「プレースタイルとはその選手の身体の使い方と思う」西武・源田壮亮が盟友今宮健太を語る高校時代。
夏の甲子園が8月7日に開幕した。どんなプロ野球選手も、高校野球を経験してきている。甲子園を経験した選手もいればそうでもない選手もいるが、果たして、彼らにとって高校野球とはどんな時間だったのか。練習後の選手に、高校時代のこと、恩師のことなどを尋ねた。第1回は源田壮亮選手。守備職人がどういう高校生活を送ったのか、現役の高校球児の必読の内容だ。
大分県の大分商出身の源田壮亮選手。実は、同校のOBはプロで活躍する選手も多い。広島の森下暢仁や川瀬晃(ソフトバンク)など隠れたプロ高輩出率を誇る。源田選手は高校時代「(ライバルたちを意識できる)レベルではなかった」と振り返るが、実は源田選手の高校生当時には逸材がいた。そんな選手たちをみてどんな高校生活を送ってきたのだろうか。
ーー高校時代の話を聞きたいんですけど、同い年に甲斐拓也(ソフトバンク)がいて、1個上には今宮健太(ソフトバンク)がいた。当時の大分県はすごい時代だったんだなと思うんですけど、実際彼らはどの程度意識していましたか。
源田 僕はそのレベルに行ってなかったんで、今宮さんなんかはもう、レベルが違う、スターみたいな。だから、プレーを見に行ってましたね。拓也は県内では有名でしたし、めちゃめちゃ打つ選手でした。キャッチャーとしてというよりバッティングがすごい選手でした。僕はそれをすげえなって見る側でした、
ーーそれは近づいてきたというか、大学、社会人に行くについれて彼らとの距離感はずっと意識の中にあったんですか。
(残り 1645文字/全文: 2278文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ