会があったが、こんな私にも優しく、恐縮するくらい丁寧に接してくださってあげくに「いつもありがとうね」とおっしゃる。
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